・日本、ドイツはともに第2次大戦で敗れた。そして各々奇跡の経済成長を遂げた。しかし、最近世界においては、ドイツの評価が高く、日本の評価は低い。まずその実態を見、なぜそうなっているかを考えてみたい。
・ドイツは経済大国である。
しかい、経済規模からいけば、今日、日本はドイツより大きい。
1位 アメリカ 17,418.93(単位10億ドル)
2位 中国 10,380.38
3位 日本 4,616.34
4位 ドイツ 3,859.55
・フォーブス誌は毎年「世界で最も強い人物」を発表し、2015年は次のランキングである。
1位:プーチン
2位:オバマ
3位:習近平
4位:ローマ法王
5位:メルケル
安倍首相はなんと63位である
・BBC、世界主要国での好まれる国ランクは次のとおりである。
年 1位 2
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追随するということは、派閥など親分子分の関係であり、大企業と下請け企業の関係であり、対等ではなく、無条件に従属するということと同義語である。従属するものに未来が開けるかと問えば、そんなことはなく、使用者の状況次第であり、使用者より未来が広がることはあり得ないのです。
日本の親玉米国がどのような状況にあるかといえば、国内的には、常に貧困差別問題が社会的混乱を招き悪化しているが、報道されないので、知らされないだけのことである。国際的には、常に弱いが資源を持っている国に手を伸ばし、内乱紛争を惹起させ、大量殺人を行うと同時に大量の武器を売り使用する非人道的なことを情け容赦なく実行するのです。この国が国際的に信用を獲得することはなく、表面的に従っていても、中国の台頭とともに、中国支持を明確にするようになっている。
日本は世界の流れにさおさしています。「世界の嫌われ者」で「財政的に破たん国家」の米国に無条件に従う国など見当たらなくなっているのに、任侠心を丸出しにして、米国に従おうとする、正気の沙汰とは思えないのです。商売面から世界を見る目が厳しい大企業が動かないのが極めて不思議な国である。
米国との関係を深化させないで、今の関係を維持し、日本は日本として、専守防衛の軍事力を強化していくほうが好ましく望ましいのに、従属強化して一時的な安定をえようとする、島国根性というか、隷属根性から抜け出せなくては、国際的評価が大きくなることはない。
日本が日本株式会社と見立てれば、孫崎先生からいただいたフォーブスの数字が何を意味しどう対処するか考えるのに役に立つと思うのです。
安倍内閣を一事業投資と見れば、費用膨大にして効果なし、むしろ逆効果となっている。早く手仕舞いしないと日本株式会社本体が崩壊する。
転用禁止の福祉予算を削り、尚且つ、将来間違いなく空手形となるべき日銀券を際限もなく印刷し市場にばらまき外務省を総動員して大マスコミまで宣伝これ努めたが、「積極的平和主義」という商品は世界市場でも全く売れない代物だということをフォーブスの数字は物語っているのです。
日本株式会社のオーナーたる国民は安倍を即刻解任し、新たな事業者を雇い入れねばなりません。この新たなる事業者は外務省と日銀の解体を行えて且つ前向きの利益の期待できるプロジェクトを推進出来る人材でなければいけませんから、スカウトは大変なことですが、ため息ついている場合じゃないのです。国民全員が汗かかなくちゃならない非常事態なのです。
注。外務省と日銀の解体はエグゼクティブは全員追放。マッカーサーがやった公職追放みたいなもの。
日本の政治家は、米国の言いなりになっていれば、米国から可愛がられると思っているようだが、日本人の思考と米国人の思考は異なっている。日本では、上司におべっかを使うと評価が高くなることが多いが、米国では日本人と違って、たとえ上司に対しても自分の意思をはっきりと発言した方が信頼され、評価される。
沖縄の米軍基地や、TPPなどで、国益を放棄して米国の言いなりになっていることは、米国にとって都合が良いのは当然だが、媚び諂う日本政府は軽蔑されているに違いない。だからこそ、自衛隊を米軍の身代わりにする安保関連法を作らされるのだ。それに引き替え米中関係は、互いに批判し合いながらも、信頼が高まり、緊密な友好関係がつくられている。
そろそろ、米国とのつきあい方を見直さないと、この国は崩壊してしまうだろう。
でもね、孫崎さん。
英仏のような米国をのぞけば最低のゴロツキ国家がベスト5に
入るようなランキングになんの権威があるのか。
日本はそんなのに入らなくてけっこう、と個人的には思いますけど。
孫崎さん。
独加英仏なんて米国主導の多国籍軍のメンツそのままじゃありませんか。
これを安倍が読まないように、と心底思います。
わたしが民主主義というものにたいして懐疑的なのは
こういうことがやたらにあるからです。
欧米列強はながらく民主主義国ですが、それはかれらの国が
強盗行為をはたらくことをまったく妨げなかった。
それどころか民主主義はつねにその熱狂的な共犯者だった。
ため息がでるほどに。
こんなふざけたランキングもそのひとつのあらわれですね。
大体フォーブスなんて雑誌がいかがわしい。ジャーナリストなら誰でも知っている。
フオーブスがどうのこうのはどうでも良い。孫崎さんも一つの指標として使用しているだけでしょう。
しかし、指標とて大事な傾向は表している場合があります。我々だって何もナシで仕事や生活をして来た訳では無い。
指標は目安として在ったほうが良い。
アメリカの日本中枢機関盗聴問題でもメルケルはオバマを叱った。売国奴に等しいアベは何をしたか?しどろもどろしているだけ。米国の対応次第では国交断絶する国もあり得る事態だ。
悲しいかなフオーブスのランキングは見事に現実世界情勢を反映した結果となっている。
孫崎さんはメルケルを持ち上げすぎだなあ。
ドイツ軍の戦争参加はシュレーダー時代のベオグラード爆撃が
最初ですけど、メルケルはシュレーダー以上に米国の戦争に
ドイツ軍を使うことに熱心。
あの女にたいする高評価は安倍の背中を押すにひとしいと
思いますけど。
いいわすれたけどEUのウクライナへの干渉もEU内のドイツの
立場からしてメルケルが主犯ないし主犯格でしょう。
ヌーランドどころではありません。