インテリアが欲しいけれど、置物やポスターなど実用性のないアイテムを買うのに抵抗があるという人はいるはず。部屋をシンプルに、ミニマルにしたいという人は特にそうだろう。
だからこそ、部屋の中をちょっとユニークにするにはランプが最適だと思う。部屋を明るくするだけでなく、個性のあるアイテムだったら空間をちょっと楽しくしてくれるからだ。
そんなランプのなかでも特にユニークなものを発見。ウクライナのデザイナーであるAndrey Privalov氏がデザインしたLIGHT BALLだ。
Privalov氏は日常にあるものを、ちょっと違った視点から見てみたいとふと思ったことから、このランプを考案した。
Privalov氏にとって、スポーツは生活の一環にあるもの。そんなスポーツを日常に違和感なく取り入れるには、スポーツそのものをモチーフにしたアイテムを作ればいい。
そんな考えから、どんな空間にもすっと馴染むバスケットボールに見立てたランプが誕生した。
通常のバスケで使用される赤と、ちょっとシックな雰囲気を演出する黒の2種類のランプがデザインされた。
LEDランプがちょうどネットをくぐっているのにも意味があるのだそう。バスケで最大の喜びを感じる瞬間はシュートを決めた時だから、その喜びを象徴する意味でこのようなデザインになったとのことだ。
スポーツのワクワク感や達成感を身近で感じられる、というのも粋なアイディアである。
上の図のようにアートとともに飾ると、よりバスケの雰囲気を部屋で演出できて面白い。ランプだけでも空間を華やかにするが、アイディア次第でお部屋を更にユニークに演出できそうなアイテムである。
LIGHT BALLは残念ながら製品化は未定とのこと。それでも、この斬新なデザインにワクワクしたという人も多いはず。いつか製品化して欲しいアイテムである。
スポーツ、特にバスケが好きな人にとって家に置きたくなる、今までになかったデザインのランプである。
LIGHT BALL [Andrey Privalov]