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  • 「寿人さんを超えないとどこへ行っても通用しない」…輝かしい未来が待つ広島・浅野拓磨の自覚と決意

    2016-03-14 21:30  
    文=元川悦子
     3月7~9日に千葉県内で行われた日本代表国内組候補合宿。その真っ只中に「セリエAのウディネーゼとトリノが興味」という報道が流れ、一躍脚光を浴びたのが、1月のAFC・U-23選手権決勝・韓国戦で2ゴールを叩き出した若き点取屋・浅野拓磨(広島)だった。
    「僕も兄貴からメールが来て、初めて知って。分かんないですけどね…。でもやっぱりレベルの高いところに行きたいって気持ちはあるので、そういうところにもアピールできればなと思いますけど」と本人は海外移籍への秘めた意欲をのぞかせた。
     そのためにも、まずは国内での活躍が必要不可欠だ。今季からサンフレッチェ広島のエースナンバー10を背負う彼だが、J1での初得点が遠い。3月12日の湘南ベルマーレ戦も茶島雄介に代わって後半38分からジョーカーとして起用され、ロスタイムのラストプレーでオウンゴールを演出したが、自身のゴールは残念ながら生まれなか
  • “トヨグバ”を見事完封した鹿島DF植田直通…リオ五輪獲得で得た自信をハリルジャパン定着へ

    2016-03-07 19:30  
    文=元川悦子
     2016年J1ホーム開幕戦となった5日のサガン鳥栖戦。常勝軍団・鹿島アントラーズは前節・ガンバ大阪戦に続く序盤2連勝を飾って、タイトル争いをリードしたかった。だが、今季からマッシモ・フィッカデンディ監督が率いる鳥栖も開幕・アビスパ福岡戦を2-1で快勝し、いい滑り出しを見せている。決して簡単な相手ではなかった。
     鹿島の最終ラインを担う188㎝の長身DF植田直通に託された仕事は、相手エース・豊田陽平を封じること。開始早々の激しい競り合いでベテランFWを威嚇すると、彼はその後も決してマークを離さない。前半11分のヘディングシュートは守護神・曽ヶ端準がガッチリキャッチし、ゴール前に侵入してきた場面ではコンビを組む昌子源が確実にフォローする。味方の援護射撃もあって、植田は絶対に負けたくなかった点取屋に仕事らしい仕事をさせず、チームの1-0の勝利に貢献したのだ。
    「ナオは代表(1月の