• このエントリーをはてなブックマークに追加
もう噴きこぼれない。最新のソースパンは3層構造!
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

もう噴きこぼれない。最新のソースパンは3層構造!

2013-06-24 13:01
    どこの家庭にもある手鍋やソースパン。

    長い間、基本的な構造やデザインは変わっていません。


    吹きこぼれてコンロを汚してしまうこともしばしば。

    そこで、今までの問題を解決すべく、最新の技術を駆使して新しくデザインされたソースパンがこちらです。


    ふたが少し傾くようになっていて、液体だけを出すことができます。


    鍋の側面は3層になっています。

    一番内側の層はテフロン加工されていて、外側の層は早く温まるための素材が採用されています。また、真ん中は温度が安定して、まんべんなく広がるような素材が使われています。


    これが真ん中の層。Heat Exchangerといって、キャンプ用のストーブなどに使われているものだそうです。


    取っ手は取り外しができ、鍋の本体を食洗機に入れることもできます。

    取っ手にはデジタルスクリーンがあります。温度や中身の重さが表示されたり、吹きこぼしたり、煮詰めすぎたりしないようにアラーム付のセンサーがついています。そして、すべりにくく握りやすい弾性高分子素材を使用しています。


    それ以外にも、取っ手に専用のヘラやスプーンを置けるような工夫もあります。機能性豊かな夢のようなソースパンです。

    こちらは、BBCが行っているImagineering Redesign Seriesのために作られたプロトタイプで、デザインコンサルティング会社のpresipiceによって考案されました。

    デザインチームは「50年代のスカンジナビアの台所用品」「最新の家電」などをコンセプトにしていると答えています。料理での失敗を防ぐことによって、料理への興味や腕を上げてもらう、ということも考慮したそうです。

    発売はされていませんが、提案された素材はすべて既存のものなので、実際に作ることは可能だとか。どこかの企業がこのような商品を作ろうと考えていたら、この案を軸として商品化することがあるかもしれない、とのこと。

    これはぜひ手にとってみたいので、実現するといいですね。

    Smart saucepan keeps pressured cooks from boiling over

     [BBC]
    [Precipice Design]

    RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2013/06/69531/
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。