プロローグ

・第1章 お1人様でも安心
・第2章 鶏が先か、卵が先か
・第3章 アルバイト
・第4章 デビュー
・第5章 時間泥棒
・第6章 都会のオアシス
・第7章 待遇と出会いと
・第8章 麻雀で食う
・第9章 麻雀のプロ

・第10章 洗脳
・第11章 酷使
第12章 天狗の鼻が折れた時
・第13章 惰性
・第14章 逮捕



ボディチェックを終えて
格子付きの部屋に案内されたのが5:30だった。

先住民は寝ていたので、起こさないよう
そっと部屋の隅のほうで毛布にくるまることにした。

疲れたな・・・でも腹が減りすぎて眠れない・・・
そう思いながらぐずぐずしてたら6:00に起床のベルが鳴った。

朝飯が格子越しに配給される。
「ご飯」「みそ汁」「パンペン?」「漬物」 以上だ。

困ったな・・・僕が漬物が食えない。
ハンペンも苦手だ。ご飯だけで食べることもできない。

こうなったらみそ汁でご飯を流し込む
しかないのだが、このみそ汁がとんでもなく不