• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 31件
  • 岡田斗司夫プレミアムブロマガ「『なつぞら』解説:アニメーターとしての、なつの致命的な弱点とは?」

    2019-06-20 07:00  
    220pt
    前説と今週の『なつぞら』/『進撃の巨人』、ジブリパーク、山里の結婚/『アルジャーノンに花束を』解説/「わかる」ようになった、アスペルガー症候群のジョン・ロビソン/「集中力を維持する」装置と実験/次回予告/質疑と大陸間弾道視察ツアー/TMS実験と声、色、音楽、感情/実験がロビソンの私生活に与えた影響/TMSが普及した世界はどうなるか/『アラジン』感想と『結婚不要社会』紹介

    記事を読む»

  • 岡田斗司夫プレミアムブロマガ「怪獣映画ブームとは何だったのか?そしてゴジラ映画が一時衰退した理由とは?」

    2019-06-19 07:00  
    220pt
    『なつぞら』感想と『さらざんまい』を見た外国人/『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスターズ』ネタバレなしの感想/『ルパン三世 死の翼アルバトロス』の見どころ/年表で見る怪獣映画のブーム/『キング・オブ・ザ・モンスターズ』予習のためのゴジラ映画/次回予告『ひとの気持ちが聴こえたら:私のアスペルガー治療記』紹介/レジェンダリー映画な『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスターズ』/ゴジラの背びれの意味/アメリカでのゴジラ人気の理由/苦労芸人ケビンと下ネタグランプリ

    記事を読む»

