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灼熱の夏に観ておきたいアニメ6選+α
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灼熱の夏に観ておきたいアニメ6選+α

2015-08-03 23:30
    夏に観ておきたいアニメ


    夏は甘酸っぱいイベントの多い季節だからなのか、子供たちが夏休みでアニメを見る頻度が増えるからなのか、それとも海洋生物はキャラにしやすいからなのか、夏が舞台のアニメ作品は数多く存在します

    そこで今回は、胸いっぱいに夏を感じるアニメ6選をご紹介。


    【大きな画像や動画はこちら】

    なお、一部ネタバレがありますので、ご注意ください。


    ■『侵略! イカ娘』、『侵略!? イカ娘』

    夏を感じるアニメと言えば、やっぱりこれは外せないでしょう。メインの舞台が海の家なので、季節はずっと夏、いつまでも夏。人類を侵略しようと深海からやって来たイカ(なぜか人型であり、なぜか女の子)が侵略はほぼ行わず、海の家の住人たちとわいわいがやがやと過ごすコメディアニメです。

    過激な表現が一切ないので、家族全員で楽しむのもよし。1人でイカ娘ちゃんのかわいさに悶え、楽しむのもよし。特に、ミニイカ娘のかわいさは必見です(ペットにしたい)。1話3パート制なので、気になる話だけを見てもいいという手軽さもあります。

    また、WiiU専用ソフト『スプラトゥーン』とのコラボ衣装も8月に配信予定らしいので、観たことのある方は復習の意味で、観たことのない方は、この機会に観てみるのもいいでしょう。もちろん、原作の漫画もオススメです。というか、3期はまだでゲソ!?

    Go Itakura


    ■『イリヤの空、UFOの夏』

    電撃文庫発のOVA。夏休み最後の思い出にと学校のプールに忍び込んだ主人公の浅羽直之は、そこで伊里野加奈という手首に玉を埋め込んだ不思議少女と出会うSF青春モノ。

    夏らしいエピソードは特に無いんですが(イリヤが水着になるくらい)、思春期少年vs大人たちのドロドロ感と悪意なさげな夏空の対比が印象的です。いわゆる、「セカイ系を能力の無い少年ががんばった」的な話し。後味は察するべし。

    ヤマダユウス型


    ■『あの夏で待ってる』

    谷川柑菜ちゃんという、ぎゃんかわプリチーガールを生み出したTHE・夏アニメ。照りつける陽光、強調された陰影、少年少女たちの淡い恋心、世界一可愛いダイナマイトドリンク...。

    もう特に言うことはありません、これぞ夏アニメです。ついでに『おねがい☆ティーチャー』から復習してはちみつ授業受ければいいんです。

    ヤマダユウス型


    ■『侵略! イカ娘』、『侵略!? イカ娘』

    『スプラトゥーン』って言ったヤツ表出ろゲソッ!!

    ヤマダユウス型


    ■『サマーウォーズ』

    今をときめくヒット連発のアニメ映画監督と言えば、細田守氏。『時をかける少女』、『おおかみこどもの雨と雪』、そして最新作の『バケモノの子』と、どの細田作品も「夏」のイメージが強いように感じます。しかし、中でも「夏」を感じさせてくれるのが本作。

    仮想空間、アバター、SNS、AIなど、SF要素が多分に含まれていますが、舞台は日本の夏。私が山育ちなのもありますが、緑の山々、ひまわり、真っ青な空、大きな白い雲など、日本の夏を感じさせてくれる風景、演出が心にしみます

    ラブマシーンとの花札対決で、ドイツ人の少年のアバターが登場するシーンからの一連の流れは、何回見ても鳥肌が止まりません!

    イズミのブオ


    ■『機動警察パトレイバー the Movie』

    コンピュータウイルスとサイバーテロに立ち向かう特車二課第二小隊を扱った、サスペンスSFアクション。1989年公開の押井守監督によるアニメ映画ですが、当時はまだWindowsすら普及していませんでした。そんな時代に作られたとは思えないほど、素晴らしいSFです。

    作中、事件を追う松井刑事が東京の下町を巡るシーンがあります。取り壊されていく古い時代の町並みと、都市化が進む近代的な町並みが、都会特有の夏の暑さを持って描かれています。見ているだけで、息苦しい暑さを思い出させてくれますが、都会の湿度と暑さ、これもある意味「日本の夏」ですよね。

    イズミのブオ


    ■『天野こずえ 短篇集:夢空界』より[刹那の夏]



    夏の空は黒色だった。

    アニメではなくマンガですが......。今見上げているこの突き抜けるような青空と、白く雄々しい雲と、降り注ぐ凶暴な日差しと、足元にできる陰影をどうしたら伝えられるだろうか? 1枚の絵で「夏」を表現するにはどうしたら? この疑問に対しての1つの答えが表現されています。

    空を「ベタ」で塗りつぶすことで夏を表現する。この手法は『ARIA』などで有名な天野こずえ先生の手法の1つ。それが初めて使われたのが、初の短編集『夢空界』に収録されている「刹那の夏」です。

    夏休みに忘れたノートを学校に取りに行く少年。そこで出くわす自称「幽霊」の少女。夏の熱気にやられた白昼夢のような出来事が描かれた作品です。少年が抱える、おそらく誰もが抱いたであろう悩み。そして、その解決に至るまでの「鬼ごっこ」。透き通った真っ黒な空と、甘酸っぱい青春の姿を是非堪能してください。

    小暮ひさのり


    侵略!イカ娘 第1話 [YouTube]
    侵略!イカ娘 OP【HD】[YouTube]
    イリヤの空、UFOの夏 OP[YouTube]
    セカイ系[Wikipedia]
    あの夏で待ってる OP[YouTube]
    「サマーウォーズ」 劇場用予告[YouTube]
    機動警察パトレイバー the Movie 予告[YouTube]
    夢空界-天野こずえ短編集-1-ブレイドコミックス-マスターピースコレクション[Amazon]

    (コタク・ジャパン編集部)

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