• このエントリーをはてなブックマークに追加
メダカといっしょに植物を育てる「アクアポニックス」を室内に設置して半年。小さな循環環境は廻り続けています|マイ定番スタイル
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

メダカといっしょに植物を育てる「アクアポニックス」を室内に設置して半年。小さな循環環境は廻り続けています|マイ定番スタイル

2021-10-30 17:00
    循環型の水槽を使って、サカナと植物を育てる「アクアポニックス」について、以前にROOMIEで紹介させていただきました。

    それから半年が経ちますが、部屋の中での循環は順調に続いています。

    アクアポニックスとは

    魚の排出するアンモニアを、バクテリアが植物の栄養素である硝酸塩に変えることで、魚と植物がWin-Winの関係になります。

    私が使っているのは、30cm水槽、水を循環させる水中ポンプ、植物を育てるためのケースがセットされています。

    運用を開始して半年間で、起こったことや気付いたことを紹介します。

    寿工芸 レグラスポニックス 300Hセット 6,800 Amazonで見てみる 7,980 楽天市場で見てみる

    !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")

    メダカの世代交代

    10匹でスタートしたメダカが、6匹になってしまいました。

    メダカの寿命は2年程なので、自然な減少です、しかし、産卵したメダカもあり、世代交代が進行中。

    産卵床や保護用のネットを設置しました、卵は10日程で孵化します。

    稚魚は泳ぐ力も弱く、成魚に食べられてしまうので、保護ネットが必要。

    稚魚に合わせて、水流を弱くして、流れる時間も少なくしました。

    孵化から2ヶ月、メダカらしくなってきたぞ。

    サテライト水槽を準備して、小メダカを移しました。

    そして、ネットの中には、新しく産卵された卵を、産卵床ごと入れます。

    世代交代が忙しいですね。

    生と死が繰り返される、これも循環ですね。

    スドー 新・産卵飼育ネット S 453 Amazonで見てみる 452 楽天市場で見てみる

    !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")

    招かざる客

    水槽に入れた覚えのない小型の貝が発生しました。

    調べてみると、サカサマキガイという貝で、水草に稚貝か卵が付いて来たようです。

    捕獲して、庭の水蓮鉢に移していますが、減りません。

    ジェックス 貝トール 1,020円(税込)

    まさに適者として繁栄している感じなので、そのままにしておくという考え方もあります。

    しかし、あまりに増えるので、貝とーるという捕獲器を使って、数をコントロールしながら様子を見ています。

    ジェックス 貝トール 980 Amazonで見てみる 1,772 楽天市場で見てみる

    !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")

    植物の病気について

    盆栽を育てるのが好きな私は、アクアポニックスにさまざまな樹木を入れてみて、環境にマッチするかを試しました。

    モミジは、天然の渓谷沿いにも自生しているので、アクアポニックスにも合うだろうと考えたのですが、うどん粉病が発生。

    うどん粉病は、乾燥した状態で発生します。

    水が循環していても、エアコンの影響で乾燥しているようです。

    メダカへの影響を考えると、殺菌消毒はしたくないですし、環境にマッチした樹種を選んだ方が育てやすいので、モミジは庭で育てることにしました。

    植物は頻繁に育成状況を確認して、適者を探しています。

    メンテナンスについて

    サカナと植物がWin-Winの関係にあるので、水質はとてもクリアで安定しています。

    植物の葉から蒸散する水分が多いため、水が減ります。

    1週間で800mlの水を補充しています。

    半年間に、循環用の水中ポンプの掃除と、1/3の水換えを4回行いました。

    水槽でサカナだけを飼育したり、室内で植物だけを育てるよりも、手間は掛かりません。

    小さいエコシステムを室内に

    小さいながらも、エコシステムとして機能しているようです。

    水を中心にして、さまざまなモノやコトが繋がっていることを実感できますよ。

    そして、生と死の循環も身近に感じることができます。

    自然界の循環は、登場する動植物の多い複雑なもの。

    その複雑さを、弱点のように考えてしまいますが、勝手に増えた貝を考えると、本当はとても強かで、柔軟なモノなのだろうと思います。

    アクアポニックスには、「楽しいですよ!」 と簡単にオススメしてはいけないような厳粛な一面が、あるような気がしています。

    気になる方はトライしてください。 ええ、そうです、とっても楽しいのです。

    寿工芸 レグラスポニックス 300Hセット 6,800 Amazonで見てみる 7,980 楽天市場で見てみる

    !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.body.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")

    あわせて読みたい:

    小さな水槽から地球環境を考える。サカナといっしょに植物を育てる「アクアポニックス」を自宅に設置してみました|マイ定番スタイル - ROOMIE(ルーミー)


    観葉植物とアクアリウムを一度に楽しめる「アクアテリア」。ペット不可のお部屋でも、毎日心が癒やされるよ|マイ定番スタイル - ROOMIE(ルーミー)
    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2021/10/767776/
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。