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「触ってごらん、ウールだよ」
この植物を見ていたら、こんな懐かしいコピーを思い出しました(って言っても80年代以降の方にはナニソレって感じでしょうが)。
こちらは、カランコエ(Kalanchoe)という多肉植物の仲間です。カランコエは数え切れないほどの品種がありますが、冒頭の画像ものは『フクトジ(福兎耳)』といいます。肉厚の葉の表面が細かいうぶ毛でビッシリと覆われていて、まるでウサギの耳のような触り心地なので、このように呼ばれています。こんな葉っぱを見ると、ついつい触りたくなってきますよね。
他にも、フクトジに似たようなの葉の周りが黒い斑に覆われている『ツキトジ(月兎耳)』。
葉の付き方が、蝶が舞っているかのように雰囲気の『胡蝶の舞』。(下画像左)
茶色のうぶ毛の様がベルベットのような『仙人の舞』またの名は『金の卵』。
葉が肉厚の多肉植物なので、乾燥を好みます。明るく風通しの良い窓際などで育てるほうが良いでしょう。ただし真夏の直射日光は苦手なので、夏の間はカーテンなどで遮光して下さい。また寒さも苦手なので、屋外での冬越しは避けられたほうが無難です。
今回、紹介しましたカランコエはいずれも葉に特徴がある品種です。カランコエには鮮やかなお花が咲く品種もたくさんありますので、別の機会にまたご紹介出来ればと思います。
撮影地:PANCOW/BOTANYRSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2013/02/53131/