私は8月16日、初めて韓国民団で講演した。兵庫県支部である。
終わって簡単な食事をしている時、年配の人が話した。
「私は戦前から兵庫に住んでいます。
朝鮮人ということで、個人レベルで嫌がらせに会うことがありました。しかし、それはあくまで個人が実施しているものです。
今のへートスピーチの様に、集団で行進して、暴言を吐くという事はありませんでした。」
私達は小中学生の頃、しょっちゅう言われたことに「弱い者いじめをするな
でした。
個人であれ、社会であれ、弱い立場にある者をいじめない。それは社会のル
ールの一つです。
国際社会では、共産国などがしばしば人権を無視する社会であると批判され
ました。戦後、日本が対象になるとはほとんど考えられませんでした。しかし、
今、日本への批判が増えてきているように思えます、どこか日本社会の歯車が
狂い始めてい
コメント
コメントを書く2013年10月だったと思うが,日比谷公園から国会周辺を歩く「原発ゼロ統一行動」のパレードに参加して,プラカードを手に持って歩いていたら,その途中の大きな交差点の曲がり角少し横の歩道上で,警察の警備班を周りに従えるように陣取っていた集団から,何やら大きな叫び声が聞こえて来た.
歩道上からの原発ゼロパレードへのエール・声援かと楽しく思っていたら,良く聞いて見ると原発ゼロパレード参加者へ向けられての,朝鮮の人達への誹謗中傷と帰れ!コールの内容だった.
男ばかりと思われるその集団の中心でマイクを手に叫んでいたのは,ある程度の年齢の女性だったがその声に聞き覚えがあった.随分以前になるが,何処かの公園で朝鮮の人達を誹謗中傷する集団の映像をYouTube上で視聴したことがあった.その時の映像の中の女性の声と同じだったので,いわゆる「ヘイトスピーチ」であることを理解した.
それとともに,進行方向左側そばの歩道上をゆっくりと対面して歩いて来た,表情やや暗い感じのオタク風の30歳くらいの細身の男性が,やはりパレード参加者に向かって大きな声ではないが「左翼は朝鮮へ帰れ」との趣旨の言葉を投げつけていた.
「ヘイトスピーチ」と一言で表現すると,多くの人々は「在日の朝鮮の人々に対する誹謗中傷」と思いがちであるが,この時のヘイトスピーチ集団の言葉は明らかに「原発ゼロパレード参加者」に向けられて発せられており,ヘイトスピーチの行き着く先の「誹謗中傷」の対象は,在日の朝鮮の人達のみならず,政府の政策に言いなりにならず,異議を唱えてパレードをする多くの女性・子供も含めた,民主的に主体的に意思表示・行動をする人達全てに向けられていることを実感した.やはり日本はどこか狂って来ている.(2014年8月17日)
ヘイトスピーチの問題点は、これを批判するリベラル派の弁護士などでも
権力の拡大解釈などがあるから規制立法は好ましくない、などと言ってい
ることです。
つまりヘイトスピーチそのものを絶対堪えがたい何としてでもやめさせな
ければならないものとまでは思っていない。
他人の足は踏まれても痛くない。
わたしはヘイトスピーチをするひとたちはそれほど問題じゃないと思う。
それによって不利益を被ることがないならああいう発言を天下の往来で
大声でやってみたいと考えるひとが日本人のなかに一定の割合で存在する
ことにべつに驚きはない。
みなさんもそうでしょう。
おおいに問題だと思うのは、当然はげしくそれに反発することが予定され
ているはずのひとびとの鈍感さです。
まさかこのコメント欄でヘイトスピーチの内容に共鳴せんばかりのコメを
読むはめになろうとは思わなかった。
あなたのことですよ、NakaBBさん、ある種の特権を享受しているって
どんな特権ですか。
かれらはyounghopeさんのコメにもあったように激しい差別をうけて
うけています。
人生の節目である就職時にうける差別はことのほかひどい。
>>3
私には50年来おつきあいをしている在日コリアンの友人がいます。彼女は長年日本に住み、日本語を話して暮らしていますが帰化していません。在日コリアンの中にも帰化を選んだ人もあり、選ばなかった人もいます。これは個人の選択の自由で、それを、みんな帰化して日本人として暮らせばいいのだというのは、かなり乱暴な話です。想像していただきたい。あなたがある国に親の代からある事情で住み着いていたとして、その国で仕事を得て結婚し、子供をもうけ、その子供がその土地の学校に行く。しかし、日本人であることを捨てることは出来ないと考える。悩んだ末に、多少居心地が悪いとしても、日本人としてその国で生き続ける、ということはあり得るのではないでしょうか。私は日本がそういう選択の許される国であってほしいと願います。
> モラル的に非難される事、それはとても成熟した社会のありようではありません。
