このアイテムの後に登場するスーツケースは、もうそれでは不十分になってしまうかも。
さて、クラウドファンディングサイトのIndiegogoに登場したスーツケース、”Bluesmart“が世界中のトラベラーの熱い視線を集めています。
つい先日、公開されたばかりのBluesmartは、プロジェクト公開1日で目標額を達成し、現在ではゴールの10倍以上の資金を調達するなど熱烈な歓迎を受けているよう。
特徴を順に見ていきましょう。
■鍵の開け閉めをスマートフォンでコントロールできる安心のセキュリティ。
一番のセールスポイントはこれですね。鍵をスマホから管理するだけでなく、持ち主がBluesmartから離れたら自動的にロック。誰かが鍵を開けようとした場合に、通知することもできます。
もちろん、TSAロックの認定を取得見込み。アメリカ方面で、せっかくのスマートロックを壊されてしまう心配もありません。
■スマホなど手持ちのデバイスが充電可能
スマホの電池を6回満たしてくれるバッテリーも内蔵。同時に2口充電できます。ロックしたのはいいけど、肝心のスマホが電池切れ、といった悲惨な状況も回避できますね。
旅先では、メール添付のEチケットを確認しようと思ったり、貴重な一枚を写真に収めようと思うと、たいてい電池切れを起こしている、というのは“あるある”ですが、そんなガッカリともサヨナラ。
■機内持ち込みを前提とした設計になっている
旅行の目的や到着後の動きによっては、スーツケースでも機内に持ち込みたいことがありますね。Bluesmartはサイズが54センチ×35センチ×22センチなので、多くの航空会社が採用する持ち込み条件をクリアしています。
また、ノートパソコンなど手荷物検査で外に出す電子機器のための、専用ポケットがあるのも嬉しいところ。
■重量超過の心配がいらない
デジタル・スケールが内蔵されており、ハンドルをぐっと上に持ち上げれば、スマホに重さが表示されます。機内持ち込みの際に超過料金を取られる心配がいりません。
海外での反応を見ていると、「つい、うっかり」が通用しなくなる、という指摘もあるようです。
日本やアメリカ、あるいはLCCの多くは重量に厳しいですが、それでも世界の多くの空港では、多少のオーバーは「え!超えてますか?」「次から気をつけてくださいね」というやりとりで済んだりします。
そんな良き時代は終わりなのか、ということでしょうか。
■どこかに忘れたり、失くしてしまっても大丈夫
近接センサーを採用しているため、何者かが持ち去ろうすればアラートで持ち主に知らせてくれます。また、どこに置いておいたか分からなくなった時には、最後に記録された場所のリマインダ―を受け取ることも。
さらにロケーション・トレッキング機能で、スーツケースの現在地を追いかけることができます。荷物だけ電車やバスでどこかに行ってしまった、というシーンで使えそう。海外で盗難に遭ってしまった場合は、自分で追いかけるのは危険なこともあるで、注意しましょう。
スパイ映画のプロットにも役立ちそうです。
いかがでしょうか。なかなか魅力的なスーツケースですね。
現在、Indiegogoで295ドル(約32,000円/送料40ドル)から入手できます。市販予定価格は450ドルなので割安かもしれません。
興味のある方はぜひ、こちらをチェックしてみてください。
Bluesmart: World’s First Smart, Connected Carry-On [Indiegogo]