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記事 23件
  • 【2015 Jリーグ】ヴィッセル神戸 レアンドロ「大好きなヴィッセルに恩返しを」(4/4)

    2015-11-30 20:00  
    「タイトル獲得のための力になれると思ったから、このクラブに戻ってきた」7年ぶりにクリムゾンレッドのユニフォームをまとったレアンドロは、力強くそう話した。大好きだというヴィッセル神戸を日本一に導くために―頼もしい助っ人の思いをここに。[Jリーグサッカーキング10月号掲載]■信頼を寄せ続けてくれるクラブにタイトルで恩返しを得点を取ることに関しては、Jリーグをよく知る心強い存在のマルキーニョス選手が相棒にもなりますね。レアンドロ 本当に偉大な選手であり、10年以上海外でプレーをしている中で、Jリーグでも一つの歴史を築いた選手です。そうした選手に対して、僕が何かを言えるような言葉は見当たらないくらいです。その中で彼は、一緒にプレーをしていれば、本当に、僕自身のパフォーマンスの良さも発揮させてくれるような選手であり、周りの力、全体の力を引き出してうまく使ってくれる、そういった選手でもあります。日本で
  • 【2015 Jリーグ】ヴィッセル神戸 レアンドロ「大好きなヴィッセルに恩返しを」(3/4)

    2015-11-30 20:00  
    「タイトル獲得のための力になれると思ったから、このクラブに戻ってきた」7年ぶりにクリムゾンレッドのユニフォームをまとったレアンドロは、力強くそう話した。大好きだというヴィッセル神戸を日本一に導くために―頼もしい助っ人の思いをここに。[Jリーグサッカーキング10月号掲載]■チームが勝つことが最大の目標ネルシーニョ監督からレアンドロ選手には、どのような役割を求められているのでしょうか。レアンドロ 監督から求められているものは、柏の時にやっていることと変わらないので、違和感なくやれています。特に、監督が求めてくる部分は、《守備の部分》がすごく多いので、そこに関しては、対戦相手が変わるごとに求められるものも変わってきたりしますが、それもずっとやってきていることで、僕自身は違和感なくやれていると思います。チームメートたちについても教えてください。ヴィッセルは真面目でおとなしいと言われることが多いので
  • 【2015 Jリーグ】ヴィッセル神戸 レアンドロ「大好きなヴィッセルに恩返しを」(2/4)

    2015-11-30 20:00  
    「タイトル獲得のための力になれると思ったから、このクラブに戻ってきた」7年ぶりにクリムゾンレッドのユニフォームをまとったレアンドロは、力強くそう話した。大好きだというヴィッセル神戸を日本一に導くために―頼もしい助っ人の思いをここに。[Jリーグサッカーキング10月号掲載]■バランスの取れた全体的な成長があったその7年間でG大阪、カタール、柏でのプレーなど、いろいろな経験をされています。どのような面が一番成長しましたか。レアンドロ 最初にヴィッセルに来た時と今日を比べた時、これまでのすべての経験が、今の僕を作り上げていると思っています。若い時には、いろいろなことをやりながら、経験の中で覚えていくところがありましたが、今は経験の中から養った技術だったり、サッカー観が出るようになりました。バランスの取れた全体的な成長があったと思います。監督の存在も大きかったと話されましたが、ネルシーニョ監督とは、
  • 【2015 Jリーグ】ヴィッセル神戸 レアンドロ「大好きなヴィッセルに恩返しを」(1/4)

    2015-11-30 20:00  
    「タイトル獲得のための力になれると思ったから、このクラブに戻ってきた」7年ぶりにクリムゾンレッドのユニフォームをまとったレアンドロは、力強くそう話した。大好きだというヴィッセル神戸を日本一に導くために―頼もしい助っ人の思いをここに。[Jリーグサッカーキング10月号掲載]■タイトル獲得へ進んでいると感じたから復帰を決めた7年ぶりの神戸になりますが、当時と街の印象が変わったところはありますか?レアンドロ 道がすごく舗装されていて、クラブハウスに来る道順も、いくつかオプションが増えていますね。そういう変化はありますが、以前と変わらず、素晴らしい街だなという印象はあります。以前、レアンドロ選手のおじいさんが、ヴィッセル神戸のクラブハウスや試合会場によく来ていて、そのことを懐かしく思うサポーターも多いです。レアンドロ 2年間、ここでプレーしている時に、おじいちゃんが長い間、僕と一緒に生活してくれて、
  • 【2015 Jリーグ】ガンバ大阪 宇佐美貴史「消えない色、尖った思考」(5/6)

    2015-11-24 20:06  
    ガンバ大阪の最前線には、宇佐美貴史がいる。その存在感を改めて強調した前半戦だったが、今はまだ、進化の過程に過ぎない。自分だけの“色”をもっと奇抜に、自分だけの“思考”をもっと尖らせて―。頭の中で果てしなく広がる独自の世界、その一端を言葉にする。[Jリーグサッカーキング9月号掲載]■自分の色を消すようなことは絶対にしたくないそう考えると、今は自分の可能性を広げているという感覚なんでしょうか。宇佐美 間違いないですね。自分の色を出すことは大前提で、その色は、溶け込まないくらい奇抜な色でいいと思うし、そういう選手は絶対に必要だと思うんですよ。チームのために、チームの一員としての役割をしっかりとこなしても、一番大事なところで色がかすむようでは試合で使われない。そんな時にかすむような色を持った選手には絶対になりたくないですね。過去の経験も、そうした気持ちを支えているのでは?宇佐美 特に、ドイツでは自
  • 【2015 Jリーグ】ガンバ大阪 宇佐美貴史「消えない色、尖った思考」(6/6)

