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東京都台東区の浅草神社において
日本舞踊の最大流派 「花柳流」の 「継承の儀」が
6月4日行われましたが、 お家騒動に揺れるため、
厳戒態勢下での〝強行継承〟となりました。
花柳流と まったく関係ない 観光客の前で、
厳粛とは言えぬ中、 舞が 奉納されましたが、
〝継承の儀〟というのに、 「何の あいさつもなく
〝連獅子〟を 踊られただけです」と 厳しい声が…
マスコミは 踊っている様子を 金網の
フェンス越しに撮影しました。
4代目家元の花柳寛氏(85)が 孫の創右氏(23)(といっても
寛氏には子供が無く、 妹さんの孫を養子にしたのであり
創右氏の父は日舞に全く関係ない方)に 5代目家元〝寿輔〟を
継がせ、 自らは 大名跡の2代目〝壽應〟を襲名する 晴れ
舞台の筈だったのですが、 現場は 殺伐とした空気に
包まれたものだったようです。
スタッフが周囲を見張って、 集まった報道陣や 一般客の
写真撮影を禁止し、 5代目〝寿輔〟氏や 2代目〝壽應〟氏が
帰途に就く際は 「人のカーテン」で 姿を覆い隠したのです。
2人は ノーコメントだったという この物々しさは、
まるで やくざの世界のようですね。
花柳寛氏は、 3代目家元 寿輔(若葉)氏が亡くなった葬儀の場で、
〝自分が家元を継ぐ〟と宣言し、 その場に収まって
しまったのです。 その後、 邪道にも ご自身の名「花柳寛」名義で
花柳流の 旧・新両方の家紋 2つと 本来 本家(血筋)が継承する
伝統の花柳流の18名跡を 勝手に商標登録してしまったのです。
3代目家元 寿輔(若葉)が亡くなって たった 2か月後にです。
なんという 強欲で、 横暴なことをするのでしょうか!
こちらが 商標登録の一覧ですので、 改めて ご覧ください。
こちらは 旧・新の家紋
1 2
3 花柳流家元 4 花柳流宗家家元 5 花柳寿輔
6 登花柳流宗家 7 花柳壽輔 8 花柳壽應
9 花柳流 10 花柳ツル 11 花柳芳次郎
12 登花柳芳三郎 13 花柳若葉 14 花柳寛應
15 花柳流花柳会 16 花柳会 17 花柳舞踊道場
18 花柳
これらは 全て 花柳流のプリンス 花柳貴彦氏が 継ぐべきものです。
貴彦氏は、三代目家元 花柳寿輔(若葉)氏の 血筋(甥)であり、
寿輔(若葉) 家元の 指名があった方です。
そのため 重鎮方や 高弟方は 寛氏を 一時の「預り家元」
と信じ、 寛氏自身も そう言っていたと いうことです。
ショッキングなのは 寛氏は ご自身の名義で 勝手に登録した
大名跡の 二代目〝壽應〟を 横暴にも継ぎ、
養子の創右氏には 更に〝寿輔〟を襲名させたのです。
正に 厚顔無恥です。
花柳寛氏は 商標登録の後、 創右さんが 14歳の時
すでに 〝芳次郎〟を 独断で襲名させてしまっています。
2万人以上の門弟がいる 花柳流の骨肉バトル。
2007年に 3代目 寿輔(若葉氏)が急逝し、葬儀の席で
家元の後継を自ら 宣言した 花柳寛氏が、
ご自分の 邪魔者であった 花柳貴彦氏を難くせつけて
除名したことで 法廷闘争に発展しました。
先月25日、 貴彦氏が 除名処分の無効を訴えた 1審判決は
貴彦氏の主張を認め 貴彦氏の勝訴となりましたが、
「家元後継者はどちらか」 という最大の懸案事項については
手付かずのままでした。
商標登録は 10年で更新せねばならず、 寛氏は 是が非でも
今年中にする 必要があったのでしょう。
花柳流の皆さま、 この 「商標登録」を 「無効」にするため、
「異議申し立て」を 皆さま連名で 特許庁に申請すべきです。
帝国ホテルの襲名披露パーティーに出席した 名取の方々は、
・ 創右さんの踊りは 見たことがないので、家元になって
どんな踊りをされるのかと・・・そういう興味がありました
・ ゴタゴタしてる方がおかしいので、私たちにしてみれば・・・
・〝孫〟の創右さんが 受け継いだのも 当然? との問いに、、
そこまで言われると、 私 それ ちょっと困る・・・
〝孫〟の 創右さんの 継承問題に触れると 口を濁し、
このような 複雑な心情を コメントしていました。
花柳流の重鎮であられ、 名取歴 75年の
花柳千代先生も 今回の五代目襲名に関しては........
