『アイアン・スカイ』に続けっ!
ファーストパーソン・シューター(FPS)というゲームの一大ジャンルを確立した、名作『Wolfenstein 3D』。その『Wolfenstein』シリーズを原作とする映画化プロジェクトが本格的に始動し、『パルプ・フィクション』の原案を担当したロジャー・エイヴァリーさんが監督・脚本を行うということが発表されました。
一体どんな映画になるのか、詳細は続きからどうぞ。
『Wolfenstein』シリーズは、『DOOM』、『Quake』などでお馴染みのid SoftwareのFPSシリーズ(最初期作はステルスゲームですが)。1992年に発表された第2作目『Wolfenstein 3D』は『DOOM』と共にFPSの基礎を作り上げた名作。
シリーズはほぼ全てが第二次世界大戦中のドイツ(及び欧州各国)を舞台に、ナチス改造人間製造や魔王の復活などのオカルトめいた計画を阻止するために戦うというストーリー。映画版のストーリーも、それらシリーズと共通したものとなるようです。
実は、この映画化の話は2007年にも話題になっていました。それ以降音沙汰がなかったので、てっきり(ありがちな)権利を買うだけかって映画は作らない、ということなのかと思っていたのですが、今回のニュースを聞いて安心しました。
今作で監督・脚本を務めるロジャー・エイヴァリーさんは『パルプ・フィクション』でクエンティン・タランティーノさんと共にアカデミー脚本賞を受賞した人物。最近では、映画版『サイレント・ヒル』の脚本や、『ベオウルフ/呪われし勇者』の製作総指揮も担当していました。
今回の映画版『Wolfenstein』では、映画版『サイレント・ヒル』のプロデューサー、サミュエル・ハディダさんと再びタッグを組み製作にあたる模様。
エンタメ情報サイトComing Soon.netに掲載されたプロデューサーのコメントによれば、『キャプテン・アメリカ』のようなレトロだけどSF要素のある第二次世界大戦期の世界で、『イングロリアス・バスターズ』のような史実とはかけ離れたナチスを相手に戦うアクション映画となるようです。
公開時期などは未定。『キャプテン・アメリカ』も『イングロリアス・バスターズ』も『Wolfenstein』も大好きなので、ぜひ完成させて欲しいですね。『アイアン・スカイ2』と同時期に公開して、世界中でナチ旋風を世界中で巻き起こしてくれることに期待しましょう!(なんか問題発言な感じがするけど多分大丈夫)
Roger Avary to Write and Direct Castle Wolfenstein[Coming Soon.net]
Wolfenstein 3D[Steam](画像)
(傭兵ペンギン)
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