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記事 12件
  • プロ連盟が強くて困ってます

    2014-04-26 18:27  
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    麻雀プロ団体というのは、ひとつではなく複数ある。日本プロ麻雀連盟:最も人数が多くスター選手も多い。会長森山茂和、おもな選手に小島、灘、寿人、滝沢、二階堂姉妹、最近では魚谷、高宮など。最高位戦日本プロ麻雀協会:最も歴史がある。代表新津潔、おもな選手に金子正輝、村上淳、石橋、張、茅森など。日本プロ麻雀協会:最もフレッシュ。代表五十嵐毅、おもな選手にダブル鈴木(たろう・達也)、渋川など。このほかに井出洋介や小林剛が所属しているミューや101、RMUなどもある。麻雀は個人同士の戦いであって、決して団体間の争いではないのだがそれにしても…最強戦の舞台で連盟の勢いが止まらない。去年12月の最強戦ファイナルから今年4月の女流戦まで全ての戦いで連盟の選手が勝っているのだ。参加人数が多いのも確かだが、それを差し引いてもすごい確率だ。〈連盟選手の割合〉2013ファイナルA卓 4人中2人(優勝魚谷)B卓 4人中2人(優勝猿川)C卓 4人中1人(優勝森山)D卓 4人中1人(優勝沢崎)桜井章一解説特別予選 8人中4人(優勝寿人)女流戦 8人中4人(優勝二階堂)全ての戦いに連盟の選手が勝つ確率はわずか0.4%。1%未満の奇跡を起こしていることになる。こうなるともう運や偶然ではなく「実力が違う」と言って間違いない。連盟の森山さんは言う「ライバルが強くないと、うち(連盟)も伸びないから困る」実力が違うというのは単純に麻雀のうまい、下手ではなく精神的なものであろう。くだけた言い方をすると、上が怖い方が強いのだ。 

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  • 我慢強くなる(フリー雀荘戦記6)

    2014-04-26 08:27  
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    「私はまだ許してないからね」妻が二日ぶりに僕の目を見て言った。すぐに思い出した、二日前に子供と3人で行ったアンパンマンミュージアムでのレストランでのやりとりを。 

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  • リップサービス(フリー雀荘戦記5)

    2014-04-21 23:59  
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    月曜どうしても妻が子供とアンパンマンミュージアムに行きたいというので日曜に仕事をしに会社に出社した。その帰りにふらっと近所の雀荘に寄ったときのこと。実は最近人生5度目くらいの雀鬼流にはまっていて、よく鳴くようになった。(注)雀鬼流はすごく鳴きます。この日も東1局にハネマンをアガった次局に南家で二二六八(223)3566白発 ドラなし左からマンズ、ピンズ、ソーズここから3巡目に二万をポン。(注)雀鬼流的にこの鳴きが正しいかは??すぐに七万が出てチー、さらに(2)もポンであっというまに3566 ポン(222) チー七六八 ポン二二二3フーロでカン4ソウテンパイ。対面の客は「何をトップ目が…」とややあきれ顔。しかし3巡後、恐れていた上家のメンバー(店員)から親リーチがかかる。東1局ハネマンアガったやつがこんなぬるい仕掛けしていいのか、親に振ったらバカバカしいなと感じながら危険牌だろうがなんだろうが全部見ずにノータイムでツモ切った。というのは親の河にソーズが一枚も切れていないので3566を選ぶ理由がないのだ。ところが残り6巡で、親が5をツモ切る。自分のツモも5。へんなこと考えずツモ切る。だが次のツモが6で手が止まってしまった。3566 ツモ6現物は5で3も6も通ってない。5が3枚見えだが3を切ると振りテン。カン4ソウ続行か。 

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  • 著名人戦メンバー決定

    2014-04-19 06:27  
    5月17日に行われる麻雀最強戦2014著名人代表決定戦(風神編)のメンバーが決定しました。萩原聖人・福本伸行・勝間和代・金子達仁・加藤哲郎・押川雲太朗・大村朋宏(トータルテンボス)・林下清志(ビッグダディ)俳優の萩原聖人さんは第18回最強戦以来7年ぶりの出場で、「アカギ」作者の福本さんと「麻雀小僧」作者の押川さん以外はこのシリーズになってからは全員初登場です。最も勝ちにシビアな打ち方をするのは経済評論家で数字の鬼・勝間和代さんでしょうが、手役を魅せる萩原さんはもちろん、麻雀漫画を長年描き続けている福本さん押川さんも強敵、さらに大村さんは実家が雀荘のため牌と一緒に育ってます。「巨人はロッテよりも弱い」のセリフで有名になった元プロ野球選手の加藤哲郎さんとスポーツライターの金子達仁さんはまだ麻雀を見たことがありませんが相当打ちなれているというウワサ。最後にビッグダディ。昔はよく打った、今も子供た

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  • 女流戦 B卓南3局の魚谷侑未の東ポンについて(その2)

    2014-04-17 14:00  
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    前回の続き。石井 一二三三六七56688中中魚谷 六六(1223)237東東南南 実戦ではここから東ポン二階堂 一二四四四五七(688)259愛内 七八九(45)23799白発中左からマンズ・ピンズ・ソーズ。南3局ドラ7ソウ、親二階堂。もし魚谷がポンをしなかったらどうなっていたか牌山を再現し4名に意見を聞いて再現してみた。 

