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絶後のまばたき/ロッキングオン9号(1974年)
コメ0 橘川幸夫放送局通信 612ヶ月前
絶後のまばたきロッキングオン9号1974年1月15日 いろんな人がいて、いろんな事を思っていて、それでも自分は 自分だ、と思う時、いやがおうにも思わざるを得ない時、人はどのようにして他者と対処していけば良いのか。対処、という言葉の嫌味と苦臭は、たぶん、すれ違わざるを得ない想いと想いの呼び起こした風の昏い...
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友情とは何か? ロッキングオン26号(1977年)
コメ0 橘川幸夫放送局通信 575ヶ月前
友情とは何か?ロッキングオン26号(1977年) このコーナーに書く僕の文は、毎回、読者の人からの僕宛の手紙に対する返信が下敷きになっています。今回も、いろんな人がくれた手紙からイメージする友人への返信という事です。 まず、大体の人が「自分の周辺には私を分ってくれる人はいない」「オモテ向きは私もニコニコ...
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ちょっと ROCKIN’ON29(1977年)
コメ0 橘川幸夫放送局通信 569ヶ月前
ちょっと ROCKIN’ON29(1977年)ROCKIN’ON29 1977年8月1日 以前からよくある話なのですが、僕らの全然知らないところで、全然知らない人といつの間にか友達にならされている、というのがあるんです。例えば、突然知らない人から電話があって、A君が困ってます、助けてあげて下さい、だってA君はあなたと友達だ、って...
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続・都市はロック 最終回 情報の問題(ROCKIN’ON29 1977年)
コメ0 橘川幸夫放送局通信 569ヶ月前
続・都市はロック 最終回 情報の問題 橘川幸夫ROCKIN’ON29 1977年8月1日 P54-55(1)明治時代の頃までだと、情報は、狭い範囲の家とかギルド的な組織の内部に、まるで水たまりの濁水のようによどんでた訳。明治になって、情報は少しずつ社会に浸みてきたけど、それでも、まだ一部のインテリとか余裕人が独占してい...
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人間を考えるシリーズ(1)どの道もいつか通った道(ROCKIN’ON 30号 1977年)
コメ0 橘川幸夫放送局通信 567ヶ月前
人間を考えるシリーズ(1)どの道もいつか通った道(ROCKIN’ON 30号 1977年)19771001 朝、起きるとFENをかける。あるいはカセットテープを回す。「音楽がなくなったら生きていけない!」と言って、反射的に僕は僕に「アホめ、一度、音楽なんか取り上げられた生活をするがいい死にはしないよ」とつぶやいてみせた。で...
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僕らは新しい雑誌を作ります。PUMP通信(ロッキングオン39号 1978年)
コメ0 橘川幸夫放送局通信 558ヶ月前
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━標題=僕らは新しい雑誌を作ります。PUMP通信掲載媒体=ロッキングオン39号発行会社=ロッキングオン社執筆日=1978/07/01━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ROCKIN’ON 39 PUMP通信RO版第1号19780701僕らは新しい雑誌を作ります。 橘川幸夫PUMP ポンプは あなたの感動を、ひらめき...
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1984年のためのチューニング4/教育に対するぼくの発想(ロッキングオン58号 1980年)
コメ0 橘川幸夫放送局通信 539ヶ月前
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━標題=1984年のためのチューニング4/教育に対するぼくの発想掲載媒体=ロッキングオン58号発行会社=ロッキングオン社執筆日=1980/02/01━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━教育に対するぼくの発想●教育というのは、ある個人的意識を量的に拡大していくためのシステムだ。個人が主観的...
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過激床屋放談(1)GURUvol.1(1994年)
コメ0 橘川幸夫放送局通信 368ヶ月前
過激床屋放談(1)翔泳社 GURUvol.1 橘川幸夫19940201 政治の重要課題は雇用問題でありPKOも米自由化も所得税減税も雇用の安定なしには解決はありえない●目的と結果を誤解した政治は滅びる運命にある 政治という機能の本質的役割は「雇用問題」である。共同体の構成員に対して、役割分担を調整することが政治の役...