    2015-11-24 19:30  
    ガンバ大阪の最前線には、宇佐美貴史がいる。その存在感を改めて強調した前半戦だったが、今はまだ、進化の過程に過ぎない。自分だけの“色”をもっと奇抜に、自分だけの“思考”をもっと尖らせて―。頭の中で果てしなく広がる独自の世界、その一端を言葉にする。[Jリーグサッカーキング9月号掲載]■本気で思ったらたぶんできるんですよ自分が成長しているという実感は、どのくらいありますか?宇佐美 まあ、俺の場合は《要領悪く》成長しているんじゃないですか?(笑) 今はこれ、その次はあれ、という要領の良さは全然ないし、その時々で成長の速度がバラバラ。でも、それでも何とか成長しているという感じですかね。モロさもあるし、ここまで伸びてると思ったらそうじゃなかったり、逆もある。これはもう、自分の性格的にも仕方がないと思ってるし、人間味が溢れる感じでいいんじゃないかな。ただ、後退は絶対にしていないし、停滞もしていないと思い
  • 【2015 Jリーグ】ガンバ大阪 宇佐美貴史「消えない色、尖った思考」(4/6)

    2015-11-24 19:30  
    ガンバ大阪の最前線には、宇佐美貴史がいる。その存在感を改めて強調した前半戦だったが、今はまだ、進化の過程に過ぎない。自分だけの“色”をもっと奇抜に、自分だけの“思考”をもっと尖らせて―。頭の中で果てしなく広がる独自の世界、その一端を言葉にする。[Jリーグサッカーキング9月号掲載]■オカちゃんのプレーを見て俺自身の景色が変わったなるほど。「縦に速い攻撃」には、「守備時のポジショニングが取りやすい」という側面もあるんですね。宇佐美 まあ、ガンバとはチームとしての守り方が違うし、俺自身、ポジションも役割も、タスクも求められる比重も違うので、一概には言えないですけどね。単純に、2トップの片割れと4―2―3―1の左サイドだったら、後者のほうが守備の比重は大きくなる。だから、サイドにボールが入れば守備の意識は強く持たなきゃいけないじゃないですか。でも、ガンバの場合は相手に押し込まれてもFWまで下がる必
  • 【2015 Jリーグ】ガンバ大阪 宇佐美貴史「消えない色、尖った思考」(3/6)

    2015-11-24 19:30  
    ガンバ大阪の最前線には、宇佐美貴史がいる。その存在感を改めて強調した前半戦だったが、今はまだ、進化の過程に過ぎない。自分だけの“色”をもっと奇抜に、自分だけの“思考”をもっと尖らせて―。頭の中で果てしなく広がる独自の世界、その一端を言葉にする。[Jリーグサッカーキング9月号掲載]■ハリルホジッチ監督のサッカーはやっていて楽しいし、刺激になるそう言えば、肉体改造については日本代表に入ってからいろいろと報道されましたね。ハリルホジッチ監督に、「体脂肪率を落とせ」と言われたという内容でした。宇佐美 それもね、実は全く違うんですよ。代表で言われたから始めたわけじゃなく、今年のキャンプからずっと取り組んできたことですから。昨シーズンは(体重が)重くて、正直、最後のほうは体力がもたなかった。点を取れない時期が(リーグで)7試合あったじゃないですか? そのあたりから体重管理のことを意識し始めて、ずっと取
  • 【2015 Jリーグ】ガンバ大阪 宇佐美貴史「消えない色、尖った思考」(2/6)

    2015-11-24 19:30  
    ガンバ大阪の最前線には、宇佐美貴史がいる。その存在感を改めて強調した前半戦だったが、今はまだ、進化の過程に過ぎない。自分だけの“色”をもっと奇抜に、自分だけの“思考”をもっと尖らせて―。頭の中で果てしなく広がる独自の世界、その一端を言葉にする。[Jリーグサッカーキング9月号掲載]■今シーズンの体のキレは「落としながらつける」の効果つまり「イメージどおりじゃないゴール」のほうが、手応えがある。宇佐美 清水戦の1点目なんて、パスが後ろに来ましたからね。相手が寄せている予感があったけど、俺がパスすると予想しているような気がしたんで、前を向こうと思ってファウルにならない足の上げ方とコントロールを意識しながらトラップして……体の向きを変えながら、その瞬間にいろいろな判断をしているんですよ。2点目はどうですか? 後ろを向いたままトラップして、振り向きながら斜めにボールを押し出して、ニアサイドにズドン。
  • 【2015 Jリーグ】ガンバ大阪 宇佐美貴史「消えない色、尖った思考」(1/6)

    2015-11-24 19:30  
    ガンバ大阪の最前線には、宇佐美貴史がいる。その存在感を改めて強調した前半戦だったが、今はまだ、進化の過程に過ぎない。自分だけの“色”をもっと奇抜に、自分だけの“思考”をもっと尖らせて―。頭の中で果てしなく広がる独自の世界、その一端を言葉にする。[Jリーグサッカーキング9月号掲載]■「インタビューは真剣勝負」 午前9時から始まった練習を所在なくぼんやりと見届けた後、ファンサービスに向かう宇佐美貴史を追い掛けるようにしてクラブハウスに戻った。 2階奥の会議室でバタバタと準備を済ませてしばらく待つと、「よろしくお願いします」と小さくつぶやきながら、うつむき加減の宇佐美が入ってくる。「俺、気分屋ですからね」 1時間後にそう言ってニヤリと笑った彼とは、まるで別人である。正直に言えば気だるそうな、もっと言えば面倒くさそうな雰囲気をインタビュー前に《あえて演出》するのは、ガンバ大阪の絶対的エースとして、