  • 岡田斗司夫プレミアムブロマガ「【イベント情報】ミノフスキー粒子とリラルな戦争との関係」

    2019-06-18 07:00  
    220pt
    岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2019/06/18
    おはよう! 岡田斗司夫です。
    岡田斗司夫ゼミ・プレミアムでは、毎週火曜は夜8時から「アニメ・マンガ夜話」生放送+講義動画を配信します。毎週日曜は夜8時から「岡田斗司夫ゼミ」を生放送。ゼミ後の放課後雑談は「岡田斗司夫ゼミ・プレミアム」のみの配信になります。またプレミアム会員は、限定放送を含むニコ生ゼミの動画およびテキスト、Webコラムやインタビュー記事、過去のイベント動画などのコンテンツをアーカイブサイトで自由にご覧いただけます。 サイトにアクセスするためのパスワードは、メール末尾に記載しています(2018年12月1日より新サイトに移行しURLが変更されました。これに伴い、ログイン画面も変更されています。詳しくはメール末尾の注意事項をご覧ください)。(※ご注意:アーカイブサイトにアクセスするためには、この「岡田斗司夫ゼミ・プレミアム」、「岡田斗司夫の個人教授」、DMMオンラインサロン「岡田斗司夫ゼミ室」のいずれかの会員である必要があります。チャンネルに入会せずに過去のメルマガを単品購入されてもアーカイブサイトはご利用いただけませんのでご注意ください)
    今日は、岡田斗司夫のイベント・メディア情報をお届けします。
    まずは、6/4放送分のハイライトから。
     もともと、富野監督が『ガンダム』を作った時に「嫌だ」と言っていたのが、当時のロボットものにあった”ウソ”です。  1979年、『ガンダム』が放送された当時、最新の戦争というのは米ソ冷戦、別名“ボタン戦争”でした。 (中略)  見えない敵をレーダーで補足して撃ち、それが当たると、敵は自分の見えないところで爆発して消えていきます。  勝敗は、敵に出会う前に決まるわけです。
    「敵を戦闘機の照準の中に入れて、撃て~」というような、いわゆる僕らが知っている飛行機同士の戦いというのは第1次大戦のものなんですよ。
     ところが、『ガンダム』がオンエアされることになった時、スポンサー筋の玩具会社とかが望んでいたのは、そうじゃない。当たり前ですけど、もっとわかりやすい19世紀までの”英雄の時代”の戦争とか戦闘をやって欲しかったわけです。
     決して、ロボット同士がお互い地平線の向こうからミサイルを撃ち合って、敵がやられたかどうかはレーダーの中に映る“ブリップ”といわれる光点がフッと消えることでわかる、みたいなしょーもない戦いを見せてもしょうがないわけですから。
     そこで富野さんは、“ミノフスキー粒子”という設定を発明して、『ガンダム』という世界の中の戦争を一気に19世紀まで押し戻すことに成功したわけです。
     ミノフスキー粒子というのは、まあ、レーダーや通信電波が使えなくなってしまう宇宙空間の煙幕みたいなもんです。
     これ以上の説明は、「ミノフスキー粒子」で検索したら、いくらでも細かい話が出てきます。そこに書いてあるのは、基本的には疑似科学であって、例えば「ガンダムの続編のこれでは、こういうふうに応用されている」みたいなことがいっぱい書いてあるんですけど。  ただ、『機動戦士ガンダム』の中では、ミノフスキー粒子というのは、いわゆる煙幕みたいな使い方をするんですね。
     これによって、宇宙船というのは、基地と連絡が取れなくなります。いわゆる電波妨害ですから、通信ができなくなるわけですね。その結果、戦艦同士の戦いも、一気に帆船時代の戦いに戻ってしまう。
     通信が使えちゃった場合、宇宙戦艦がすぐにお互い通信できたり、本国と連絡を取り合えてしまって、お話としてなかなか進みにくいので、一気に戦艦同士がお互いに通信できないような状況に持っていくわけですね。  もちろん、レーダーもあまり使えないので、攻撃手段として誘導ミサイルを使えない。イコール、モビルスーツで近くまで行って、強い武器で敵を叩くという、19世紀っぽい戦いに出来たんです。  ロボットアニメの作り手にとっては、誠に都合のいい設定です。
     『ガンダム』は、このミノフスキー粒子という設定で、ロボット戦争を19世紀の英雄の時代までいきなり引き戻すことができたんですね。  もちろん、他のロボットアニメも英雄の時代っぽいことをやってます。でも、それは、まあゴジラのところでも話したんですけど、もう何も考えずに巨大ロボットを、まるで怪獣みたいに扱ってるだけなんですね。  でも、『ガンダム』というのは、もうちょっと現代の技術というのをちゃんと取り入れたものにしたかったので、こういったミノフスキー粒子というのを考えたんです。
     しかし、ストーリーが進むにつれて、『ガンダム』の中でも、戦争の描き方というのが変わっていきます。
     例えば、第12話「ジオンの脅威」では、新兵器の投入による戦争の変化を見せています。いわゆる、第1次大戦における戦車みたいなものを出しているわけですね。
     イギリスのベルファスト攻防戦では、“水中モビルスーツ”というのを登場させた。これもやっぱり新兵器の投入であり、ここら辺は第1次大戦っぽい描き方なんですよ。  しかし、それがジャブロー防衛戦とか、ジオンの宇宙要塞ソロモンの攻略戦においては、第2次大戦のノルマンディー上陸作戦のような、いわゆる事前準備が全てを決めるというような戦争の描き方をしています。  そして、ソロモンを落とした後、ジオンの新兵器“ブラウ・ブロ”とか“エルメス”による超遠距離攻撃というのは、当時、最新だったベトナム戦争や米ソ冷戦時代の出会わない戦闘、お互いが見えない距離から撃ち合う戦争というのを見せている。
     こんなふうに、ロボットアニメしか見ない子供達に「現実の戦争というのはこうだ!」というふうに教える。  「ロボットアニメでもここまで表現できるんだ!」という視点で、ストーリー展開の中で、19世紀から現代戦におけるまでの現実の戦争の進化というのを、徐々に徐々に出していってるんです。  こういったものを、ストーリーの話数の展開によって見せていったところが、教育的に見た場合の『ガンダム』というアニメが果たした役割であるんですよ。
     ジブリとか宮崎駿のアニメって、自然とか日本の民族文化というのを教えようとしますよね?  あれと同じように、実は富野アニメって、歴史とか戦争というのを視聴者に教えようとする、そういう教育的な部分があるんです。
     もちろん、ジブリアニメは宮崎駿の自分勝手な哲学ですし、富野アニメは富野由悠季の自分勝手な哲学なんですけど。  でも、それぞれの哲学なり歴史観というのを、本編の中に上手く入れ込みながらやっているというところが、ちょっと面白いところでもあります。
    明日夜のニコ生は 20:00~ 「機動戦士ガンダム完全講義」 です(いつもの火曜日ではなく、水曜日配信です)。
    6月19日(水) 20:00~ 「機動戦士ガンダム完全講義〜第12回」 
    『岡田斗司夫ゼミ (無印)』
    『岡田斗司夫ゼミ・プレミアム』会員限定
    お楽しみに!
    アーカイブサイトへのアクセス方法
    限定放送を含むニコ生ゼミの動画およびテキスト、Webコラムやインタビュー記事、過去のイベント動画など、岡田斗司夫のコンテンツを下記のアーカイブサイトからご覧いただけます。
    岡田斗司夫アーカイブ
     

