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きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第40回(1,849字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 84ヶ月前
何の話においてもそうだが、何が重要かと議論する中で、最後に行き着くのは「バランス」である。バランスを取ることが、何よりも重要となる。例えば、運動と休息――身体にとってどちらがいいのかという議論においては、どちらかが優位となる結論が出ることはついになく、結局は「バランスを見極める」という結論に辿り着...
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きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第39回(1,700字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 84ヶ月前
この世は短期的な利益と長期的な利益が相反する。そして長期的な利益を得るためには、短期的にはむしろ不利益を被る必要がある。具体的にいうと、苦しみを得る必要がある。痛みを感じる必要がある。利益は、その先にしかない。ただしこのとき、苦しみや痛みが強すぎても駄目だ。人間は、ストレスが強すぎると身体を壊し...
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きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第38回(1,743字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 84ヶ月前
この世の真理の一つが、「短期的な利益と長期的な利益は相反する」ということだ。例えば、ケーキを食べると美味しい。しかしそれは短期的な利益で、長期的には太ってしまい、体調も悪くなる。その逆に、勉強は短期的には苦しい。しかし長期的には能力がつくので、益するところが大きい。これもやっぱり、短期的な利益と...
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きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第37回(1,574字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 85ヶ月前
あらためていうことではないかもしれないが、人間の体というのはよくできている。例えば、子供の心臓は小さく、非力だ。そのため、全身に血を回すのに、少し力が足りない。おかげで、子供はじっとしていると足の先がジンジンと痺れてくる。長時間正座をしているような状況となるのだ。要は血が回らなくなるのである。 じ...
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きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第36回(1,827字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 85ヶ月前
人間と水とは、切っても切れない関係にある。特に日本人だったら、ほとんどの人が毎日お風呂に入るのではないだろうか。また世界中の人々も、お風呂には入らずとも、毎日水を飲むはずだ。そういうふうに、水は人と非常に縁が深い一方、身近な凶器でもある。なぜなら、人は水の中では息ができないため、潜ったままだとも...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第35回(1,568字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 85ヶ月前
「勉強」というのは、目の前の小さな困難を乗り越えることによって、その後に大きな利益を得る、という構造になっている。そのため、必ず「苦労」が障壁として立ち上がる。勉強ができるようになるためには、この障壁を乗り越える必要があるのだ。障壁を乗り越えるには、その先に待っている利益を「予感」しなければなら...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第34回(1,613字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 85ヶ月前
「身体を損傷の危険にさらす遊び」の二つ目は、「高いところに登る」ということである。地球には、重力がある。人は誰でも、生まれながらにして重力のくびきに縛られる。そのため、それが一定のストレスになっており、必然的に、そこから解放されたいという願望を誰でも抱いている。そのため、多くの人間は高いところが...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第33回(1,635字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 86ヶ月前
「遊び」というのは危険である。なぜなら人を夢中にさせ、熱中させるので、心のリミッターを外させるからだ。例えば鬼ごっこをしていると、人はつい夢中になる。熱中してしまう。そうして、心のリミッターが外れて、つい普段以上の力を出すこととなる。では、なぜ人は追いかけっこに夢中になるのか? なぜ心のリミッタ...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第32回(1,937字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 86ヶ月前
遊びの本質とは、人を一生涯縛る「理性という名の心の枷」から解放される喜びの中にこそある。その意味で、遊びは人間の理性と不可分の関係だ。理性という名の枷があるからこそ、初めて遊びが成立する。ところで、人間の理性は何のために心を縛っているのか?その答えは、単純にして分かりやすい。それは、心身を危険か...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第31回(1,925字)
コメ4 ハックルベリーに会いに行く 86ヶ月前
勉強ができるようになるためには、将来に対して予感を抱けるようになる必要がある。将来に対して予感を抱ければ、そこに良くも悪くも「変化の可能性」を見出すことができるので、勉強をすることのモチベーションが高まるからだ。では、将来に対する予感はどうすれば抱けるか?それは、遊びや虚構に親しむことである。遊...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第30回(1,833字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 86ヶ月前