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【プレゼント】『加隈亜衣&大西沙織のキャン丁目キャン番地』vol.1発売記念プレゼント!
コメ0 超!アニメディア:ブロマガ 222ヶ月前
声優・加隈亜衣と大西沙織がパーソナリティとして毎週木曜日にお送りしている人気ラジオ番組『キャン丁目キャン番地』のDJCD第1弾発売を記念して、番組オリジナルTシャツを抽選でプレゼント!!
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甲斐良治:安達太良山麓に奇跡のむらを見た!(その1)
コメ0 THE JOURNAL 219ヶ月前
前回の更新から10日以上がたってしまった。書きたいことはたくさんあったのだが、この間、いろいろなことがありすぎて、おおげさに言えば一種のトランス状態になり、あることを思いついた瞬間には、その数分前に考えていたことがもう思い出せないほどだった(たんに物忘れがひどくなっただけかもしれないが)。 発...
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甲斐良治:「奇跡のむら」にインドネシア人がやってきた
コメ0 THE JOURNAL 217ヶ月前
あの「安達太良山麓の奇跡のむら」の「堰上げ=イワナ獲り」の日からほぼ1カ月がすぎたころ、むらに6人のインドネシア人がやってきた。訪れたのは、インドネシア中部、スラウェシ島のマレナ集落、トンプ集落のリーダーをはじめ、弁護士やNGO職員、大学教授。招いたのは「自然資源管理(いりあい)と住民自治(よ...
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甲斐良治:「くに」より先に「むら」がある
コメ0 THE JOURNAL 217ヶ月前
私が編集している「増刊現代農業」は一号一テーマの特集主義で、次号は「山・川・海の『遊び仕事』」(7月13日書店発売)。これまでこのコーナーでも紹介してきた地蜂獲りやイセエビ生け簀漁、郡山の「奇跡のむら」の堰上げのほか、山菜採り、川漁、鴨猟など、さまざまな「採る」「獲る」「遊び仕事」のオンパレー...
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甲斐良治:誰が学校を建てたのか その1
コメ0 THE JOURNAL 213ヶ月前
前々回の「よみがえる廃校」冒頭で引用した「『戦後の心』を教わった白いペンキの木造校舎」を書いたのは福岡在住のフリー記者・竹島真理さん。昭和27年、村の年寄りから子どもまで、みんなで「地つき」をして建てた大分県日田市の小山小学校は、彼女の母親の母校である。 校舎に使う用材は、村の山持ちたちが「う...
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甲斐良治:「しょうゆかけごはん」に感動!
コメ0 THE JOURNAL 212ヶ月前
高野さんが帯広で放し飼いの豚と遊び、「北の屋台」で飲んでいるころ、私は銀座で開かれた「卵かけごはんの会」に参加していました。「卵かけごはんの会」といってもB級グルメの会ではなく(「卵かけごはん」は「卵かけごはん楽会」、「B級グルメ」も「B-1グランプリ」というのがあるくらい奥深いものではあるけれ...
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甲斐良治:「希望は、戦争。」という「うめき」
コメ0 THE JOURNAL 212ヶ月前
12月17日の宮崎学さんの「突破者の独り言」――「歴史観をめぐって(其の三)」に、沖縄県知事選についてこんな記述があった。>私は、沖縄の失業者たちが最後まで平和理念を唱える人たちを自分たちと同じ苦しみを持つ側の人間だと思えなかったのではないかと思う。>つまり、失業者たちは革新側の運動を行っている人...
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甲斐良治:憎悪社会化を阻止したい
コメ0 THE JOURNAL 211ヶ月前
今年最後の投稿です。「ざ・こもんず」忘年会でのご挨拶でお話させていただいたことと同じなのですが、07年への決意表明に変えて、ここに記させていただきます。最近の私の関心は、「食と農」よりむしろ「都市における労働」にあります。その発端は、この1~2年、熊本・水俣、宮崎・高千穂、千葉・鴨川、新潟・上越...
