政権批判がテレビから消える日(転載、小林よしのりオフィシャルwebサイト)http://yoshinori-kobayashi.com/9266/
東京新聞に「政権批判がテレビから消える日」という記事が
載っていて、「報ステ、クロ現・・相次ぎ介入」
「『圧力』で反対意見封じ」という見出しもある。
東京新聞は最も左翼的な新聞だとわしは思っているが、
だからこそ購読している。
この感覚が今の右派・左派のどちらにもない。
「自分の見たい情報しか見たくない」というバランス感覚の
狂った、そしてストレス耐性の低い連中ばっかりに
なってしまったのだ。
わしは古館氏にも岸井氏にも同意できない部分が
あるのだが、それでも全否定は出来ない。
間違っている意見は徹底的に批判するが、圧力で意見を
述べる場まで奪ってしまおうとは思わない。
右派の馬鹿どもが、読売・産経新
コメント
コメントを書く>>3
孫崎先生が提供されるテーマに関係なく日米安保条約と日米同盟をコメントされるので、貴君の思い入れは非常に強いと拝察されます。前にも同じことを質問したことがあり、「ほっといてくれ」と言われたように記憶しているんですが、やっぱりお互い理解するのも道理かと思い、失礼乍ら次の質問をさせて下さい。
1.日米同盟をどうしたいと思いますか。因みに私は廃止すべきだと思っています。日米同盟の代わりに東アジア平和共同体(含むロシア)の構築を考えて居ます。
2.安保法制が合憲か違憲か?は現行日米安保条約と日本国憲法の下でこれまで形成された合意を逸脱するものだから私は違憲だという立場を取るのですが、貴君はどういう風に考えていますか?これは日米同盟をどうするか議論する前にあるより重要な法手続きの問題だと考えています。
続く
>>10
続き
3.上記には次の重大問題があるんです。それは憲法と安全保障条約には整合性がないことです。だからといって憲法解釈を自由にやっていいとは私は思いません。日本が占領からやっと独立した混乱時に発生したのですから、仕方ない面を否定出来ないと思います。私は条約優先を主張する学校で学んだものですから憲法優位を唱える学説が世界で主流だと孫崎先生と矢部宏冶氏の対談で知り大いに慌てました。それはともかくそういう大きな矛盾の中で先人たちが種々考え「集団的自衛権は違憲だ」という合意形成(米国も了承)がなされたのです。明確なのは、こんどの安保法制が違憲だと主張する側には日米同盟に否定的な人間と日米同盟のこれまでのあり方を続けたいと思っている人々と日米同盟に賛成でしかも憲法改正して表から堂々と米国と一緒に戦争したい人間が含まれているのです。彼らは本質論から逃げていないし国内問題に置き換えているわけでもなく内政を重視し法手続きを重んずる全うな行動だと思っています。貴君はその辺をどう考えているのか開陳してください。
>>11
米軍基地は、世界各地にあり、日本は米国の陣営にあり、日米安保条約は大切と考えています。ただ、互恵的でなく、米国のやりたい放題であるのは、沖縄基地の問題でも明らかであり、差別的なのを問題視しています。
ドイツにしろ、韓国にしろ、協定を2度改定していますが、日本は改定していないのです。日本政府に、互恵的にしていく努力が欠けていると思います。合憲か違憲であるかを問えば、今までも私は違憲と思っているのです。憲法学者を主体にして、解釈によって合憲の判断をしているに過ぎない。情勢の変化によって、日米安全保障協議委員会で、日米双方の外務大臣、防衛大臣が出席する2プラス2で、日米同盟の「未来の変革と再編」などが話し合われており、どんどん日米同盟が深化しているのは、新聞報道などで明らかであるが、当時は、マスコミも野党も大きく問題提起していない。日米同盟の深化が進んでいるのに、2プラス2外交交渉を問題視せず、法案が具体的に出てきて、今回の騒動になっている。私は政府の外交交渉を問題視せず、国内で法案になってから大騒ぎするのはおかしいといっているのです。条約改定を前提として、日米政府の外交で合意したものを、米国から与えられたに近い平和憲法解釈違憲だからといって、日米合意を破棄することなどできないと考えています。違憲であるから、外交交渉を破棄できると考え、米国と互角に交渉できる人がいれば、それに越したことはありませんが、民主党政権の事例を見ても、つぶされてしまい、現実的には不可能とみています。
