プロレスラーの壮絶な生き様を語るコラムが大好評! 元『週刊ゴング』編集長小佐野景浩の「プロレス歴史発見」――。今回はプロレス界のあらゆるニュースを語ります”
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──小佐野さん、今日は配信というかたちで、よろしくお願いします!
──今回はここ最近のプロレス界のニュースを振り返るということなんですが……トップニュースは藤波辰爾さんがNHKの番組で、伝説の迷曲『マッチョドラゴン』を熱唱しました(笑)。
小佐野 その番組、見ました(笑)。
──藤波さんはホントに真剣に歌われていて、感動すらおぼえたんですけども。
小佐野 そういう意味では、藤波さんにとっていいパブリシティになったんじゃないのかな。
──あの曲自体がなぜつくられたのか?も解説されていて、藤波さんのレスラー人生においても重要な歌なんだなって勉強になりました。
小佐野 その一方でね、香織夫人や蝶野がディスるのがよかったです(苦笑)。
──夫人がいちばん辛辣でしたね(笑)。蝶野さんも番組の趣旨をわかっていてギリギリを攻めていて。「えっ、歌うんですか?」と大げさに驚くことで、これから大変なことが起きますよ……って暗示するという。
小佐野 そこはやっぱりテレビ慣れした蝶野正洋ですよね(笑)。
小佐野 歌がうまかったのはマイティ井上さん。あの人はうまかったなあ。
──プロレス界の歌ウマ王はマイティ井上!
小佐野 ファルセットが効く感じの甘い歌声でね。『星降る街角』( 敏いとうとハッピー&ブルー)とかめちゃくちゃうまかったもんね。
──まさかマイティ井上さんの歌のうまさを解説される日が来るとは思わなかったです(笑)。
小佐野 井上さんもレコードを出してるから。それこそ生きていたらジャンボ鶴田さんもNHKで『ローリングドリーマー』を歌っているかもしれない(笑)。
──「♫人は誰でもローリングドリーマー」(笑)。
小佐野 『マッチョドラゴン』と双璧だったからね。鶴田さんは当時だと「リサイタル」といってコンサートを開いたりしてましたけど。
小佐野 佐々木健介は、茜(ちよみ)ちゃんとデュエットでCD(『縁は異なもの味なもの』)を出してましたね。
──茜ちよみさんは、ターザン後藤さんを支援していた演歌歌手ですね。
小佐野 木村健悟さんやキラー・カーンもよくレコードを出してましたね。あと阿修羅・原さんは『ゆき子』 大仁田厚は『星空のグラス』というレコードを出していた(笑)。原さんは中森明菜の歌がうまかったなあ。
──それは修羅な組み合わせです!
小佐野 長州(力)さんだってLPで出してるんだから。佐山(聡)さんがエルビス・プレスリーを歌ったり。
──佐山さんは体型もプレスリーみたいになっていくという(笑)。
小佐野 天龍さんはノドがガサガサなんだけど、吉幾三の『雪国』をよく歌ってたね。川田利明は『みちのくひとり旅』かなあ。
──2人とも渋いですね(笑)。
小佐野 猪木さんはテレビで『若鷲の歌』を歌ってたけど、決してうまくはなかった。
──馬場さんの歌はどうでした?
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コメント
コメントを書く「映画は観てから評価しようよ」
フワちゃんと超RIZINが重なりました。
「映画は観てから評価する」
小佐野さんが陽なら斉藤さんは、陰ですね。
フワちゃんの件に関しては怪我だけはしないでくださいねということが全てです。