・ 5代目を決めるときは 絶対に 花柳流の人に、
古い方とか みんなで話し合って・・・・
・ 子どものうちからやらなければ 踊りは上手くなりませんから、
「基礎をしっかり教える」 そういう子たちを教えていますけど・・・
・ 寛氏は できる人に 振り付けてましたから、
(イチから)育てることは 下手なんじゃないかと
私は思うんですけど、 振り付けは お上手でした。
・ 今度(五代目襲名)のことだけは、 どうしても私は
寛先生に賛成できません.............と コメントしていました。
また、 悲劇のプリンス 貴彦氏は、
「 本当に強行だと思っておりまして.....
怒りというより こういう形で 強行されたことに関しては、
正直 悲しいとか、 切ないという気持ちが 私の中では
一番大きいです..... 」 と おっしゃっていました。
現在 プリンス 貴彦氏のホームページ
「花柳流に思いを込めて」では、
花柳創右氏への 五世家元継承 及び 花柳寛氏による
「壽應」 襲名に対する 反対署名の方々は、 お流儀
700名のうち 300名を超えているそうです。
血縁でもない寛氏が、 3代目の花柳寿輔(若葉)氏の逝去を
きっかけに、 血縁継承である 格式高く、伝統ある 「花柳流」を
強硬に、 強奪するなんて 恐ろしいことです。
悪く考えれば、 花柳寿輔(若葉)氏が
「がん」で倒られた時、 若葉氏に 死期を知らせず
その裏で 着々と「花柳流」乗っ取りを 企てていたのかも
しれませんね。 恐ろしいことです。
5代目〝襲名〟した 創右氏は、 現在23歳。
いくら若輩と言われても、 23歳ともなれば 立派に
善悪の区別は つく年齢です。 おまけに 「花柳流」の名跡を
継いだ方としての 責任があると思われますが、
これまでの いきさつを踏まえて ご自身の〝襲名〟を見たときに、
良心の呵責というものは なかったのでしょうか。
プリンス 花柳貴彦氏や 流派の重鎮の方々に対する 遠慮や
羞恥心というものは ないのでしょうか。
謙虚な心を持たない 創右氏、 私には 到底理解できません。
花柳流の方々は、 3代目の花柳寿輔(若葉)氏 亡き後に
花柳流を継承するのは 貴彦氏だと 誰の目にも
明らかだったはず。
このような 強行突破のような行状を 許してはならないと思います。
何よりこのような状況のもと、 花柳寛氏が 花柳界の
歴史、 伝統のある〝花柳壽應〟というこの恐れ多い名前に
ふさわしい人物かどうか、 皆さま よくよく お考えください。
花柳流の皆さま、 日本を代表する伝統舞踊を
根底から揺るがす この お家騒動を正常化し、
一日も早く 正当な後継者である 花柳貴彦氏を
迎えることができるよう、 そして 花柳流の威厳を
取り戻し 本来の道筋になり、 皆様が円満に、
仲良く 芸に励むことができるよう 軌道修正に
お力添えを お願いしたいと 切に 思っております。
「花柳流」に関するブログを 是非 ご覧ください。
●5月27日
傲慢、横暴な花柳寛氏 「花柳王国」 乗っ取り断行か!
●5月30日
「無理が通れば道理が引っ込む」 花柳流派を私物化する
花柳寛氏 利権を我が物にする汚い野望
●㋄31日
あきれ果てた花柳寛氏の 「花柳家家紋と名跡」 の商標登録
皆さま、 どう思われますか?
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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