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「結局面白かったRPGってアレだよなぁ」其の一 デジタルゲーム事業部 妄想記録【21日目】
コメ161 NEET株式会社コンテンツポータル 125ヶ月前
面白かったRPG其の一,FFシリーズ『3~6』についての感想
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新番組!裏ハンゲライブ
コメ0 HangameLive~ゲームブロマガ~ 125ヶ月前
皆さん こんにちわ。ハンゲーム事務局です。明日から、ハンゲームライブの無い木曜にゲームをじっくりプレイする裏ハンゲライブを放送開始します。第1回目はドラゴンネストで運営チームよりYAMAMOTOさんを呼んで教えてもらいながらハンゲ太郎が上達していく内容です。通常のゲーム公式番組ハンゲームライブでは...
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【堂々完結】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【最終回】
コメ20 SYUPRO-DXマガジン 131ヶ月前
1章 ここは出会いと別れの酒場よ (第1回へ)2章 いったい何を言えばいいの (第2回へ)3章 やればできる (第4回へ)4章 人の心はダンジョンなのさ (第11回へ)5章 震えているのはあなたのせいだ (第15回へ)6章 あの木の下まで競争な (第21回へ)7章 ここで立ち止まるわけにはいかない (第...
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【次回最終回】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第32回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
1章 ここは出会いと別れの酒場よ (第1回へ)2章 いったい何を言えばいいの (第2回へ)3章 やればできる (第4回へ)4章 人の心はダンジョンなのさ (第11回へ)5章 震えているのはあなたのせいだ (第15回へ)6章 あの木の下まで競争な (第21回へ)7章 ここで立ち止まるわけにはいかない (第...
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【最終回まであと2話】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第31回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 僕がすべてを諦めかけた、そのときだった。 マオの雰囲気が。変わった。 マオの じゅもん!「…………………………」 その呪文は、無言だった。 しかし僕の今までの経験から、空気が変わったことだけはわかる。 言葉にしなくても伝わるもの。これが正にそうだ。 おおかた僕にトド...
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【最終回まであと3話】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第30回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 他人を負かすことよりも、自分を乗り越えることのほうが、何倍も難しい。 僕は決死の覚悟で、自らのトラウマと向かい合った! マオが あらわれた! マオは まっすぐに こちらを みつめている! 何を。僕は何を言えばいい。この人に何を言えばいい。 ジョンスやアダン...
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【最終回まであと4話】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第29回】
コメ1 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】「魔王がよみがえったら、ぼくが倒すんだ」 十年前のあの時、僕は自分の言葉で、言った。「僕の家は勇者の家系だから、父さんが魔王を倒したみたいに、今度は僕が、倒すんだ」 その言葉を聞いて、やさしい誰かは少し戸惑った表情をした。 だけどすぐに、にっこり笑った。にっこり...
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【最終回まであと5話】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第28回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】8章 あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね 最上階に登った僕は、ぎょっとした。 あれだけ恐ろしい気配を発していた最後のフロアは、なんと、草原だった。 青々と草木が生い茂り、柔らかな日差しまで感じられる。もう夜だというのに日差しが感じられるというの...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第27回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 僕は打開策を見つけようと、必死でどうすべきか考えていた。 呪文か。剣か。水が入ってたボトルでも投げつけてみるか。 どうする。どうする。どうする。一瞬が数十分にも感じられる密度の濃い時間が流れる。 僕の頭の中はいっこうにまとまらないまま、ヨコリンが言葉を紡ぐ。「...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第26回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 酒場が増築されていくにつれて、答えに窮する問いかけをしてくる人物が増え、僕はひとり勧誘するたびに脳みそをフル回転させていた。酒場の入口で呆然と立ち尽くしていた時には、被害妄想ばかり重ねるこんな脳みそなんて半分になればいいのに、取っちゃいたいと思っていたのだが、...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第25回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 ついに灼熱の溶岩フロアが終わり、次に現れたのは、砂漠だった。 