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ネオコンの論客ボルトンの提言:より大きな図式は、中国の脅威に対処するために形成される新たな同盟や連立に台湾を織り込むことである。「戦略的曖昧さ」「一つの中国」(米中の合意)の概念が定年を過ぎていることに疑いの余地はない。
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ネオコンの論客ボルトンの提言:より大きな図式は、中国の脅威に対処するために形成される新たな同盟や連立に台湾を織り込むことである。「戦略的曖昧さ」「一つの中国」(米中の合意)の概念が定年を過ぎていることに疑いの余地はない。

2022-06-08 08:05
  • 21
 
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他11件のコメントを表示

ボルトンも米国の戦略家であり、その点でキッシンジャーと同じだ。米国の利益のために米国がどうすべきかを発言している。

キッシンジャーが都合がよければ肯定し、ボルトンが都合が悪ければ否定する、つまみぐい日本人のことなどは、ふたりとも考えていないだろう。

さて、ボルトンの主張は、「台湾は孤立した問題ではない。インド太平洋、実際にはグローバルな対中戦略の戦略的に重要な要素」であると要約できるが、この意味がわかっているヒトビトが少ないとおもわれる。ボルトンは、「台湾は米国の安全保障問題だ」と言っているのだ。

たとえば南シナ海。孫崎さんは、中共は清の領土まで拡張した時点で拡張をやめるだろうという意味のコメントを番組でされたとわたしは記憶している(記憶間違いであれば指摘していただきたい)。しかし、わたしは今まで何度も漢族が清の領土全体を主張することの不当性を述べてきたし、そもそも南シナ海は清の「領海」では古典的意味でもないことも述べてきた。

この南シナ海をなぜ中共は自分の海にしたがるのだろうか。いくつかあるだろうが、そのなかのひとつには、南シナ海が「深い海」であることがある。ロシアはオホーツク海(南シナ海よりもさらに深い)に原潜を深く潜航させている。「いざというときに」そこから米国に対して核ミサイルを撃つのだ。「浅い海」では、簡単に原潜が発見されてしまう。

中共には核ミサイルもあるし、それを搭載できる原潜もあるが、「深い海」がない。南シナ海を自分の海にすれば、そこに原潜をひそませることができる。そうなれば米国の安全保障は損なわれるだろう。

さて、ここで問題だ。ここのおじいさんたちは、要するに「ウクライナがロシアにとって安全保障問題であるから」ロシアの侵略を正当化している。

ならば、南シナ海が米国の安全保障問題であるなら、(そしてもちろん台湾問題は南シナ海問題に大きく関係ある)、米国が台湾に関係することも正当化されなければならない。

しかし、矛盾に満ちた反米マニアたちには、そんな思考はできない。最後は趣味の問題なのだろう。鉄道マニアとか昆虫マニアと同じだ。

No.16 30ヶ月前

>>14
一国二制度をお忘れですか?

No.17 30ヶ月前

趣味の問題といえば、なぜ反米マニアたちは大日本帝国に一定の親近感をもつヒトビトをネトウヨとさげすむのだろうか。

どうせ開戦の詔勅も終戦のそれも読んだことなどないだろうが、数日前にここに掲載させていただいた開戦の詔勅にもよくあらわれているように、大日本帝国が英米中心の国際秩序に挑戦した状況も論理も、現在のロシアにかなり似ている。

ところがマニアなひとたちは、ロシアは肯定する。中共を肯定する。しかし大日本帝国を一定程度肯定するひとびとのことは、ネトウヨとさげすむ。

まさにマニアである。

No.18 30ヶ月前

>>16
中国の主権なら壊しても構わないと言う反中マニアの感情的文章として読ませていただきました。勇ましいけど、貴殿らがサポートする軍は勝てませんよ。アジア諸国が支持しません。そのアジア諸国には沖縄も入ってますよ。

No.19 30ヶ月前

>>19
よく考えてから、書きましょうね。

No.20 30ヶ月前

>>18
そうとう怒ってますな。EASY! EASY!

No.21 30ヶ月前

>>6
返信遅れました。
中国共産党は奥深いと感心しています。マルクスの理論を中国に創造的に考え植民地支配から脱却しして民族の自負心を統一思想として、社会主義市場経済でアメリカ帝国主義に経済的の競争に勝ち、さあ社会主義への道に自国は目指す。しかし
他国には内政不干渉 WINWIN 王様もイスラムも軍事政権も皆友達になる。こんな技はオボコイ自分が世界の覇者だ皆おれに従えの単細胞生物は相手にならないでしょう。いろんな困難はあっても人類社会のモデルになるでしょう。ソ連は失敗
した教訓も当然学んでいるでしょう。
我が党も100年の歴史を自慢していますが、実際国民の支持を得たのは60年後半から10年位で中國共産党の足元に及びません。不遜にも共産主義運動の先生になったつもりのようです。
楽観主義の私見です。

No.22 30ヶ月前

>>21
感情の問題ではなく論理の問題だということがあなたにはどうしてもわからないらしい

No.23 30ヶ月前

掻い摘んで言えば-

中国の台湾侵攻は予断を許さない。
事は台湾だけの問題でない。
米国(DS)のインド太平洋支配、ひいては世界支配に関わることだ。
よって、米国(DS)主導で台湾に対する強力な軍事支援が不可欠だ。
今の台湾の住民は、もう中国との一体感など感じてない。
だから台湾を「アジアのウクライナ」と見做していい。
「一つの中国」など賞味期限切れだ。
台湾が攻撃された場合、米国は「ウクライナ方式」で台湾を「防衛」するということだ。
台湾には、米国(DS)の中国潰しの最前線として、強力な兵器システムの配備がもっともっと必要だ。

 *

ボルトンをクビにしたトランプ曰く、「戦争したかっただけの不満を抱えたばか」━非常に正確だ。

No.24 30ヶ月前

好評コメントが紹介された「平和を創る道の探求」。ジョン・レノンの反戦歌、Give Peace a Chance の邦題は「平和を我等に」だが、これまた酷い悪訳だ。正しくは「平和を創る道を探せ」、「平和への道を探れ」であろう。「平和を我等に」とはニュアンスが全然違う。英語版を出される際のタイトルは Give Peace a Chance でいいと思う。

No.25 30ヶ月前
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