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記事 1件
  • ハセベが聞く! 〜宮崎正生さん〜 2016年 vol.10

    2016-08-30 20:30  
    324pt
    ROAD TO プロ観戦者への道
    ハセベ(*1)が聞く! 〜宮崎正生さん〜
     レース観戦素人のハセベが“プロ観戦者”をめざし選手やレース関係者に話を聞きに行く月イチ連載。話を聞きに行ったのは、宮崎正生さん(*2)。ロードレースにはまったきっかけやさまざまな視点からみたレース観戦に対する想いや考え方を聞きました!

    *1 ハセベ:2008年に突如、幼少時代に自転車でどこでも行っていた頃を思い出し、ロードバイクに乗ることを決意。ロードバイクに出会い、仲間に出会い、自転車に乗ることの楽しさに出会い、更に仕事において自転車業界に関わることにより、微力ながら寄与していくことを決意。これまでは自転車に乗ることだけに注力してきたが、この度、「プロ観戦者」になるために始動。
    *2 宮崎正生:スポーツ経験は小学校の頃習い事で水泳教室に通った程度で、基本見るだけ。スカパーで自転車ロードレース観戦にはまり、やがて国内レースも見に行くように。サッカーのゴール裏や野球場のスタンドによくいる競技が出来もしないのに野次ばっか飛ばしてるおやじ。国内あちこちのレース会場はに出没する。
    Q.はじめてのレース観戦の思い出はありますか?
    2005年 TOJ東京ステージ
     サッカーが昔から好きでして、FC東京の試合を視聴するためにスカパーに入っていたんです。そうしたら、ロードレースチャンネルがあり、なんとなく観はじめたのがそもそものきっかけです。
     それ以前は、ロードレースには全く興味がなかったんですよ。たしかはじめに観たレースはブエルタ・ア・エスパーニャだっかと記憶しています。それで、実際に日本で生で観戦しようと思ったら一番近い場所がTOJ(ツアー・オブ・ジャパン)東京ステージでした。 当時(2005年)は情報が全くなく、どこにいたら観戦できるのかわからなかったので日比谷の路上でずっと待っていましたね。それに、1人で行ったので全然楽しくなかったです(笑)。
     当時は自転車仲間で観戦に来ている人が多くて、観戦グループが決まって一人でさみしく見ていました、今みたいに食事がとれるブースもなかったですね。そんなこんなで、それからしばらくはロードレース観戦へは行かなくなりました。
    栗村さんのくりらじを聞いて
    それが、2007年に栗村さんのくりらじ(*3)を聞いてどっぷり自転車にはまるようになりました。そんな中、チームミヤタの解散を聞いて、自分に何か役に立つことができないかと考え、レース会場へ足を運びました。レース会場に足を運んで、一番驚いたのはチームミヤタの柿沼さんに声をかけられたことです。選手だったのに自分の顔を覚えてくれていて、本当にうれしかった!サッカーでは選手が観客の顔を覚えていることなんてほとんどないじゃないですか?だから本当に驚きました。もちろん、レース(いわきクリテリウム)も面白かったし、質も高かくて大満足でした。
    *3 くりらじ:1999年4月開始されたネットラジオ。パソコン情報から社会論などありとあらゆるコンテンツを発信するWebラジオ局。
    Q.レース観戦についてどう思われていますか?
    魅力は、選手の人柄と距離感の近さ
     国内レースに関してですが、選手がみんないい人。今行けばすごく楽しい!と言いたいです。ジャパンカップなどの大きなレースは別ですが、Jプロツアーは選手との距離は近いし、レースのレベルも上がってきていますし、おすすめです。私は、2007年から観戦していますが、当時よりレースが本場ヨーロッパに近づいている気がして、とても楽しんでいます。
    Jプロツアー初観戦おすすめは、東京湾岸と大分
     Jプロツアーはじめて行かれる方におすすめなのは、東京湾岸と大分でのレースです。大分のレースは特等席が安くて、しかも食べながら観戦できるんです。まさに地方ならではの良さですね。たまに町でご飯を食べていると選手に遭遇するのも楽しみのひとつです(笑)。昔は、自転車レースに行くとレース観戦と撮影だけが目的だったのですが、今では、観光もして開催地域をまるごと楽しむようになりました。ちなみに個人的には、今年は山口と前橋のレースに期待しています!
    Q.レースではどんなことをしてほしいか?
    (レース前)
    早めに行って、知り合いと話をする!
    (レース中)
    レースが始まれば楽しむ!
    (レース後)
    できるだけ残るようにする!
    Q.同じ観戦者とのコミュニケーションについて
     地方のレースに行って、そこでしか会えない人と会えるのが楽しいですね!
    Q.観戦において、これはできればやめて欲しいことは?
