ありのままにならない結果となりました...!!
ユーチューバーのマリンダ・キャスリーン・リースさんは、友人たちがGoogle翻訳を使って英語から多言語、そしてまた英語に直した時のオモシロ翻訳を楽しんでいる様子をヒントに、今年一番ヒットのディズニー映画『アナと雪の女王』のテーマ・ソング『レット・イット・ゴー』の歌詞をGoogle翻訳にブチ込んでみました。
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中国語、マケドニア語、フランス語、ポーランド語、クリオ語、タミル語、その他いろいろに翻訳させてから、最後に英語に直してみました。
結果はどうなったのでしょうか? 以下の動画でマリンダさんの歌う、謎英語のレリゴーをお聴きください。同様に劇中歌『雪だるまつくろう』の世界翻訳後版もありますので、ぜひどうぞ!
手放しなさいという意味合いの「レリゴー」が、諦めなさいという「ギヴ・アップ」に変わってしまいましたね。まぁ当たらずとも遠からずか感じはしますが、言語の世界を何周かするとこういうことになってしまうわけです。
「Observation Deck」で紹介されていたこのネタ。マリンダさんの歌唱力の高さと、夢あふれる表現力のおかげで違和感なく聴けますが...本当の歌詞からすると、どれもなーんとなく変わってしまう、でも大意はそんなに変化のない結果と相成りました。
とは言え、日本語になると「レリゴー、レリゴー♪」が(翻訳ではないにせよ)「ありのーままのー♪」とだいぶ変化してしまうんですけども。
それでも「レット・ザ・ストーム・レイジ・オン」の部分は「吹雪よ荒れ狂うがよい」という意味合いなのですが、Google翻訳版では「レット・アス・ヴェリー・アングリー」、つまり「私たちをとても怒らせなさい」という完全に違った意味になってしまったりもしています。
次の動画『ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ビルド・ア・スノーマン』に行く前に、『レット・イット・ゴー』の正しい歌詞を見てから、もし良ければ動画の字幕と見比べてみてください。
そしてこちらが劇中歌『ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ビルド・ア・スノーマン(雪だるまつくろう)』を数か国語通した後の英語版です。最後のほうで突然サスペンス・ホラー調になり、締めにビジネス調となる部分に注目です。
「スノウマン」が「スノーメール(雪男性)」になったのは分かりやすいところですが、2番では「スノウマン」が「イエティー」という伝説の怪物に変化してしまいましたね。
「オーケー、バーイ」が「サラーム・ハイ」とアラビア語っぽくなっていますし、「みんな、あなたがどこにいるのって言ってるわ」の部分が「私はあなたの(所持する)死体の人々が何処なのか知っている」と、いきなりゾンビ映画のような急展開に!
しかもそこから即座に、「彼らは入れ物の中だと思っていたわ」と棺桶を示唆する歌詞に飛躍します。
あなたが隠した死体の在処を知っているのよ...
そしてアナは最後に扉の前に座り込み、唐突に「雪男株式会社を設立しませんんか?」とエルサに尋ねるのです。
社長の席をオファー
なにげに『レット・イット・ゴー』よりこっちのほうが笑えるものとなってしまいましたが、このシリーズはまだまだやって欲しいですね。もしかすると、その他のディズニー映画主題歌も大ドンデン返しになっちゃうかもしれません。恐るべしGoogle翻訳。
I think this might be the better version...[Observation Deck]
(岡本玄介)
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