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住んでいる人たちが交通渋滞で悩まされているのは、どの国も同じなのかもしれません。
国際カーフリーデーの9月22日、ラトビアのリガで、サイクリストたちが一風変わったデモンストレーションを行い、注目を集めています。
スーツ姿の彼らは、自転車に大きなフレームのようなものを結びつけ、右車線を走りぬけています。フレームは見るからに邪魔で、走りにくそうですし、車道のスペースも取り過ぎています。
後ろで詰まっている車のドライバーは、きっとこう思ったのではないでしょうか?
「なんだって彼らはこんなに幅をとって走っているんだ? 道の端を普通に走ってくれたら、もっとスムーズに道が流れるだろうに。」
そう、実はこれ、車の幅のフレームなんです。
サイクリストたちは、もし自分たちも車のドライバーだったら、道路のスペースをどれほど占めてしまうかを、目に見える形で示しているのです。
同時に、今回のデモンストレーションは、次のようなメッセージも含んでいます。
「多くの人が自転車に乗り換えれば、もっと容易に交通渋滞は避けられるのでは?」
説教くさいところがなく、見ていて「なるほど!」と思わされてしまう興味深い試みですね。
今回は自転車が広く一般に浸透している、ヨーロッパの国のケースでした。私たちが考えるとしたら、どんな面白いことができるでしょうか?
Let’s bike it! [Vk.com]
Latvian bicyclists’ brilliant demonstration of how bikes reduce traffic jams [Vox]
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