    記事を読む»

  • 岡田斗司夫プレミアムブロマガ「宮崎駿の傑作『ルパン三世 死の翼アルバトロス』の見どころを解説!」

    2019-06-17 07:00  
    220pt
    『なつぞら』感想と『さらざんまい』を見た外国人/『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスターズ』ネタバレなしの感想/『ルパン三世 死の翼アルバトロス』の見どころ/年表で見る怪獣映画のブーム/『キング・オブ・ザ・モンスターズ』予習のためのゴジラ映画/次回予告『ひとの気持ちが聴こえたら:私のアスペルガー治療記』紹介/レジェンダリー映画な『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスターズ』/ゴジラの背びれの意味/アメリカでのゴジラ人気の理由/苦労芸人ケビンと下ネタグランプリ

    記事を読む»

  • 岡田斗司夫プレミアムブロマガ「【イベント情報】『攻殻機動隊』2話 徹底解説(後半) 解説 ウクライナ旅行中のため録画放送です」

    2019-06-16 07:00  
    220pt
    【ニコ生】/【YouTube無料動画】/

    記事を読む»

  • 岡田斗司夫プレミアムブロマガ「映画館がアラ還だらけ!オラオラ感満載の『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスターズ』」

    2019-06-15 07:00  
    220pt
    『なつぞら』感想と『さらざんまい』を見た外国人/『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスターズ』ネタバレなしの感想/『ルパン三世 死の翼アルバトロス』の見どころ/年表で見る怪獣映画のブーム/『キング・オブ・ザ・モンスターズ』予習のためのゴジラ映画/次回予告『ひとの気持ちが聴こえたら:私のアスペルガー治療記』紹介/レジェンダリー映画な『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスターズ』/ゴジラの背びれの意味/アメリカでのゴジラ人気の理由/苦労芸人ケビンと下ネタグランプリ

    記事を読む»

  • 岡田斗司夫プレミアムブロマガ「『ぽんぽこ』の製作をやめないと俺がジブリを辞める!」と宣言した宮崎駿の謎」

    2019-06-14 07:00  
    220pt
    新キャラ「ネコロン」くんの前説、デトロイトマジしんどい/幻の実写版エヴァ『巨神兵東京に現る』はここを見ろ!/宮崎駿の「『ぽんぽこ』の製作をやめないと俺がジブリを辞める!」宣言の謎/なぜ高畑勲は狸のキンタマを見せることにこだわったのか?/高畑勲の仕掛けたミステリー 「なぜジブリキャラが登場するのか?」/岡田斗司夫ゼミ4月の大改革/4月の大改革の補足と、過去放送の導入/オンラインサロンと宗教の話/この世の中を面白がりましょう/

    記事を読む»

  • 岡田斗司夫プレミアムブロマガ「『さらざんまい』を見た外国人の反応が面白い!」

    2019-06-13 07:00  
    220pt
    『なつぞら』感想と『さらざんまい』を見た外国人/『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスターズ』ネタバレなしの感想/『ルパン三世 死の翼アルバトロス』の見どころ/年表で見る怪獣映画のブーム/『キング・オブ・ザ・モンスターズ』予習のためのゴジラ映画/次回予告『ひとの気持ちが聴こえたら:私のアスペルガー治療記』紹介/レジェンダリー映画な『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスターズ』/ゴジラの背びれの意味/アメリカでのゴジラ人気の理由/苦労芸人ケビンと下ネタグランプリ

    記事を読む»

  • 岡田斗司夫プレミアムブロマガ「次世代の映像産業から生まれるヒット作品は、どんなものになる?」

    2019-06-12 07:00  
    220pt
    朝ドラの「悪い癖」とマイブリッジの写真、ディズニーシーの新エリア/お便り 「ステッカー制作の経緯と『ムーミン』解説の感想」/お便り 「家族で岡田斗司夫ゼミを見ています」/お便り 「面倒くさい質問」/お便り 「最高のオタク新婚旅行を迎えるために」/お便り 「吹き替えに芸能人を起用することに納得できません」/お便り 「岡田さんの模型をもっと見たいです」/次週告知/ドラマのネタ・義務教育・サンの刺青/

    記事を読む»

  • 岡田斗司夫プレミアムブロマガ「【イベント情報】シャアにとって、ガルマの本当の魅力とは?」

    2019-06-11 07:00  
    220pt
    ガルマ・ザビの持つ類いまれな能力/

    記事を読む»