• このエントリーをはてなブックマークに追加
ジブリの名曲「カントリーロード」をピアノとカホンとウィスパー・ボイスでお楽しみください
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

ジブリの名曲「カントリーロード」をピアノとカホンとウィスパー・ボイスでお楽しみください

2012-09-07 12:00

    ごめんなさい! 映画と曲に思い入れが強すぎて長文になってます! お急ぎの方は続きから動画をどうぞ。「読んでやってもいいよ!」っという神様のような方は少々お付き合いくださいませ。 映画『耳をすませば』。原作は1989年のりぼんに掲載された柊あおい著の少女漫画ですが、1995年にスタジオジブリによって映画化され、その後何度もテレビで再放送されている、誰もが認める名作でしょう。 原作ではボーイ・ミーツ・ガール的な要素がメインとして描かれていますが、映画版は未来への希望や、進路への不安、悩み、挑戦、そして恋といった少年少女が抱く心の葛藤と、それに向かうことでの心の成長がテーマとなっています。自分の夢のためにがむしゃらに努力する。方向性は違うにせよ、ひとりの少女と少年が、自分の「成りたいもの」に向かって正面からぶつかっていく。この姿に励まされた方も多いのではないでしょうか? その映画版『耳をすませば』のメインテーマとなっているのが「カントリーロード」。原曲はジョン・デンバーによる「Take Me Home, Country Roads」ですが、劇中ではオリビア・ニュートン・ジョンによるカバー盤がオープニング、および主人公である月島雫がコンビニへ牛乳を買いに行くシーンに使われています。 そしてこれを元に独自の日本語訳詞をつけたものが「月島雫(cv:本名陽子)」が歌う「カントリーロード」。本来の詩を直訳したものではなく、自分自身の成長と葛藤を表した詩にアレンジされており、その歌詞とメロディーはこの映画の象徴的な存在となっています。 「カントリーロード、この道、ずっと行けば...」 おそらく本作をご覧になった方は、自然とこのフレーズが頭に浮かんでくるのではないでしょうか。 この「カントリーロード」は、当時16歳という主人公に近い年齢の本名陽子が歌うことで、月島雫と同じような思春期の少女が胸に抱くモヤモヤとした感情が表現され、その味をいっそう引き立たせているようにも感じます。「カントリーロードの歌い手は本名陽子意外にありえない。」そう思っていました。この動画を見るまでは......。 前置きが長くなってしまいましたが、以下よりその動画を御覧ください。
     
    【大きな画像や動画はこちら】
     

    さわさわと耳と鼓膜を撫でるようなウィスパー・ボイス、カホンによる陽気なリズム、それらのパートを優しく包んでいるピアノ。 楽しそう。すごく楽しそう。うん、すごく楽しい! なにより、音だけではなく演奏を体全体で表現している様子は、パートも、人も足りませんが、劇中の屋根裏部屋でのイレギュラーセッションを思い出させてくれました。 聞いている、見ているこちらも楽しくなるような、そんな姿。劇中の「カントリーロード」が心を奮い立たせる賛歌であるとするならば、こちらは心を弾ませる賛歌であるように感じました。 この2人は、菅井宏美(ムム)と金山典世(てん)の2人からなるデュオ・ユニット『ツヅリ・ヅクリ』。ニコニコ動画にはこの動画の他にももうひとつ、動画が投稿されているので、もし気に入ったらコチラよりどうぞ。 さて......。僕もクレモナにバイオリン職人になりに行こうかな。
    【演奏してみた】カントリーロード【歌ってみた】[ニコニコ動画]
    ツヅリ・ヅクリ Official Blog] (小暮ひさのり)
    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2012/09/country_road.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。