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甲斐良治:雪の板谷峠・4半世紀前
コメ0 THE JOURNAL 211ヶ月前
2001年1月、雪の新大久保駅で、酔って線路に落ちた若者を助けようとした韓国人留学生が、電車にはねられて亡くなるという事件が起きた。このとき、ふと思い出したのがそれから20年ほど前に撮った2枚の写真。新幹線のない当時は、福島や山形に行くのにすら、もっぱら夜行の急行、しかも寝台ではなく普通座席に座っ...
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甲斐良治:はじめる自給 種まき大作戦
コメ0 THE JOURNAL 210ヶ月前
2月3日、国分寺のカフェスローにて、カフェスロー×トージバ×ナマケモノ倶楽部のコラボ計画「節分!種まき大作戦ミーティング」があり、冒頭「みんなでつくる『農的生活革命』」のお話をさせていただきます。お近くの方はどうぞ。以下http://toziba.net/event/event_top.htmlより【種まきその1】みんなでつくる「農的...
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甲斐良治:鳥インフルエンザの警告
コメ0 THE JOURNAL 210ヶ月前
暁玲華さんが宮崎県の鳥インフルエンザ受難について言及されていたので、宮崎県出身者であり、「食と農の底力!」筆者としても、なにか書かねばと考えていたところに大分県在住の大熊良一さんから電話がかかってきた。大熊さんは農文協の大先輩だが、早くも20数年前に帰農し、国東半島で「自然卵養鶏」をやりながらさ...
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甲斐良治:3月4日は「鳴子の米プロジェクト」発表会
コメ0 THE JOURNAL 210ヶ月前
この4月からの「戦後最大の農政改革」―品目横断的価格安定政策―についてはこれまでこのコーナーでも何度かふれてきましたが、国が切り捨てようとしている小さな農業、山間地農業を村の力、地域の力、人の力で支えるプロジェクトもまたいくつか立ち上がろうとしています。その先頭を走っているのが宮城県大崎市旧鳴子町...
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甲斐良治:パトリアのための食の祭典、地産地消、食育、弁当の日
コメ0 THE JOURNAL 209ヶ月前
2月はどういうわけか、「食の旅」の連続でした。2月11日(日)は、千葉県鴨川市での「かもがわ食の祭典」と「食文化フォーラム」へ。会場は鴨川駅から車で15分ほどのところにある城西大学観光学部キャンパス。同キャンパスは、「太平洋デッキ」からの眺望が「ちば眺望百景」に選ばれたほどの見晴らしのよい高台に...
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甲斐良治:田んぼを、米を、農家を、あきらめない
コメ0 THE JOURNAL 209ヶ月前
米の値段は下がりに下がり、東北では、いま農家手取り60㎏1万3000円ていど。さらにこの4月から実施される国の農政改革では、所得補償の対象となる水田面積4ヘクタール以上の「担い手農家」はこの町の620軒の農家のうちたったの5軒! 町は年間85万人もが訪れる温泉の町だけど、このまま耕す人がいなくな...
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甲斐良治:高円寺一揆・素人の乱
コメ0 THE JOURNAL 209ヶ月前
先週、今週と、とんでもなくアッパレな若者たちに会った。元日の朝日新聞1面「ロストジェネレーション」第1回、そして今発売中の「論座」4月号の巻頭をにぎわせている高円寺「素人の乱」の若者たちである。 本当は以前に紹介した「『丸山真男』をひっぱたきたい」へのオジサン世代の反論・忠告を読んでみたくて「論座...
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甲斐良治:ゆっくりと?
コメ0 THE JOURNAL 208ヶ月前
もうご覧になった方も多いと思いますが、本日の朝日新聞夕刊1面連載「ニッポン人脈記」―「ゆっくりと<9>」に不肖・甲斐が故郷・宮崎県高千穂町の3人の若者とともに登場しています。朝日新聞、都丸記者の取材は1月2日。ホントに「ゆっくりと」でした。ちなみに明日の最終回は、私の大師匠、結城登美雄・吉本哲郎と...
