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<アーカイブ動画>田園回帰の時代をたしかなものに―里山資本主義を生きる若者たち(中山間地域フォーラム)
コメ0 THE JOURNAL 129ヶ月前
4月6日に放送した「田園回帰の時代をたしかなものに―里山資本主義を生きる若者たち」( 主催:中山間地域フォーラム)をアーカイブにアップしました。《アーカイブ放送》http://www.nicovideo.jp/watch/1397512596 「就職氷河期」が流行語となった20年前の1994年以降、都市から農山村に向かった若者の一群がいました。...
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【クリスマス生中継18:00〜!】高野孟×甲斐良治×若者たちの「里山資本主義」(第二弾・ゆるゆる読書会)
コメ0 THE JOURNAL 133ヶ月前
2013年はどんな一年でしたか?年末の予定は決まりましたか。 さて、 THE JOURNALでは今年最後の生放送として、前回の『脱グローバル論』(10月25日放送)に続き、おじさんジャーナリストと若者たちが一冊の本をテーマにこれからのライフスタイルや農山漁村での暮らし、仕事論などについて語らいます。今回の課題図書は、...
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【アーカイブ放送中】高野孟×甲斐良治×若者たちの「脱グローバル論」〜おじさんと若者で、ゆるゆると日本の未来を話し合
コメ0 THE JOURNAL 134ヶ月前
『日本辺境論』の著者・内田樹氏が世代を超えて企画した勉強会をまとめた『脱グローバル論』 をテキストに、おじさんジャーナリストたちと若者で2時間ほどお話をしてみました。(※一部生放送の部分をカットしてます)【出演(年齢)】高野孟(69/ジャーナリスト)甲斐良治(58/農文協編集次長)山崎笙吾(22/明治大...
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8月13日20:00スタート!「大は小を兼ねない!?小が大を兼ねる!」甲斐良治(農村ジャーナリスト)
コメ0 THE JOURNAL 137ヶ月前
今から4年半ほど前の2008年9月15日、米国投資銀行のリーマン・ブラザーズが破綻し、世界的な金融危機(世界同時不況)へと波及しました。ガソリンの価格は上昇、穀物価格も数倍に膨れ上がり、家計にも大きな影響が出ました。その解決の筋道がまったく見えない08年末、ジャーナリストの甲斐良治(かい・りょうじ)氏から...
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本当にあった小説「神去なあなあ日常」のある暮らし──国には見えない密かで大きな「自伐林業」の動き
コメ0 THE JOURNAL 140ヶ月前
「神去村の住人は、「なあなあ」「なあなあ」って言いながら、山と川と水に包まれて毎日を過ごしている」横浜育ちの主人公・平野勇気が、山に囲まれた100人ほどの集落で1年間、山仕事を手伝いながら過ごす。小説『神去(かむさり)なあなあ日常』(著・三浦しをん)の集落の住人の大半は60歳以上、生活用品を売っている...
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【無料公開】甲斐良治:「小は大を兼ねる」――日本的転換で危機を希望に転じる
コメ0 THE JOURNAL 140ヶ月前
今から4年半ほど前の2008年9月15日、米国投資銀行のリーマン・ブラザーズが破綻し、世界的な金融危機(世界同時不況)へと波及しました。ガソリンの価格は上昇、穀物価格も数倍に膨れ上がり、家計にも大きな影響が出ました。その解決の筋道がまったく見えない08年末、ジャーナリストの甲斐良治(かい・りょうじ)氏から...
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甲斐良治:食料自給・地産地消を輸出する――世界に広がる農産物直売所
コメ0 THE JOURNAL 186ヶ月前
「高野論説」――「日本の“モノづくり”精神の大元はどこか?」激しく同意しながら拝読。とりわけ「稲作と漁撈を中心とする日本型は、耕地の42%が中山間地にあって、そこでの里山的な森と田畑との循環的な生活技術とそれを担う家族労働 集約的な小規模農家こそが主体と位置づけられるべきである」とのご指摘は、昨今安直な...
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甲斐良治:100万都市にクマがいるのは日本だけ/鴨川朝市
コメ0 THE JOURNAL 216ヶ月前
夕方、広島県廿日市市のNPO法人日本ツキノワグマ研究所の米田一彦さんが突然やってきた。長野県上田市での講演に行く途中だとのこと。米田さんは、1948年青森県生まれ。秋田県庁で鳥獣保護行政を担当していたが、85年にクマの生態調査に個人の立場で参加したことで、役所仕事と両立が不可能になり、86年退職...
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甲斐良治:宮崎県知事に「あったまにきた!」
コメ0 THE JOURNAL 219ヶ月前
「官製談合」疑惑で大揺れの宮崎県庁。だが本日の宮崎日日新聞によれば、昨日、県青少年タウンミーティング(内閣府、青少年育成国民会議など主催)が開催され、「県内の高校生約100人が安藤知事らを囲んで、宮崎の将来について語るパネルディスカッションがあり、農畜産業の展望などについて新鮮で熱い議論が交わさ...
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甲斐良治:誰が学校を建てたのか その2
コメ0 THE JOURNAL 219ヶ月前
「京都では明治政府の学制発布より3年も前に、64校もの小学校が町衆によって建てられていた!」――そのことを知ったのは9月15日、思想史家・関曠野氏を中心とするメーリングリスト「時代塾」での関氏の投稿によってだった。『よみがえる廃校』(「増刊現代農業」11月号)の締め切りは目前だったが、農村だけでな...
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甲斐良治:よみがえる廃校
コメ0 THE JOURNAL 220ヶ月前
私の編集する「増刊現代農業」の最新号は『よみがえる廃校 「母校」の思い出とともに』です。下記は長文ですが、「月刊現代農業」12月号掲載の「主張」(「社説」のようなもの)に加筆したものです。学校もまた、「『くに』より先に『むら』がある」でした。現在の小山小学校(竹島真理さん撮影)共通する「地つき...
