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記事 10件
  • 実は沢山あった!?古今東西な『ライトノベルの投票企画』(平和のコラム)

    2021-09-25 19:00  
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    読者の皆様こんにちは、平和です。涼しい日があるかと思えばまた暑くなったり、台風が来そうだったりと落ち着きませんが、ゆっくり読書もしたいですね。
    この原稿を書いている9月中旬は年に一度開催される読者投票企画『このライトノベルがすごい!』の投票受付期間中でもあります。そこで今回は『ライトノベルの投票企画』について語ってみます。単純な売上ランキング的なものとは異なり、読者が主催するものから、大手新聞社が主導していたものまで、実はこれまでにも色々な企画が生まれては消えていった歴史があるのです……
     
     
  • 到達点であり通過点『ライトノベルのアニメ化』(平和のコラム)

    2021-08-25 19:00  
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    読者の皆様こんにちは、平和です。先日、近所を散歩していたらカブトムシを見つけて驚きました。市街地でも見つかるものなんですね……
    今回のコラムは前回の延長線上として『ライトノベルのアニメ化』について語ってみたいと思います。自分が担当した作品での経験と、他の編集者からお聞きした話が混ざりますが、そんなに間違ってはいないはず……。原作となる作品の編集部視点でのお話が中心になるので、より専門的に知りたい方はアニメビジネスについて書かれた本なども読んでみると面白いですよ。
     
  • 更に多くの読者へ『ライトノベルのコミカライズ』(平和のコラム)

    2021-07-25 19:00  
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    読者の皆様こんにちは、平和です。だいぶ暑くなってきたので、体調管理には気を付けたいところですね。自分はちょっとした外出時に帽子を忘れないようにしていますが、さらに日傘も導入すべきか少し考え中です。
    さて、今回はまた少し話題を変えて、ライトノベルが他のメディアに展開していくときのお話をしてみたいと思います。まずは定番でもある『ライトノベルのコミカライズ』です。近年はライトノベルの新シリーズ開始と共にコミカライズもすぐ動くことが増えましたが、その辺りの仕組みにもちょっとだけ触れたいと思います。
     
     
  • 実は関わる人も多い『ライトノベルの本文』(平和のコラム)

    2021-05-29 19:00  
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    読者の皆様こんにちは、平和です。このコラムを書いている時点で、天気予報に雨マークが増えてきました。今年の梅雨はどのくらいの長さなのでしょうか。
    さて、前回は一旦イラストのお話をしましたが、今回はまた作家さんの原稿のお話に戻りたいと思います。作家さんからお預かりした原稿を1冊の書籍にするとき、そこには意外と多くの人が関わっていたりするのです。

     
  • 『ライトノベルのイラスト』ができるまで(平和のコラム)

    2021-04-25 19:00  
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    日々暖かくなってきましたが、ここからあっという間に暑くなる気配もあり、いまから夏が憂鬱ですね。お読みいただき、ありがとうございます。平和です。
    前回まではいわゆる新人作家さんにまつわるあれこれを書いてきたのですが、今回は少し離れて「イラスト」のお話です。過去のコラムでどんなイラストの種類があるかは説明しましたが、もう少し詳しく依頼から完成までの流れを追ってみたいと思います。
     
  • デビューは次のスタートライン『新人作家の活動サイクル』とは(平和のコラム)

    2021-03-25 19:00  
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    桜と花粉症がセットになるこの季節は悩ましいですね。平和です。第七回目はこれまでの題材からの流れとして、「ライトノベルの作家さんは新人賞デビューしたときにどう過ごしているのか」について、知っている範囲で書いてみたいと思います。先に念のためお断りしておくのですが、もちろん人によって千差万別ですので「こういうことが多い」くらいに受け取って頂けると幸いです。

    ひとまず新人賞の受賞連絡があり、デビューが決まったとしても、実際に作品が書籍として発売されるまでにはある程度の月日が必要です。その間、だいたいの作家さんは「デビュー作の手直し(改稿)」「続巻の準備」「新作の企画検討」などをして過ごすことになります。
     
     
  • 年末年始は大変!?ライトノベルの『発売日』(平和のコラム)

    2020-12-25 19:00  
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    皆様、こんにちは。平和です。刊行を楽しみにしている作品があると、その発売日が待ち遠しいですよね。四回目のコラムでは、年末年始という時期であることも踏まえて「ライトノベルの発売日」について語ってみたいと思います。

    ライトノベルに限らず、本の発売日というのはややわかりにくい部分があります。「雑誌」という区分だと更に事情が違うのでひとまず除外しますが、それでも書籍を運ぶ流通プロセスの都合もあり、どうしても複雑になってしまうのです。

    大きく分類しますと「本が書店に到着するおおよその日=発売日」とするざっくり型の発売日と、「毎月この日に発売!」と決めて準備しておくきっちり型の発売日があります。それでは、現在の主なライトノベルレーベルではどうなっているでしょうか。
     
