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椅子には3本ないし4本の脚がなきゃ、と思っていたら、なんと2本脚!
絵本にでも出て来そうな「Lambent Chair」は、実は後ろのライトのケーブルにカモフラージュされた「3本目の脚」によって支えられた、まるでイリュージョンのような椅子。
しかも座るとライトが手前に下がってきてくれるという優れもの。3本目の脚の内部にスプリングの仕掛けがあり、体重を掛けるとライトが手前側に折れてくる仕組みなんですね。
底面を押し込むとぐしゃぐしゃと崩れ落ちる、中に紐を通した木で作られた動物の玩具って見たことありませんか?
この椅子の制作者であるオーストラリアのデザイナーGlen Lewis-Steeleさんは、子供の頃に遊んだそんな木製玩具からインスピレーションを得て設計したそうです。
LEDを使ったライトは、紐のように見えるスタンドの手元にスイッチが。
ニュージーランドのブナ材やテフロン素材などを使ったユニークな近代家具の発想が、子供の頃の玩具から来ているなんて。デザインは何が起点となるか分かりませんね。幼少時代の思い出も大切にしようっと。
[COROFLOT]
Lambent Chair By Glen Lewis Steele [gBlog]
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