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甲斐良治:ラーメンを食べてきたと言ったら上司と同僚から罵声が飛んできた…
コメ0 THE JOURNAL 206ヶ月前
「週刊朝日」6月1日号に、「厚労省『メタボ』副大臣武見敬三のダイエット秘話――『冷蔵庫を開けると妻と娘から罵声が飛んできた…』」が掲載されている。リードに「ちょっと太めの武見敬三副大臣(55)が厚生労働省のホームページ上でダイエット日記『メタボ退治』を スタートしたのは昨年12月。あれから半年――副大...
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甲斐良治:東北からの結城的革命放送
コメ0 THE JOURNAL 206ヶ月前
昨年の1月から、東北放送ラジオでわが師・結城登美雄さんが、毎週月曜から金曜まで毎日5分弱の番組をもっていることは知っていたのだが、「ローカル放送だから」と、聴くことはあきらめていた。それが昨日、番組名を調べようと、「結城登美雄&東北放送」で検索してみたら、なんと!東北放送のホームページで昨年2月...
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運動と政治の緊張関係のなかで
コメ0 THE JOURNAL 204ヶ月前
今朝(7月31日)の毎日新聞朝刊生活欄に、これまでこのコーナーで何度もご紹介してきた宮城県大崎市旧鳴子町の「鳴子の米プロジェクト」が「米をあきらめない」という見出しでほぼ全面にわたって掲載された。 そして経済欄には「参院選:農村対策見直しか 自民惨敗で農水省」の記事。「栃木選挙区で落選した自民党...
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0.8秒と衝撃。 1st ALBUM ライナーノーツ(2009年)
コメ0 橘川幸夫放送局通信 186ヶ月前
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━標題=0.8秒と衝撃。 1st ALBUM ライナーノーツ掲載媒体=Zoo&LENNON 発行会社=EVOL RECORDS執筆日=2009年2月4日━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 真夜中の布団の中で、自分がどこで寝ているのか突然分からなくなった恐怖で眼を覚まし、呆然としたことがないか。あるいは真夜中の住宅街...
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甲斐良治:集落(ムラ)に支援される集落支援員
コメ0 THE JOURNAL 185ヶ月前
総務省は昨年8月、過疎問題懇談会(座長・宮口侗廸早大教授)の提言を受け、「集落支援員」の設置を決めた。これは全国6万2000集落のうち、過疎高齢化等でこのままではいずれ消滅するか維持困難な、いわゆる「限界集落」が約 3000にのぼることを反映したものだ。行政OBや農業委員OB、NPO関係者らが候補とされる支...
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高野孟:日本の“モノづくり”精神の大元はどこか? ── 文明の基礎としての超精密農耕技術
コメ0 THE JOURNAL 180ヶ月前
前稿(INSIDER No.502)で日本が「“モノづくり資本主義”で世界をリードする」可能性について論じたところ、読者から、資本財の優位性だけで日本全体が食っていけるわけではないし、その優位性もいずれ新興国からキャッチアップされて保てなくなるだろうとの趣旨の指摘があった。●日本の最先端中小企業 まず1つには、私...
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甲斐良治:食料自給・地産地消を輸出する――世界に広がる農産物直売所
コメ0 THE JOURNAL 180ヶ月前
「高野論説」――「日本の“モノづくり”精神の大元はどこか?」激しく同意しながら拝読。とりわけ「稲作と漁撈を中心とする日本型は、耕地の42%が中山間地にあって、そこでの里山的な森と田畑との循環的な生活技術とそれを担う家族労働 集約的な小規模農家こそが主体と位置づけられるべきである」とのご指摘は、昨今安直な...
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【第1回】政治家に訊く:細野豪志
コメ0 THE JOURNAL 178ヶ月前
政党イメージではなく、政治家本人の人柄に焦点をあてた新企画『政治家に訊く』がいよいよ始まりました!第1回目は、静岡5区で当選した細野豪志氏です。───────【基本情報】───────名前:細野豪志(ほその・ごうし)政党:民主党衆議院議員選挙区:静岡5区生年月日:1971年8月21日血液型:AB型座右の銘:志達(しだつ)...