  • ライトノベルで大事な『イラスト』あれこれ(平和のコラム)

    2020-11-25 19:00  
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    このコラムを読んで頂いている皆様、こんにちは。平和です。あっというまにこのコラムも三回目になります。今度はどんな題材を取り上げようか……と少し悩みましたが、今回は「ライトノベルのイラスト」という、ある意味で最重要な要素について語ってみたいと思います。

    以前に定義について書いた時も触れましたが、「ライトノベル」と呼ばれる小説にはイラストが付いています。物語の作者である著者さんとは別に、そういったお仕事を専門にしている方に依頼して、作品の内容を一目でわかるような形の絵として描き上げて貰っています。一般的に書店に並ぶライトノベルは著者から原稿を預かった出版社所属の編集者が様々な手配をして刊行まで進めます。この編集者が、イラストレーターさんへ依頼した結果が、皆さんの読んでいる作品の『カバーイラスト』になっています。(表紙イラストと言われることもあります)
    さて、それでは他にどんなイラストがあるのでしょうか。
     
  • ライトノベルの『レーベル』って何のこと?(平和のコラム)

    2020-10-25 19:00  
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    このコラムを読んで頂いている皆様、こんにちは。平和です。前回は「ライトノベルって何?」というお題で書かせて頂きましたが、第二回は更に「ライトノベル」にまつわるアレコレのうち「レーベル」について語ってみたいと思います。
    まず「レーベル」という単語について複数の辞書に当たってみます。すると概ね、様々な商品、特にレコードに張り付けられた紙を指すとあります。ラベルと表記するとイメージしやすいですね。そしてだんだんと意味が転じて、音楽業界などでは特定のブランドを指すものに変わっていったようです。これを出版業界ではいつの間にかマンガやライトノベルの分野でも使用するようになって今に至る……というのが現状と言えそうです。用語としてはなんとなく自分も使っていますが、いつから言い始めたのでしょうね……?
    ともあれ、ライトノベルのレーベルについて語る場合、それはほぼライトノベルの歴史とイコールになります。それは『若者向けエンタメ小説ブランドの創設』が、事実上のライトノベルレーベル創刊の始まりに当たると言えてしまうからです。小説以外も含む『文庫』という出版形態の歴史については恐縮ですがまたカットさせて頂きまして、ここではライトノベルに絞って書いてみます。
     
  • いまさら聞けない「ライトノベル」って何?(平和のコラム)

    2020-09-25 19:00  
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    ●生放送初回放送日決定!タイムシフト予約はこちら☟https://live.nicovideo.jp/watch/lv328206671
    初めまして。あるいはご無沙汰しています。ライトノベル業界の片隅に生息している、平和と申します。ラノベ好きが高じて、ラノベ編集になってしまった変わり種です。今回「ラノベは人生!」のブロマガにてコラムを書かせて頂けるということで、定期的にお邪魔させて頂ければと思います。
    さて、記念すべき第一回ということで、やはりここは大前提となる話題から行くべきかと考えました。そもそも「ライトノベル」って何でしょう?これを読んでいる皆さんも、なんとなく理解している気持ちになっていたりはしないでしょうか。そんな「ライトノベル」について、書いてみます。
    まず最初にごめんなさいをしないといけないのですが、この問いには明確な「正解」がありません。この言葉が使われるようになってから、様々な人が定義を議論してきましたが、いまだに結論は出ていないのです。
    どういう経緯で生み出され、定着していったのかについては、インターネット上にほぼ正確な経緯が掲載されているので、ここでは割愛いたします。その上で、どんな作品がライトノベルと認識されているのか……というのは、多分に主観が混じるため、なかなか定義しにくい部分があるのが現状です。
    いわゆるオタクコンテンツ的なものとして「アニメ」「マンガ」などと並べられることもあるのですが、名前イコール表現媒体を示しているそれらとは異なり、ライトノベルというのは表現技法で言うなら「小説というジャンルの一つ」となってしまいます。しかも、「これがあるからライトノベル!」という必須条件もあやふやです。とはいえ、大まかに同意を得られるような枠組みは見えてきています。
    まず、定義するためのアプローチは作品の形態から見ていくものと、内容や表現手法から見ていくものがあります。
    典型的なパターンを書き出してみると
    「ライトノベルのレーベルから出ている小説がラノベである」
    「若者向けのイラストがついたエンタメ小説がラノベである」
    といったところでしょうか。
    どちらも間違っていないのですが、どうしても例外となる作品もあるため、明快な定義かといわれるとしっくりこない……そんな感じではないでしょうか。そこが長年にわたり、読者を悩ませてきた理由でもあります。では、実際にライトノベルを作っている編集者はどう考えているのでしょうか。