勉強ができるためには、将来に対する「予感」を抱けなければならない。それは、前向きな予感も後ろ向きな予感でもいいが、肝心なのは、「現状に対する不安」を抱くことだ。現状に不安を抱ければ、人は勉強をするモチベーションが抱ける。そして勉強するモチベーションを抱ければ、勉強ができるようになるのは至って簡単...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第29回(1,928字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 87ヶ月前
勉強ができるようになるためには、「勉強をした先にいいことが待っている」と予感しなければならない。それが予感できれば、人は勉強に伴う苦労や困難を厭わなくなり、自然と勉強するようになる。だから、勉強の鍵の一つは「予感」が握っているのだ。ところで、人はなぜ「予感」するのか?どのようなメカニズムで「予感...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第28回(1,967字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 87ヶ月前
人が予感を抱くのは、主に二つの方法によってである。一つは「経験」による。「パブロフの犬」は、特定の音を聞かされた後に餌を与えられるよう、習慣づけられた。そうすると、やがてその特定の音を聞いただけで、無条件に唾液が出てくるようになる。それは、餌が出てくることを「予感」してのことなのだが、その予感は...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第27回(1,637字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 87ヶ月前
ヘウレーカの快感を味わうためには、まず「分からない」を通過しなければならない。料理を美味しくする最大のこつはおなかを減らすことだというが、ヘウレーカもこれと同じで、まず「分からない」という煩悶がなければ、快感にはなりえないのである。しかしながら、人はその苦痛になかなか耐えられない。「分からない」...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第26回(1,686字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 87ヶ月前
自己肯定感のある人は、自分の中にある深い欲求に耳を傾けることができる。そのため、上っ面の困難を乗り越えていくことができる。しかし自己肯定感が低いと、深い欲求に従えず、浅い欲求を満たそうとする。浅い欲求の代表格が、スマホゲームやパチンコなどが発するキラキラとしたイルミネーションを見ることだ。それに...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第25回(1,680字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 88ヶ月前
人は、母親を否定することができれば哲学力が戻ってきて、勉強力を比較的簡単に身につけられる。逆に言うと、母親を肯定している人はなかなか哲学力が身につかない。翻って、勉強ができない。だから、我が子に勉強力をつけさせたいと思ったら、母親は子供に自分を否定させてあげる必要がある。しかし、これがなかなか難...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第24回(1,964字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 88ヶ月前
勉強力とは、すなわち哲学力だ。なんにでも好奇心を持ち、「なぜ?」と問いを発する(発し続ける)哲学力こそが、勉強力の源泉である。しかしながら、ほとんど全ての母親は、すべからくこの哲学力を阻害しようとする。子供の阻害力を削ってくる。そうしてほとんどの子供が哲学力を失い、同時に勉強もできなくなる。だか...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第23回(1,851字)
コメ2 ハックルベリーに会いに行く 88ヶ月前
子供の頃は、誰でも純粋な好奇心を持っている。何にでも興味を持ち、母親によく質問をする。しかしながら、多くの母親はその質問にやがてうんざりしてくるので、最後には答えなくなる。そればかりではなく、むしろ苛立つようになり、ときには怒ったりさえする。そういう母親と接するうちに、子供はとうとう「質問をして...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第22回(1,671字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 88ヶ月前
子供には純粋な「好奇心」がある。幼い頃は「なぜ? なぜ?」と母親に質問を連発する。しかし、長じるに従ってそうした質問は影を潜める。好奇心そのものもどんどん減っていき、やがて発露されなくなる。なぜか?それは静かに、しかし深く傷ついているからだ。そして傷つくたびに好奇心が鈍磨し、発露されなくなるので...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第21回(1,669字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 89ヶ月前
勉強をするには、まず言語力が大切だ。そして、その次に大切なのが哲学力だ。「哲学力」とは何かというと、「疑問に持つ力」のことである。自ら、ある事象の中に問いを見出せる能力のことだ。勉強を捗らせる上で、最も重要なのは「やる気」である。やる気がなければ、勉強はできない。逆にやる気さえあれば、勉強など簡...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第20回(1,708字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 89ヶ月前
勉強ができるということは、生きていく上でさまざまな有利がある。というより、今は勉強ができないと生きにくい世の中になってしまった。少し前までは、むしろ勉強はほどほどな方が生きやすい世の中だったのに、これは大きな変化だ。なぜそうなったかといえば、より個人の能力が問われるようになったからだ。また、なぜ...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第19回(1,508字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 89ヶ月前
小説『百年の孤独』はこのような書き出しで始まる。「長い歳月がすぎて銃殺隊の前に立つはめになったとき、おそらくアウレリャーノ・ブエンディーア大佐は、父親に連れられて初めて氷を見にいった、遠い昔のあの午後を思い出したにちがいない」この一文の中に、ぼくが一見して興味を引かれた語句が二つある。一つは「銃...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第18回(1,709字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 89ヶ月前