     1つあるのは、運営側に対して悪口を言うのはやめたほうがいいのでは、と思っています。と言うのも長いこと観戦に通っているとレースの裏のことが見えてきて、運営の大変さが理解できるからです。
     昔に比べると国内レースの質は徐々に高まっていますし、レースの数も増えています。Youtubeにレース動画をアップしたり、HPを改善したりと、JBCFは頑張っています。JBCFがなかったら国内レースはなくなることを考えると、もっと評価してよいのでは?と思います。もちろん、JBCFに対して個人的に言いたいことが全くないわけではないですが、少しづつ改善されているので、前向きに捉えて、楽しく観ています(笑)。
    Q.日本でしかできないレースってあると思います?
    世界一クリーンなレース
     ドーピングに関する厳しい規定がもっと必要でないかと思っています。今なら、JBCFはローカルレースなので独自に基準を作ることができます。たとえばドーピングで処分を受けると参加資格を失うなど。せっかく日本ではクリーンなレースをやっているのですから、それをもっと世界に伝えていくべきではと。
     それを知ってもらうには、ドーピング規定を厳しく設定することで世界に注目してもらえるのではないでしょうか。検査しなくても厳格な規定を設けるでも十分かと。それこそが、日本でしかできないレースではないでしょうか。自分なりに栗村さんのネット放送を聞いていて、いろいろなことを調べて、どうやったらレースがよくなるか考えて、そう思うようになりました。
    Q.将来、どんなレースができたら最高!?
    ナイトクリテリウム
     夜の時間帯が空いている自動車教習所などでのナイトクリテリウムをやったら面白いと思います。そのレースでは、観戦者のチケット代に上乗せしたぶんを賞金として、勝った人が総取りとか(笑)。
     シンプルなレースでも内容次第でとても面白くなると思いますし、賞金が選手やチームのモチベーションをあげていくようなことであれば尚更いいですよね。 もちろん、一番最高なのは、全国リーグが成立することかなと。Jリーグみたいに地元密着のチームが増えていくと面白くなりますよね。
    Q.これから自転車観戦しようかなと思っている人に対して伝えていこと
    とりあえず、観戦する!
     2007年のレース観戦は自身も自転車乗っている方がほとんどでしたが、今は、自転車に乗っている人も乗っていない人も混在していて、とても良い状況だと思います。サッカーと同じで観戦者は、競技をやっていなくてもいいんです。とにかくもっとロードレースファンが増えてほしいですね。その入り口となるのは、クリテリウムだと思います。ラインレースでの選手の成長もたしかに重要ですが、何度も目の前を選手が走ったほうが、観ていて楽しいですよね。あとは、短い時間でもいいので、アクセスの良い場所でのレースがもっと必要ではないでしょうか。質問に対する答えになっていないですね(笑)。とにかく、一番大事なのは、とりあえず、観戦する!これしかありません。
    インタビューを終えて
     プロ観戦者宮崎さんとのお話はとても勉強になりました。現在のレースだけでなく、過去のレース、レースの裏側、選手やチームの変遷を知ることにより、今のレースがどれだけ改善されてきたのか、どんな内容・場所でレースが実施されて、選手やチームが努力してきたのか含めてより観戦が楽しめるのではないかと思いました!
    レーススケジュール
    9月1日(木)〜3日(土) ツール・ド・北海道(北海道) UCI-2.2
    9月11日(日) 第6回 JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ(栃木県) JPT第16戦
    9月24日(土) 第1回 JBCF 前橋クリテリウム(群馬県) JPT第17戦
    9月25日(日) 第1回 JBCF 赤城山ヒルクライム(群馬県) JPT第18戦
    Jプロツアー 2016 ランキング
    ※「順位 名称 ポイント」の順で表示しています。
    選手
    1 Jose Vicente Toribio(マトリックスパワータグ) 9956.0
    2 増田 成幸(宇都宮ブリッツェン) 9918.0
    3 Jon Aberasturi Izaga(Team UKYO) 7034.0
    4 鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン) 6176.0
    5 Benjami Prades Reverter(Team UKYO) 6106.0
    6 大久保 陣(宇都宮ブリッツェン) 5226.0
    7 中根 英登(愛三工業レーシングチーム) 4866.0
    8 畑中 勇介(Team UKYO) 4498.0
    9 Valade Jayson(NEILPRYDE - NANSHIN SUBARU CYCLING TEAM) 4238.0
    10 Salvador Guardiola Tora(Team UKYO) 4012.0
    http://jbcf.or.jp/prg/PointList6.php
    チーム
    1 宇都宮ブリッツェン 28132.0
    2 Team UKYO 25994.0
    3 マトリックスパワータグ 21766.0
    4 シマノレーシング 12824.0
    5 愛三工業レーシングチーム 11578.0
    6 NEILPRYDE - NANSHIN SUBARU CYCLING TEAM 10195.0
    7 那須ブラーゼン 9838.0
    8 シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム 7894.0
    9 イナーメ信濃山形 6151.0
    10 LEOMO Bellmare Racing team 6046.0
    http://jbcf.or.jp/prg/TPointList6.php
    【このチャンネルの売上の一部は「ツアー・オブ・ジャパン」の運営費に充てられます。】
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