もっとクリエイティブに、もっとサステイナブルに!
そんな意識をもった人々が集まる街、米国オレゴン州ポートランド。これまでルーミーにも繰り返し登場していますので、読者のみなさんにはもうおなじみの街かもしれません。
ポートランドには多くの公園があり、緑にあふれている(筆者撮影)
つまり、それだけ話題が多い街ということなんです。
たとえばフード、たとえばアート、たとえばクラフトビール。そして、コーヒーロースター(焙煎家)であるわたしにとっては、サードウェーブを牽引して、多くのマイクロロースターがあふれる街として注目せずにはいられない街です。
昨年わたしはこの街を訪れ、その穏やかだけれどクリエイティブな雰囲気に魅了されてしまいました。
街のいたるところにコーヒーショップがあり、コーヒーの香りに包まれている(筆者撮影)
この夏、そんなポートランドに行ってその魅力を体感しようという企画が開催されます。その名も「CREATIVE CAMP in ポートランド」!
昨年のキャンプの様子
このサマーキャンプは昨年に引き続き開催されるもので、2週間ポートランドに滞在し(1週間のみの参加も可能)、様々なプログラムを通してそのクリエイティブな精神を学び取ろうというものです。
現地のアート系大学であるPacific Northwest College of Art(PNCA)と提携し、実際に自分の手を動かしたものづくりを経験することもできます。その他にも、昨年は米国を代表するクリエイティブ企業であるNIKEを訪問したりと、刺激たっぷりのキャンプです。
昨年のキャンプの様子
そして、このキャンプの最大の特徴は、参加者全員でプログラムを一緒に作り上げていくこと。
下の4つのLabから自分の興味があるものを選び、参加者が自分たちでそのテーマについて追究していきます。
1) City Adventure & Discovery Lab ー ポートランド探検/発見のアドベンチャー
2) Creative city Lab ー 創造的な都市の要因を探る
3) Work Lab ー 一体どうやって働いているのだろう
4) Food Lab ー ポートランドを食べ尽くそう
ちなみに、わたしが興味をひかれるのは「3) Work Lab ー 一体どうやって働いているのだろう」。自身でポートランドを旅して感じたのは、スモールタウンであるポートランドで、人々がスモールビジネスを自分たちに気持ちのいいサイズで、自分たちに気持ちのいいペースで運営していること。
フードカートで提供される料理の質も高い(筆者撮影)
自分の手で何かを生み出して生きていく。野菜でもいい、料理でもいい、家具でもいい、もちろんコーヒーでもいい。そんなクリエイティブで気持ちのいい暮らしを心と体で感じることが、かならず日本に帰ってからの生き方のヒントになります。
かくいうわたしは、大山崎という京都府でいちばん小さな町で「コーヒー豆をひとりひとりのお客さんのために焙煎して販売する」というスモールビジネスをはじめました。
決して効率的では無いし、大きな儲けがえられるわけではないけれど、地元の人々との交流やコーヒーを追究する楽しさなどに包まれて、ポートランドで感じた『気持ちのいい暮らし』を実践しています。
昨年のキャンプの様子
CREATIVE CAMP in ポートランドでは、現在参加者を募集中です。まずは説明会に参加してみてください。詳細と申込みはこちらから。
[CREATIVE CAMP in ポートランド]
<定員>
64名
<日程>
1週目 8月4日(月)-8月8日(金)
2週目 8月11日(月)-8月15日(金)
※1週間のみでも参加可能
<募集第一次締切>
6月20日(金)
<授業料>
1週間コース 120,000円
2週間コース 200,000円
※交通費および滞在費は別途掛かります
<詳細・申込み>
https://freedom-univ.com/lecture/camp_in_portland.html