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  • 女流戦 B卓南3局の魚谷侑未の東ポンについて

    2014-04-16 12:42  
    先日の女流プロ戦は二階堂亜樹が優勝した。二階堂の我慢強い麻雀の強さについては次の近代麻雀にしっかり書かれるので、ここでは優勝候補だった魚谷の敗因ともいわれる仕掛けについて。六六(1223)237東東南南 ドラ7 3巡目に出た東をポンして7切り左からマンズ・ピンズ・ソーズ南3局北家で点数状況は二階堂 16400(親)愛内  18100石井  42700魚谷  22800という僅差の2着目。予選なのでトップをとる必要はなくこのままあと2局行けば魚谷と石井の勝ち上がりだが、二階堂と愛内には親がある。こんな場面でオタ風の東を鳴いて、南のアトヅケに期待するか。強者と言われる麻雀プロでも意見が分かれた。〈鳴かない派〉佐々木寿人 オーラスなら鳴くかもしれないがもう1局親流しをしなければならず相手の条件もたいして苦しくならない滝沢和典 結局他力本願の仕掛けなので。上家石井あやがどう打つか分からないので瀬戸

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  • 女流プロ代表決定戦(4月12日)の優勝予想その3(豊後・小林・五十嵐・沢崎)

    2014-04-10 10:00  
    女流プロ代表決定戦の優勝予想、さらに聞くことができました。A卓…宮内・高宮・茅森・大崎B卓…二階堂・石井・魚谷・愛内豊後葵優勝予想…石井あやなんたって私、ブンゴを倒して女流プロ代表決定戦に進出を決めた石井あやプロですからね。実力も美貌も私をはるかに上回るものがあります!!!(笑)短期決戦+条件戦になるこの闘いは、石井あやプロはずば抜けてるんじゃないでしょーか。行くところは行く、オリるところはオリる、メリハリのある麻雀で是非勝ちあがってほしいです!じゃなきゃ負けたブンゴが許さないですよ~(笑)小林剛優勝予想…魚谷侑未状況に合わせて2着で残る技術、決勝でトップを獲る力ともに群を抜いている。B卓のもう一人は難しいが、接戦になれば二階堂、荒れ場になれば石井か。A卓からは大崎・茅森。面白い決勝になりそうだ。五十嵐毅優勝予想…愛内よしえ他の選手に比べて知名度は低くノーマークだと思うが、協会内部では以前

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  • 女流プロ代表決定戦(4月12日)の優勝予想その2(滝沢・村上・猿川・瀬戸熊編)

    2014-04-09 13:46  
     女流プロ代表決定戦の優勝予想、新たに聞くことができました。A卓…宮内・高宮・茅森・大崎B卓…二階堂・石井・魚谷・愛内
    滝沢和典優勝者予想…魚谷侑未複勝ならA卓茅森◎、B卓魚谷が◎ (私は別の場面で、2人に負けています…)したがって、優勝争いに絡むのも2人のどちらかと予想します。仮に「優勝予想・茅森」と書いたら…そうです。怒られる可能性があります(笑)というわけで、予想は魚谷さんです。(愛内さんも強いという噂を耳にしております)村上淳優勝者予想…茅森早香希望も込みで!A卓は高宮か大崎がトップで、茅森2着と予想。こずえちゃんスマン!B卓は実力的に魚谷とあきちゃんがワンツーかな。個人的には同じ最高位戦の石井あやを応援しますが。愛内はテレビマッチの重圧で厳しそう…。決勝は魚谷、あきちゃん、茅森の3人と高宮か大崎のどっちかで、いい対局になりそうですね!一番いい麻雀を打った子に優勝してほしいです。き

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  • 女流プロ代表決定戦(4月12日)の優勝予想その1(片山・佐々木・石井編)

    2014-04-09 11:59  
    いよいよ4月12日は女流プロ代表決定戦です。出場メンバーは以下の8名でA卓・B卓、2つの卓に分かれそれぞれ半荘1回行ない、上位2名が決勝戦に進めます。決勝も1回勝負で、トップを獲った者が「女流プロ代表」として麻雀最強戦2014finalに進出することになります。【A卓】 猛撃シンデレラ・高宮まり リーチを愛するひまわり・大崎初音 純白の牌奏者・宮内こずえ天才過ぎる女雀士・茅森早香 【B卓】 最速マーメイド・魚谷侑未 卓上の舞姫・二階堂亜樹 風の鳴き娘・愛内よしえ沈黙のスナイパー・石井あやあなたは誰が勝つと思いますか?ここで著名人・プロに優勝者予想などを聞くことができましたのでご紹介します。片山まさゆき優勝予想…大崎初音
    注目はB卓 まさに最強の女流と言ってもいい3人が互いに牽制する中をスキをついてスルスルと愛内が勝ち残ります。愛内は全然打てます。強いです。でも決勝で勝つのは大崎ではないかし

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  • パーティーをぬけだして(フリー雀荘戦記4)

    2014-04-08 07:43  
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    最高位戦のパーティーに招待していただき出席してきた。近代麻雀の編集者、最強戦をしきるもの、という立場もあって、多くの人と話をすることができ楽しい時間を過ごさせてもらった。もっと麻雀プロと飲んだり話したりするのが好きな方がこの仕事に向いているのだが、酒を飲めないので1次会が終わるとその場をぬけだしてフリー雀荘に。妻には2次会もあるから今日は終電と言ってある。 

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