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アメリカのクラフトマンシップよ再び…。
『SHINOLA(シャイノラ)』はデトロイトのダウンタウンに工場を構える時計ブランドです。
“Made in USA”を掲げてスイスの“RONDA”社と提携しながら、既存のムーブメントをベースにして外装や組み立てを職人さんが行っています。
20世紀初頭まではアメリカの時計産業は高い技術力を誇り世界を席巻していました。下の写真は著者所蔵の20世紀前半のアメリカ産の懐中時計です。流麗な装飾と高い精度を誇ります(今でもゼンマイを巻けば動きます)。
『シャイノラ』はかつて自動車を中心とした製造業で栄えたデトロイトにそんなモノ作りの精神を再度吹き込もうとしています。
時計用の革ベルトもアメリカメイド。丈夫でしなやかな“Horween(ホーウィン)”社の革を使っています。フロリダ州で染色からハンドステッチングまで行っているそうです。
腕時計の価格は400~950ドル。安くはない価格ですが手の届かない範囲でもありません。価格以上のプライシングタグをつけるブランド品ではなく、自信のある品質に正当な価格をつけようとするブランドの意思が見受けられますね。
『シャイノラ』が展開するモノ作りは時計だけではありません。伝統的なキャンバス素材などを用いたアメリカメイドのカバンや手帳、小物も充実しています。
自転車まで展開。ウィスコンシン州でビルディングされているそうです。
現在オンライン販売はカナダまで。アメリカでは直営店はデトロイトの他に3店舗あるそうです(写真はニューヨークのトライベッカ店)。
アメリカ旅行の際は是非立ち寄ってみて下さいね!
[SHINOLA]
RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2014/08/196021/