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丁寧な暮らしに馴染めなくてもいいじゃない。今年もよろしくお願いします
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丁寧な暮らしに馴染めなくてもいいじゃない。今年もよろしくお願いします

2019-01-01 06:00
    こんにちは、ROOMIE編集長の野田です。(写真左から2番目)

    ROOMIEを読んでくれている皆さん、どうも明けましておめでとうございます!

    昨年は閲覧数が1年で7倍近くになったり、編集部員の数も2倍になったり、ぼくらにとってはホント激動の年でした。

    そんな中、実は12月からROOMIEのコンセプトが変化しています。

    「こだわりのある暮らし」から「クラフトな遊び心地」に

    それが、この変化です。メディアの標語としてなら、「こだわりのある暮らし」から「クラフトな遊び心地」になりました。

    なぜ変わったのかというと、つまるところ、いわゆる「丁寧な暮らし」的な世界観にどこか馴染めなかったからです。

    ウチでもソトでも遊んでいたい

    定義は人それぞれだと思いますが、僕の中での「丁寧な暮らし」は、完成された世界観があるものだと思っています。

    例えば、部屋に遊びに行ったら、どこか居住まいを正さなくちゃいけないような……。

    そのいいところは、馴染めて心地いい人が多数派であることなんですけど、馴染めない少数派ははぐれた感覚を味わい続ける。

    で、はぐれてしまったぼく(ら)が欲しいのって、もっと遊びのある感覚だったんですよね。

    Comfortableよりも、Playableな暮らしを

    例えば、「ねぇ、一緒に楽しく酒を飲もうよ」って誘ったりとか、

    アウトドアグッズを部屋に持ち込んで、バランス崩して遊んだりとか、

    スケボー好きの先輩から半ば押し付けられたスニーカーを鉢植えにしてみたりとか。

    「なんだよそのスタイル、めっちゃカッコいいじゃん」っていう感覚を常に楽しんでいたい。

    そしてそれって、Comfortableよりも、Playableな暮らしってことで。

    つまるところ、美意識は人によって全然違っていいはずなんですよね。

    スタイルを磨き、バッドハビットを削る

    よく、「あの人はスタイルがあるね」なんて言いますけど、スタイルって自分にとって必要なモノ、もっといえば欲望を極めて変態的なまでに突き詰めることで生まれると思うんですよ。

    その中で、「自分の中ではこれが楽しいから、こうあるべき」っていうイズムが発生していく。それはやっぱり、みんな違ってよくて。

    だけど、自分が楽しくないものも見過ごしてしまうのは、悪習(バッドハビット)だと思うワケです。

    だから僕たちROOMIEは、取材を通じてブランドのイズムや、いろんな部屋から磨かれたスタイルを探って伝えたいし、モノのレビューを通じて、ワクワクするアイテムを見つけてもらいたい。

    それは人によっては植物園みたいな部屋なのかもしれないし、座るだけで高まるチェアなのかもしれないし、着るだけで嬉しくなるセーターなのかもしれない。

    はたまた、冬のキャンプで飲むホットワインや、洒落っ気を削がない収納ボックスなのかもしれない。

    なんにせよ、「あ〜…! これがあったら最高じゃん!」 思わず、そう口に出したくなるようにワクワクするものだと思うんです。

    そうして、「そうそう、これが自分にとってのカッコよさだよ!」とスタイルを磨くきっかけになったり、同時に「確かにこれはあんま好きじゃなかったな……」とバッドハビットを削ってもらえたりしたら、望外の喜びで。

    そして、ぼくたちROOMIEは、そういう空間やモノを、遊ぶように一緒に選び取っていきたいんです。そのための友人でありたいんです。

    どんどんインターネットという場所がマジメでストイックで、一面的な場所になっている気がする昨今。

    ぼく(ら)がオンラインマガジンでわざわざやってるのは、フラットでカオスで、世界のどこかに自分がサイコーだと思うものを見つける喜びを味わいたいからに他なりません。

    Comfortableよりも、Playableな暮らし。楽しんでくれると嬉しいです。

    てなワケで、今年もどうぞよろしくお願いします!

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2019/01/481570/
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