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甲斐良治:「くに」より先に「むら」がある
コメ0 THE JOURNAL 223ヶ月前
私が編集している「増刊現代農業」は一号一テーマの特集主義で、次号は「山・川・海の『遊び仕事』」(7月13日書店発売)。これまでこのコーナーでも紹介してきた地蜂獲りやイセエビ生け簀漁、郡山の「奇跡のむら」の堰上げのほか、山菜採り、川漁、鴨猟など、さまざまな「採る」「獲る」「遊び仕事」のオンパレー...
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甲斐良治:「奇跡のむら」にインドネシア人がやってきた
コメ0 THE JOURNAL 223ヶ月前
あの「安達太良山麓の奇跡のむら」の「堰上げ=イワナ獲り」の日からほぼ1カ月がすぎたころ、むらに6人のインドネシア人がやってきた。訪れたのは、インドネシア中部、スラウェシ島のマレナ集落、トンプ集落のリーダーをはじめ、弁護士やNGO職員、大学教授。招いたのは「自然資源管理(いりあい)と住民自治(よ...
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甲斐良治:「遊び仕事」の「ビジネスモデル」(その2)
コメ0 THE JOURNAL 224ヶ月前
6月3日夜、「地方に帰りたいけど帰れない若者」のための「ビジネスモデル」づくりにチャレンジしたいと考えている伊藤洋志くんが農文協に訪ねてきた。昨年4月に入ったばかりの出版社を辞めた理由を聞くと、またオモシロイ答えがかえってきた。修士論文作成のために借りた旅の資金を返し終えた以外に、ふたつの「所...
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甲斐良治:遊び仕事」の「ビジネスモデル」
コメ0 THE JOURNAL 224ヶ月前
元来私はひねくれているのか、世間が「希望がない」という農山村やそこに暮らす女性や高齢者、フリーターやニートと呼ばれる若者たちに「希望」を見いだすことのほうがよっぽど多い。今日もまた、その若者たちのひとりである伊藤洋志くんから手紙が来た。昨年、京都大学の修士課程を修了し、出版社に勤めたが、すでに...
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甲斐良治安達太良山麓に奇跡のむらを見た!(その2)
コメ0 THE JOURNAL 225ヶ月前
このむらの水路にイワナがすんでいるということは、それだけそのエサとなる昆虫類が多いということでもある。その昆虫類が多いということは、山が豊かだということでもある。 Gさんが、むらの入会権を解体し、法人格をもつ森林組合などの管理に移行することに反対したのは、そこに、天然林を伐採させ、スギ、ヒノキ...
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甲斐良治:安達太良山麓に奇跡のむらを見た!(その1)
コメ0 THE JOURNAL 225ヶ月前
前回の更新から10日以上がたってしまった。書きたいことはたくさんあったのだが、この間、いろいろなことがありすぎて、おおげさに言えば一種のトランス状態になり、あることを思いついた瞬間には、その数分前に考えていたことがもう思い出せないほどだった(たんに物忘れがひどくなっただけかもしれないが)。 発...
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甲斐良治:結城登美雄さん講演会「おとなのための食育入門」のお誘い
コメ0 THE JOURNAL 225ヶ月前
6月9日、東京・虎ノ門パストラルで結城登美雄さんの講演会が開催されます。――おとなの食育。それは子どもたちの食育を他者にゆだねるのではなく、自らが食の主体になること。そのためには日本の食の現在がもつきわどさ、危うさを見すえることから出発したい。これまでのような「あさきゆめみし」日々の延長にではな...
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甲斐良治:風水土のしつらい展(大阪・札幌)
コメ0 THE JOURNAL 225ヶ月前
「灰に還り、灰から生まれる、森羅の回生へ。手仕事が生むアジアの生活は美しい」をテーマに、大阪(大丸梅田店)と札幌(大丸札幌店)で、「風水土のしつらい展」が開催されます。 企画制作は私がひそかに「ジサマ・ビン・ラディン」と呼んで尊敬している今井俊博さん。 日本におけるマーケティングの草分け的存在で...
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甲斐良治:入会・総有・全員一致と「むらの弁証法」
コメ0 THE JOURNAL 225ヶ月前
旅先で、ふるさとで、とんでもない「農の哲学者」に出会うことがある。昨年の夏、ふるさと・宮崎の高千穂で初めて出会った農家のSさんもその一人。友人の父親の四十九日法要で同席したのだが、私の仕事を聞きつけ、話しかけてきた。「あなたは、『むらの弁証法』をどう思っていなさるか?」 法要の席でいきなりそん...
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甲斐良治:経済的というより祝祭的、「労働」ではなく「助け合い」
コメ0 THE JOURNAL 225ヶ月前
『旅行者の朝食』 連休中に読んだ本の中では、米原万里さんのエッセイ集『旅行者の朝食』(文春文庫)が面白かった。 書名の由来となったロシア小咄や、新大陸の「発見」によって旧大陸にもたらされたジャガイモが「悪魔の食いもの」として気味悪がられ、ロシアに受け入れられたのは19世紀も半ばすぎであったこと、...
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甲斐良治:日本ミツバチとイセエビのマイナー・サブシステンス
コメ0 THE JOURNAL 226ヶ月前
環境民俗学に「マイナー・サブシステンス」という概念があるそうだ。「小さな生業」「副次的生業」と訳されることが多いが、東京大学教授の鬼頭秀一さんは「遊び仕事」を当てはめる。信州の地言葉で、「遊び」と収入を得るための「生業」の中間的な「仕事」を表すのだという。 その定義が面白い。「集団にとって最重...