砂漠。砂漠かー。そうきたか。 ひん曲がったサボテン、枯れた井戸、申し訳程度の湧き水。 そういえばしばらく何も飲んでない。暑いフロアばっかりで干からびそうだ。「そこの水は飲めないぜ! 飲料水は一階で買...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第24回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 アダンが倒れるのと同時に、リュシカがアダンの名前を呼びながら、アダンのもとに駆け寄っていく。勝ち負けよりも、アダンの無事を心から願っているように見えた。必死でアダンを介抱する姿は、まるで聖母のようだと思った。 僕は、勝ったのだ。 やった…… 僕にも、できた。やれ...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第23回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】7章 ここで立ち止まるわけにはいかない 目が覚めると、灼熱の溶岩フロアだった。 戻ってきた。僕は戻ってきた。アダンとバルトロとリュシカもいる。「おいアダン。あいつ、まだ立ち上がってくるぞ」 バルトロが僕に気づき、アダンに言う。「……しぶとい奴だな」 おそらくだが...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第22回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 僕は、いじめられていたのだ。 どうしていじめられていたのかも想像がつく。僕が勇者だったからだ。子供というのは残酷なもので、自分と違うものや特に目をひくものを、面白がっていたぶる事がある。本人たちには悪いことをしているという自覚がない場合もある。悪いとわかってい...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第21回】
コメ1 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】6章 あの木の下まで競争な どこだろう。ここは。 目の前に広がっていたのは、草原だった。 大きな木が一本だけ生えている。遠くの方から、子供たちの声が聞こえる。 これは夢か。死後の世界には川があると聞いていたけど、草原もあるのか。 それともここはエデンなのか。 ...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第20回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 132ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】「バルトロ、リュシカ、下がってろ。こいつは俺一人でやる」 アダンがそう言った。「勇者ともあろうものが、三対一で戦うわけにはいかないだろう。下がれ」 アダンの言葉に頷いて、バルトロとリュシカが壁際まで下がる。 しめた。やっぱりこいつくそ真面目だ。一対一なら勝てるか...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第19回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 階段の上も、燃えさかる灼熱のフロアが続いていた。ゆっくり流れ出す溶岩の熱気が、僕の胸の中をそのまま映しているように思えた。絶対に勝つ。 そのフロアには、三人の冒険者がいた。立派な鎧を身に着けた筋骨隆々の男、真っ白なローブを着た神々しい女性、そして。僕よりも勇者...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第18回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 灼熱のフロアで出会った男賢者ニーチェは、賢者なのにギャンブルが辞められず、人生が破滅に向かっている打たれ弱いエリートだった。「今月も生活費がなくなる、頼むお金を貸してくれ」と捨てられた子犬のような目でぺこぺこ頭を下げるニーチェには「めをさませ」という呪文が心に...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第17回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】「おい! おいおいおい! 落ち着けオマエ! いくらやってもムダだぜ!」 心臓が破裂しそうなほど全力で走っても、フェイントをかけても、ヨコリンがものすごいスピードであっさり僕に追いついて行く手を阻む。酒場の入口までほんの2メートルほどしかないのに、今はその2メート...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第16回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 最初にその噂を聞いたのは、リリカという女遊び人からだった。リリカは僕の顔や体をじろじろ舐め回すように見たあと、こんなことを言ったのだ。「最近、ニセモノの勇者が出るんだって。あなたはホンモノ?」 僕は「もちろんだよ」という呪文を即答した。この時は本当に心から「も...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第15回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】5章 震えているのはあなたのせいだ 六階に続く階段を上がると雪国であった。 何を言っているかわからないと思いますが、僕にも何が起こったかわからなかった。あわてて階段を下りて五階に戻ってみる。すすけた壁にテーブル、壁の脇の酒ダル。間違いなく今まで僕がいた酒場だ。...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第14回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 五階にいたのは、たったひとりだった。 外見からしておそらく武闘家だろう。僕は少し自信のついてきた呪文の数々を頭の中に浮かべながら、ゆっくり冒険者に近づいていった。さあ、コイツには、何が効く! ジョンスが あらわれた! ジョンスが はなしかけてきた!「おれは ...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第13回】
