オバマ大統領は、イラク戦争反対したということで、世界、米国に新しい流れを作るのでないかと注目された。

2009109日にノルウェーのノーベル賞委員会はオバマの「核なき世界」に向けた国際社会への働きかけを評価して2009年度のノーベル平和賞を彼に受賞させることを決定したと発表した。就任してから1年も経っていない首脳の受賞は極めて異例である。現職アメリカ合衆国大統領にノーベル平和賞が授けられるのは、1906年にセオドア・ルーズベルト、1919年にたウッドロー・ウィルソンに続いて3人目、如何にオバマに期待したかがわかる。

しかし、大統領期間を通して、結局は軍産複合体に取り込まれ、あるいは彼らの動きを全くとめられず、かつ金融界のとりこになってしまった。

安全保障面では、イスラム国との戦いということで、イラクに再度米国軍人を派遣している。

ロシアとの関係ではネオコンに対ロ外交