小説『百年の孤独』はこのような書き出しで始まる。「長い歳月が過ぎて銃殺隊の前に立つはめになった時、恐らくアウレリャーノ・ブエンディア大佐は、父親に連れられて初めて氷という物を見に行った、遠い日の午後の事を思い出したに違いない」この文章を見て、みなさんはどのような感想を抱くだろうか?ぼくが抱く感想...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第17回(1,600字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 90ヶ月前
勉強ができるできない、あるいは頭が良い悪いは、ほとんど「言語力」に依拠している。「言語力」は、「語学力」とは違う。語学力というと、多言語を使いこなすという意味だが、言語力は、言葉そのものを使いこなす能力のことである。たとえ母国語でも、それを使うのが上手い人と下手な人とがいる。そして母国語を上手く...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第16回(1,603字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 90ヶ月前
「翻訳言語」とは何か?日本語というのは、その多くが翻訳言語でできている。日本語の伝統的な言い回しのように思えるものでも、意外と翻訳言語だったりする。翻訳言語の象徴的な存在として有名なのは、「事ほどさように」である。もともと英語に「so that's why」という言い回しがあって、それを日本語に訳したのがこの...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第15回(1,915字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 90ヶ月前
日本語というのは、世界のさまざまな言語の中でもきわめて特殊なポジションにある。それは「変化が激しい」ということだ。英語では、400年前に書かれたシェークスピアの戯曲を原語で読める。スペインでも、400年前に書かれた『ドン・キホーテ』を原語で読める。しかし日本で400年前というと江戸時代で、大坂夏の陣が行わ...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第14回(1,990字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 90ヶ月前
「ハチのムサシは死んだのさ」はユニークな詩である。タイトルに直接的に「死」という文字が書かれており、見る者の目を引きつける。また書き出しがタイトルと同じだから、歌でいうとサビがイントロに来ているようなもので、そのくり返しが一種の強調となり、なおさら印象深くなっている。この「ハチのムサシは死んだの...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第13回(1,622字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 91ヶ月前
『ハチのムサシは死んだのさ』という歌がある。ぼくはこれを子供の頃に聞いて、いやに耳に残った。歌詞も覚えた。その絶妙なリズム感と語呂とが、なんともいえず気持ち良かったからだ。今でも覚えているのは、母親がこの歌をよく口ずさんでいたことだ。そういうふうに、人に口ずさませたくなるような、なんともいえない...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第12回(1,937字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 91ヶ月前
この「元二の安西に使ひするを送る」という詩は、身体に入れて音を耳で楽しむのもいいのだが、書いてみてそのビジュアルを目で楽しむのもいい。渭城の朝雨軽塵を浥し客舎青々柳色新たなり君に勧む更に尽くせ一杯の酒西の方陽関を出づれば故人無からんこうして書いてみると、見ているだけで美しい。何が美しいかといえば...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第11回(1,652字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 91ヶ月前
ぼくは昔から勉強ができる人、あるいは頭がいい人に興味があった。理由は単純で、ぼくも勉強ができる人、頭がいい人になりたいと思ったからだ。それで、彼らの話を聞いたり行動を観察したりすると、自分も勉強ができたり頭が良くなったりするのではないかと考えていた。そうした中で、一つ気づいたことがあった。それは...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第10回(1,794字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 91ヶ月前
ここから「身体に叩き込む言葉」を具体的に見ていく。ここでは大きく三つの言葉を推薦する。ただ、身体に叩き込む言葉は必ずしもこの三つでなくていい。名文であればどの言葉でも効果がある。それでも、ここから推薦する三つの言葉は、ぼく自身の人生に大きな影響を与えた。ぼくはこの三つの言葉を身体に叩き込むことに...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第9回(1,807字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 91ヶ月前
ここまで延々と「言葉を身体に叩き込むことの重要性」について述べてきた。それは、言葉がいかに勉強をするために必要か、分かってもらうためだ。また、それを身体に叩き込むことによっていかに勉強ができるようになるか、を知ってもらうためでもある。ところで、言葉を身体に「入れる」というのと、言葉を身体に「叩き...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第8回(1,584字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 92ヶ月前
ある特定の言葉を身体に叩き込むことを「洗脳」だと疑う人がいる。しかしながら、それは実は「洗脳」とは正反対のことである。「洗脳」というのは、いうなれば脳の「バグ」を利用した教育方法だ。一旦思考能力をなくさせ、その上で特定の考えを信じ込ませる。そうなると、以降は信じた考えを追認させれば、強い快感を覚...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第7回(1,867字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 92ヶ月前
言語能力を身につけるためには、言葉を「身体に入れ」なければならない。そのとき、重要になるのは「つまらないの壁」を乗り越えることである。なぜかというと、どんなものにも習得の過程で「つまらないの壁」が存在し、そこにつまずいてしまうと、言葉の習得が覚束なくなるからだ。これが他の分野であれば、習得が覚束...