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こちらのピアノに似た楽器、まったくもって新しい電子楽器で、SEABOARDといいます。
パッと見は電子ピアノのような…。
でも、よーく見ると、白鍵がなく、鍵盤は全て黒くなっていて、つながった柔らかい波のようなデザインになっています。どんな音が出るのでしょうか。
気づかれたでしょうか。音と音の中間音が出ていること、また、ビブラートなど、一度鍵盤から出た音が変化していること。これは、従来のピアノではあり得ないことなのです。
一番始めに習う楽器、という印象も強いピアノですが、実は弦楽器などと違い、鍵盤を押すだけで、トーンとはっきりした音が出てしまうので、音に表情つけるのがとても難しい楽器でもあります。
イギリスのテクノロジーをデザインする会社ROLIは、SEA(Sensory, Elastic and Adaptive)というインターフェースを組み込むことで、鍵盤上での指の動き、圧力を敏感にキャッチし、それに呼応した表現豊かな音を生み出すことに成功しました。簡単に言うとプレーヤーの指の動きのままにピッチ、音量、音色を調整することが可能になったということ。
とはいえ、楽器の操作自体は従来のピアノよりも複雑で、ちょっとした指のこわばりなどにも反応してしまうことを考えると、玄人向けの楽器ですね。
それにしても、絵になるデザインだなぁ…。
88キーウェーブの”Limited First Edition“に加え、”Stage” “Studio“と3サイズあり、ウェブサイト内のSTOREからオーダー可能です。
Seaboard GRAND[ROLI]
RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2013/10/112205/