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かわら版 23号 2013.10.10
2013-10-09 23:10262ptデモクラシーNOW!から最新のトレンドを抽出してざっくり紹介しています。米政府機関一部閉鎖からの国民への影響とはどういったものなのでしょうか?オバマケアは受難のスタートを迎えています。他にもオーバービューでは、42年間の独房生活を強いられたブラックパンサーの受刑者が刑務所から出所の 直後逝去、という話題や無人機 ドローン日本の米軍基地に配備についてのトピックなど。書籍紹介ではNSA関連の報道で注目される「ガーディアン」紙の編集長の話。コラムでは「 情報資本主義論」の 小倉利丸が、今話題の「 秘密保全法案」の問題点に焦点をあてて詳しく説明しています。 -
かわら版 22号 2013.09.25
2013-09-25 23:50262pt先週ガーディアン紙が報道して注目を浴びた 33 年前のノースカロライナ州核兵器落下事故は、米軍が当初から否定し続けた核の大参事ニアミスだったという話を特集しているかわらばん 22 号。大竹秀子のオーバービューでは、「もうひとつの 9/11 」ともよばれる 1983 年 9 月 11 日に起きた、チリの軍事クーデター、外交的解決と言いながら軍事攻撃の脅しにこだわるアメリカ、 NSA イスラエルに個人情報を含む生情報を丸投げ、などのトピックを。書籍のコーナーでは中野真紀子がエリック・シュロッサーの新著を紹介「核兵器管理の秘密主義が民主主義をおびかす」に関して説明します。さらに今週のコラムのゲストは 劇作家 の 坂手洋二さん:「何も言えない世の中でいいのか」です。 -
かわら版 18号 2013.07.31
2013-07-31 11:00262ptさらにエジプトでの 紛争が続いています。首都カイロ郊外で、モルシ前大統領の解任と拘束に抗議するモルシ支持派のデモ隊に向かって治安部隊が発砲し、少なくても75人死亡、1千人が負傷。このエジプト:クーデターNEWSの他にも、スノーデン氏のロシア一時亡命、デトロイト市の過去最大の財政破綻、などのホットトピックスを編集長の大竹秀子がざっくりとまとめました。18号のフォーカスでは、DNJファウンダーの中野真紀子が、エジプト(民主選挙を実施しても新自由主義路線は変わらない)の内戦と外交関係にフォーカス!さらにコラムのコーナーでは、NY在住ジャーナリスト、北丸雄二の「テロ戦争の代償」をピックアップしました。今回のかわら版18号もお見逃しなく! -
かわら版 13号 2013.05.22
2013-05-22 23:30262pt
米国防総省が発表した米軍内の性的攻撃に関する報告書によると昨年の軍内部の性的暴力事件は推計2万6000件にのぼりました。これは2011年の1万9000件からの37%の増加で、1日に70件にあたります。この調査結果は現役軍人10万人あまりに匿名の調査票を送り、返送された回答を分析して出されたものです。これだけの数の事件が起きたとみなされるのに、報告された性的攻撃事件は2012年には、3374件にとどまりました。2011年のに報告された3192 件からは上昇していますが、同年、最終的に有罪判決がくだったのはわずか190件にすぎませんでした。
国防総省によると、性的攻撃のうち、9割近くは男性による女性への攻撃でした。また、典型的な事件は飲酒が絡んだ18歳から25歳の男性によるものでした。ある調査によると、2010年には、軍に限らずアメリカ全般で12歳以上の女性が性的攻撃の被害者になった率は0.2パーセントでした。一方、今回の調査からみて、2012年には米軍の現役女性兵士20万3000人のうち6.1%、現役男性兵士120万人のうち1.2%が性的攻撃の被害にあったとみられます。この結果を受けてオバマ大統領は「士気に関わる」と軍に厳重注意を行いましたが、この報告書が出るほんの数日前にも空軍で性的攻撃予防・被害者支援を担当していた責任者が駐車場で痴漢行為を行い逮捕されるなど、問題解決の妙案がみあたらないのが実情です。そんな中、議会で軍に対する批判が高まっており、特に若手女性議員たちが公聴会で軍部責任者を熱心に追及しました。また被害者が名乗りでやすく加害者を正当に裁ける体制を作るための立法化に向けても動いており、なりゆきが注目されます。 -
かわら版 12号 2013.05.08
2013-05-08 23:00262pt
機 密に行われてきた米軍無人機攻撃の合法性を問う動きが続いています。米上院では 4月23日、オバマ政権の標的殺害プログラムに関する上院初の公聴会が開かれました。無人機攻撃による死亡者数は2400人~4000人あまり、そのうち民間人の死者はその1割~3割にのぼると推定されています。オバマ政権は、上院の要請を無視し、公聴会に人を送って標的殺害の合憲性を主張することを拒否しました。
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かわら版 9号 2013.03.27
2013-03-27 21:30262ptブッシュ政権がイラク侵略を開始してから10年が経ちました。ウソと欺瞞にみちた戦争は、イラクを破壊すると同時に米国も傷つけ、アメリカの没落が始まりました。残ったものは蹂躙された人間たち。イラクでも米国でも、理不尽な戦争のつけを背負わされた若者たちが壊れた社会に放り出されています。
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