>>12
国民が事の重大性に気づき大騒ぎするのはちっともおかしくないと思います。国民が違憲だと思い政府がその思いに反して違憲の内容を含む外交交渉を行い仮に合意が出来ても破棄させることは当然出来ます。それは国民の権利です。勿論、その為の手続きはありますがね。それ以外のことで貴君と言葉をやりとりしても無意味だから止めましょう。いずれにせよ、貴君の立ち位置がよく分かりました。これからは誤解がなくなるでしょう。貴君のこれまでの文章が何を言おうとしているのか私の能力の限界が邪魔して良く分からないことが多々あったものですから、質問しました。悪しからず。
>>9
はい、それはもうはっきりと「あきらめろ」と申し上げます。
泥棒やサギ師に対して被害者が返してくれと泣きついても無益な
ことです。
ましてや泥棒やサギ師と異なり制度で保護されていますから。
米国の超億万長者が自分の資産の99%を社会に還元すると
申し出ました。
見上げたものです。
ですが、彼の千倍、万倍の億万長者たちはもっとたくさんの
富を得ようと、自分のやっていることを決して世間には公開
できないようなあらゆることをやっています。
カネ儲けをして何が悪い、とのたもうて。
小林のしのりが右翼であるにもかかわらず、相手の意見を言う自由を命懸けで守ると言っているのは、自分の意見が無条件で通るとは思っておらず、命懸けで言っているからだ。
すなわち、相手の意見を言う権利を命懸けで守るという態度こそが、小林自身の意見を正当なものにするということを自覚しているのだ。
それは、彼の意見の全体が、誰かの受け売りでも、プロパガンダでもなく、まさしく彼自身のものだという自覚を示している。「みんなの言っていること」をオウム返しにしている有象無象の連中からはこういう台詞は出てこない。
強いオピニオン・リーダーの陰に隠れて、壁の背後から石を投げるような連中にはこういう覚悟はない。
孫崎さんは、独立独歩、たった一人でソーシャル・メディアで戦っていられる。先日の年内最後のニコニコ動画のメッセージもその決意をゆるぎなく語っておられた。
誰かに依存することなく、進んでいく人間の言葉と姿勢は、凡俗とは一線を画する。
>>13
表現不足であったようです。国民を問題視しているのでなく、(リベラル)を標榜するマスコミ、野党を問題視しているのです。ことの重要性が分からなかったか、米国に対する反論ができないのか、両方が考えられるが、米国に全く反論できない状況にあるとみているのです。そのことを問題視しているのです。
>>14
よく分かります。
若い希望氏の批判は見当違いだ。「違憲」論議は、安保法案反対運動の戦略としてもっとも有効な機能を果していた。
実際、6月までは憲法学者中心とした安保法案「違憲」論議で、内閣の支持率は最低になっていた。
一時、国民の憲法意識は高まった。
ところが、7月以降のデモ民主主義で「違憲」論議はかすみ、安保法案への批判は論理的根拠を弱体化させた。
権力が嫌がっていたのは、憲法論議だった。デモはマスコミが喜んで取り上げる話題だったが、「違憲」に関する学者の見解はほとんど報道されずに終わった。
強い権力に「反論」するなら、戦略が必要だ。
米国が与えた憲法だからこそ、米国に抗するには効き目のある「反論」の砦だった。
だから、今や権力は、憲法改正にむかっているではないか。
>>18
何度も申し上げていますが、「違憲」運動を批判否定しているのではありません。2プラス2の外交交渉の時、何故、野党は体を張って、政府と同時に米国に対して声を上げないのか。私は、野党が米国に対し、暗黙の了解をしているとみているのです。野党が声を上げれば、マスコミもとりあげ、国民に伝わるのですが、本来の役目をしていないのに、国民が騒ぐと野党も騒ぎ出す。安保を選挙対策に利用しているとしか見えないのです。野党が安保に対して、本気でぶつかる意思がないことを問題視しているのです。アリバイ作りでしかないとみているのです。私の見方が間違いであり、「違憲」で安保法を阻止できれば、一番良いのですが、口だけ野党が腰抜けになっていることを指摘しているにすぎません。私の見方が、見当違いであれば、それほどうれしいことはありません。