今、睡眠導入剤を貰いに&ドクターと世間話をするために、精神科に来ており、順番待ちでこれを書いている。同じく順番待ちをしている患者さんたちは、街に出ても、全く目立たないだろう。

 

 先日、コメ欄のアンサーに書いたが、それこそ4~50年前から日本は「平和ボケ」と云う言葉が一般語化している。そしてそれは、繰り返しになるが4~50年も使われながら、4~50年間、あまり効力(「平和ボケしている人々の蒙を啓く、といった意味では)を発揮できなかった。

 

 理由はなんてことはない、実際に平和ボケていたからで、話者も受話者も、環境も世界も一律同じ状態で、その状態に客観的に言及し、客観視を促すのはかなり難しい(実行することはできるが)。

 

 歓楽街を抜け、ある静かなバーにたどり着いて、席に着き、話者が受話者に「ここは、、、静かな店ですね」と云うのは容易い、さっきまで喧騒の中にいたのであろうから。