映画「ショーシャンクの空にーThe Shawshank Redemption(ショーシャンクの赦し)、1994年公開」は、私にとって最も感動した映画の一つである。
 たまたま、娘の置いていった本の中にスティーヴン・キングThe Shawshank Redemptionがあった。
 作品としては、映画が素晴らしいので、感動するという点では映画の方が上であろう。
 しかし小説は単に、あらすじだけが勝負ではない。筋の展開に加え、時々、重い言葉が盛り込まれている。
 その中の一つに次の言葉がある。
「監獄では、権威ある立場にある者はみな主人になり、あなた(人々)はすべての主人の犬になる。たぶん、あなた(人々)も犬になったことを知っているだろう。しかし(囚人服の)灰色になっている他のみんなも犬なので、それはあなた(人々)にはそれほど意味をもっていないようだ。」
In prisonit turns ever