南米を中心に販売されているScanavini社の錠前は、物理的な衝撃に対する耐久性はもちろんのこと、雨風によって発生する腐食にも強いという特長を持っています。そんな絶対的な頑丈さを伝えるために同社が公開したのは、使用シーンを皮肉たっぷりに描いたOOHでした。

スコットランドに拠点を構えるTennent's Lagerは、300年近い歴史を誇る人気ビールブランドです。伝統的な製法を用いながらも現代的な宣伝手法を取り入れている同社は、世代を超えてさまざまな人に愛される存在でありたいというコーポレートメッセージを伝えるためのCMを公開しました。動画では“Oooft!”というシンプルなセリフを通じて嬉しい時も、少し苦しい時も飲みたくなるビールであるとアピールしています。

認知もブランド力も高い京都ですが、反面固定化されたイメージも。そこにZ世代から強力な支持を集めるコミュニケーション手段を用いた新たな発信で、古都からサイバーシティへのイメージ転換という発想がおもしろい取り組みがありました。

桃のベストシーズンにあわせて実施される「ふくしまピーチホリデイ2023」。規格外の桃の高付加価値化を目的とした施策でありながら、市内の飲食店や宿泊施設の協力もあって、桃好きを誘致する地域PRの好例といえそうです。

「休息を応援する」という響きが新鮮なベネクスとビキニフィットネスアスリートの安井友梨選手が届ける、頑張る人を応援するプロジェクト。休息の必要性とともに自社製品の魅力もアピールできている素敵なキャンペーンがありました。

食べるだけではない体験価値を提供することで人気のお菓子「キャラパキ」。その記念コラボに、メインターゲットである小学生向けの読書が好きになるマンガ仕立ての書籍企画というのが秀逸です。

暑い夏のお出かけでも、涼しく快適な移動を体感してもらうことで、積極的にバス移動をしてもらおうという施策。バス停でバスを待っている間にも涼を届ける企画は新しく、手づくり感満載ながらも振りきった企画は今の時代に合う形です。

コロナ禍で新しい応援の形としてサービス提供してきたANYTEAM。アフターコロナでの運営を続けるためにも、声出しの応援とオンラインでの応援とどちらも大事というメッセージの発信は、今の時期だからこそ必要な施策となっています。

花王による、夏のおでかけを快適にする体験型イベント。製品を知り尽くした社員がブースに立つことでの希少性と来場特典や予約なしの参加が可能なオープンハウス形式によって、気軽に多くの人が製品を試せる施策となっています。

新作ではないものの夏の定番映画作品となった『サマーウォーズ』の浴衣鑑賞会。作品の世界観にも合っているうえに、浴衣をフックにした新規観客も呼び込めるかもしれない、夏という季節性を活かした集客例がありました。