コメ1 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】「世界一の酒場テーマパークを作りたいの!」 一階カウンター前で、なぜかドレアさんは泣きっ面の僕に対して夢を語り始めた。 なんですか酒場テーマパークって。ドレアさんは僕が、酒場が増築されたことに感動して泣いているとでも思ってるんだろうか。やっぱりこの人もなんかおか...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第12回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】「オマエ、レベル2の仲間で魔王倒せるのか?」 二階にいるからレベル2という意味だろうか? いささか乱暴な理屈だが、レベル2の仲間で魔王を倒せるかと問われれば難しいと答えざるを得ないのが大いに不本意だ、けども、だからって。「オレサマはオマエの師匠だ! 師匠の言う事...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第11回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
4章 人の心はダンジョンなのさ 【 はじめから よむ (第1回へ) 】 マカロンとポマードとイルーカさんを一階に残し、僕はひとり階段を登っていく。 二階にいる冒険者を全員勧誘すれば、もうここで人と話す必要はない。その揺るぎない事実が、僕の気持ちを少しだけ楽にした。折れそうな気持ちを奮い立たせながら一...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第10回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 揃った! これで仲間が三人揃った! 僕は天を仰ぎ、目を閉じて小さくガッツポーズした。こんなにうれしいことがあるのか。今まで何かをやり遂げたことなんて一度もなかったから、目標を達成するということがこんなにうれしいことだとは。初めて知った。感激だ。あ、やばい、なん...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第9回】
コメ4 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 これで二人目だ。 最も話しかけづらいと思っていた同年代の女の子と、明らかに怖くて普段なら絶対関わり合いになりたくないヤンキーを説得できたことで、僕の中に少しずつ、本当に少しずつだが、自信らしきものが芽吹いてきていた。しかも運良く僧侶、魔法使いとバランスよく勧誘...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第8回】
コメ5 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】「あなた、死んでたわよ」 またも死亡。またしてもドレアさんの声で目が覚める。 僕はさっきと同じように、酒場のカウンターの前で横たわっていた。 たかだか五分くらいの間に二回連続で死んだ。「死因は何だ?」「はい、自分が臭いのではないかという被害妄想による精神的ショッ...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第7回】
コメ0 SYUPRO-DXマガジン 133ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】「あら? 目が覚めたみたいね」 ドレアさんが僕の顔を覗き込んで、声をかけてくれている。 僕は、酒場のカウンターの前に横たわっていた。 あれ、なんで寝てるんだ? 記憶が抜けてる。たしか女の子を勧誘しようとして、そうだ、「なんか臭くない?」って言われて、目の前が真っ...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第6回】
コメ6 SYUPRO-DXマガジン 134ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 ここまで考えて僕が出した結論は「女の子に話しかけるのはやめよう」だった。 大丈夫だ。酒場は二階まである。あえて話しかけづらい女の子を勧誘しなくても、二階に話しかけやすそうな人がいるかもしれないじゃないか。そもそも女の子なんか連れていったら、冒険してる最中「今、...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第5回】
コメ2 SYUPRO-DXマガジン 134ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 気を取り直して一階を見回してみて気づく。一階には、女の子がぽつんとひとり座っているだけだった。一階にいたのはドレアさんとヨコリン、そしてこの女の子だけなのだ。 女の子。女の子か。一番話しかけるのに困るタイプの人間だ。困るというか、決定的に苦手だ。まだ幼さの残る...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第4回】
コメ1 SYUPRO-DXマガジン 134ヶ月前
3章 やればできる【 はじめから よむ (第1回へ) 】 三人だ。 たった三人でいい。 今の僕に必要なものは勇気。 たった三人の仲間を得るために、誰かに話しかける勇気が欲しい。 勇ましき者の血を引いているはずなのに、致命的に勇気が足りない僕だったが、とにかく三人だ。仲間が三人欲しい。勇者のお供といえ...
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【RPG小説】あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね【第3回】
コメ3 SYUPRO-DXマガジン 134ヶ月前
【 はじめから よむ (第1回へ) 】 死んだ魚のような目をして遠くを見つめながら「はははははは」と小声で笑う僕をまったく気にせず、ヨコリンはアドバイスを始めた。「説得の基本は、呪文だぜ!」 呪文。あれか。火が出たり、風を起こしたり、凍らせたりできる不思議な力のことか。「もっとも、ここで言う呪文って...