史上最もメタな（？）ホラー映画『ファイナル・ガールズ』予告編
ウェス・クレイヴン監督の「スラッシャーあるある」映画『スクリーム』に、シュワルツェネッガー主演のアクション映画の世界へ入り込む映画『ラスト・アクション・ヒーロー』を混ぜたかのようなホラー映画『Final Girls（原題）』の予告編が公開されています。
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『キャビン』で限界までいった感のある「脱構築ホラー映画」ですが、本作もかなり「メタ」な作りとなっているようです。
あらすじ：マックス（タイッサ・ファーミガ）は友達とともに、彼女の亡き母が出演した80年代のカルトホラー映画『キャンプ・ブラッドバス』を観に行くが、上映中に映画館が火事になり、逃げている途中になぜか映画の世界の中へと吸い込まれてしまう。
映画の中に閉じ込められたことを把握した彼女たちは、作中ではシャイなスクリーム・クイーンであるマックスの母（マリン・アッカーマン）を含む『キャンプ・ブラッドバス』のキャラクターたちとともに、マチェットを持った殺人鬼ビリー・マーフィーと戦うことを決意する。果たしてマックスは久しぶりに顔を合わせた母を殺人鬼の手から守れるのか――
当然セックスしたやつは死亡。
ホラーオタクは殺人鬼とセルフィー。
「私、なんで色が見えなくなったの？ 脳卒中の発作？」
「映画の中であなたが死ぬのは知ってる。でも、そうじゃなきゃいけないってことはないでしょ？」
テロップをまたぐ。
「なーにーがーおーきーてーるのー？」
「こーれーはースローーモーーショーーン」
上の通りメタな台詞や行動が満載ですが、主人公のマックスがずっと会いたいと願っていた亡き母を、せめて映画の中では死なせたくない思いから戦うという、エモーショナルなストーリーも魅力のようです。
そんなマックスを演じるのは、『死霊館』の主演女優ヴェラ・ファーミガの妹であり、ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズ、映画『ブリングリング』、『記憶探偵と鍵のかかった少女』でも印象的な演技を見せた、タイッサ・ファーミガ。妖艶なのに透明感のある女優として、人気が高まってきている彼女にも要注目です。
それにしても、映画内の映画『キャンプ・ブラッドバス』がもろに『13日の金曜日』で笑えます。
『Final Girls』は10月9日にアメリカにて公開。
The Final Girls TRAILER (HD) Nina Dobrev, Taissa Farmiga Horror 2015［YouTube］
（スタナー松井）
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