Text and Photographed by oh!ga
ギズモード・ジャパンより転載:
手軽に部屋の収納を増やすのに定番化してきた突っ張り収納。 壁を傷つけずに使えるのは便利です。ただ、使ってみると必要な2×4材(※)の存在感が結構気になります。
ホームセンターではポピュラーな素材ですが、厚みが38mmと約4cmくらいあるんですね。広い場所で使う分にはあまり気にならないのですが、ちょっと狭いところで使ったり、あまり厚みを出したくない場合には圧迫感が嫌だなと。そんななか、圧迫感が少なく、どこでも使える収納みつけましたよ。
※2×4材とは2インチの厚さと4インチの幅のことを指す木材規格の名称です。ちなみに、未乾燥・製材前の寸法のため、ホームセンターなどで販売している乾燥・製材済の製材は一般的に厚み38mm×幅89mmサイズになります。(セキスイハイム)
たった三本のピンで浮かす収納が作れる
「STAND BAR」は2×4材より薄い1×4材(厚さ19mm×幅89mm)を使って壁に棚を作れるキットです。
1×4材は厚みが19mmと2×4材の半分なため、壁に取り付けても出っ張りが少なくスッキリとした印象になります。
突っ張るか壁にネジで打ち込むものが大半ですが、STAND BARは石膏ボードに使えます。秘密はネジではなく、極細のかつ長めの釘を複数打ち込むことで強度を出しつつ、石膏ボードなどのもろい壁面でも使用可能にしてるんですね。ピン跡は画びょう程度なので、賃貸の家でも安心して使用できます。
ちなみに耐荷重は4つ使う場合で50kg。6つ使う場合で70kgもあるので、かなりしっかりした棚をつくれちゃいます。
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ホームセンターで木を切るだけの簡単準備
今回は、支柱部分の1×4材(幅90cm)を3本。 棚板は30cmを2枚。棚板を支える支柱パーツを用意して、クローゼットの中に棚を作っていきます。 90cmや30cmで作ると、ホームセンターの部材を2等分、3等分にするだけで材料が揃うので準備が楽ですよ。 付け方は下記の通り、たったの3ステップ。
1. STAND BARパーツを木材に取り付ける
2. パーツを取り付けた状態で木材の位置を決める
3. 位置決めした壁にピンでパーツを取り付ける
いちばん時間がかかるのは2の位置決めですね。バランスの良い配置を探しましょう。
支柱の角度が大事
棚を作る場合、支柱が曲がっていると棚板も曲がってしまうため、支柱がまっすぐ取り付けられているかが大事。100均のものでもよいので、水平器があるとこういったDIYの際に調整が楽になるのでおすすめですよ。
LEDテープを仕込むのもアリ
突っ張り収納は天井まで長い木材が必要ですが、STAND BARは必要な長さで使えるので圧迫感がすくなめに収納を追加できます。
あからさまな支柱といった存在感も抑えられるので、今回は棚をつくりましたが、TVを浮かせるのには最適かもしれません。また、パーツ分だけ5mmほど支柱の木材と壁に隙間があくので、LEDテープでライトを仕込んで演出してみました。
1×4材ですっきりと見えるDIY棚。初心者にも安心なSTAND BARをぜひ活用してDIYライフを楽しんでみて。
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