今や、日本は政治家にしろ何にしろ、ことごとく幼稚っぽくなっていますが、件のヘイトスピーチ野放しも、そのような「子供」社会の当然の帰結と思います。
例えば「大人」社会に不可欠なある種の感覚が、ついぞ醸成されることなく身体だけ大人になっている。社会の右傾化といっても、実態そんなところでしょう。その象徴がアベということで。
そして、ここウン十年と薄っぺらい、貧しい精神生活ばかりが結果的には奨励され、日本社会を席巻してしまい、今その甚大なツケを払わされるフェーズに入ってきたのではないでしょうか。
>>8
全く同感です。
アベの就任からこれまでの海外での中国脅威論、歴史に関する引用、発言をフォローしてきましたが、一体誰がスピーチライテイングしているのか、滑稽極まりないものです。西側のメデイアに携わるものたちの反応も実に鈍いものです。日本人のツケの金額は益々拡大しつつあると思います。
あまり評判の良くないことを書いてしまったようですね。僕自身は特に在日朝鮮人に対して何か感じているということはありません。在特会でもないので在日特権に関しても詳しくはないですが、Wikiに詳しく書いてますよね。現状ほぼ存在しないということなら詳しい人が教えてください。僕はただ昔そういうことが問題になったのを記憶していただけです。国籍が雇用に関係するのはある程度仕方のないことだと思います。そういうことを避けたいのなら帰化すればいいと思いますが、国籍は自分のアイデンティティーだと考えるのなら、ある程度のリスクは背負う覚悟で外国人として日本で生きることだと思います。それは立派な選択ですね。古代日本は国境という概念は今ほど明白ではなかったし、かなりの数の人間が大陸から渡来し技術を伝播し、そして日本人として生きてきました。それは基本日本語を受け入れて生活したからですそして血縁関係を持ちました。つまり純粋な日本人というのは基本存在しません。
多分、今問題になっているのはそういうこととは関係ない感情の問題だと思います。年配の方は朝鮮蔑視の感覚が染み付いているでしょうし、若い人はマスコミなどでネガティブなイメージが植え付けられています。そういう民度の問題が一つ。そしてもう一つは日本社会に鬱積しつつある行きどころのない不満の問題。どちらも日本人が克服しなければならない大きな問題ですが、後者は本当に危険です。行きどころのない不満はある日社会に対する悪意となって具現化する恐れがあるからです。それを本人の責任として取り締まるだけでは悪は絶対になくなりません。社会が荒廃していくだけです。要するに「潤い」が足りない。もっといえば「愛」が人々の中から抜け落ちていっているのです。
>>10
「年配の方は朝鮮別紙の感覚が染みついているでしょう」。
どういう書物を読み、どういう年配者とどのくらい話をしたことがあるのか分かりませんが、推測、イメージでコメントされておられるのではないか。実地体験なき言動は大変怖い。どちらにも動かされやすいからです。最後に「愛」が出ています。「愛」を突き詰めれば、慈愛に通じ、他人を尊重する人種差別なき心に行きつくのです。「憎愛なき心」と言われれば理解できるのですが。
>>11
失礼しました。うちのおばあちゃんなんかはその典型ですが、おばあちゃんがいうには回りもみんなそんな感じだったといいます。朝鮮人が傍に来るだけで嫌だったといっていますよ。個人差はあるでしょうからあなたがそうだとは思っていません。
偏見って怖いですよ。それは暴力です。受ける側はそれに必死で耐えないといけないのです。社会はいづれそのことで復讐をされる。結局自分に帰ってくる。朝鮮にしてもユダヤにしても、現状がそれを示している気がします。
>>3 & 12
「適当なガス抜きになるものを与えてやるのが一番良い」って貴方、抜かれたガスを真面に吹き付けられる側はたまったもんじゃないわな。失礼だし、すこしは考えてやらなきゃ。
「偏見って怖いですよ。それは暴力です。受ける側はそれに必死で耐えないといけないのです。社会はいづれそのことで復讐をされる。結局自分に帰ってくる」その通りですね。
最近の韓国も、日本と同じように政治の劣化が酷いのではないかと
思います。
北朝鮮問題にしろ、慰安婦問題にしろ、強硬論一点張りの外交で、
ポピュリズムに走っている傾向がある。
この傾向は、ハンナラ党(セリヌ党)に代わってから特に酷い。
日本の保守系も同じですが、韓国の保守系は、慰安婦問題を政治利用
している側面があることは否定できないでしょう。
南北関係が悪化したのは、李明博時代の太陽政策の放棄が原因です。
太陽政策を継続していれば、延坪島砲撃事件も、哨戒艇沈没事件も
起こらなかったはずで、韓国はもう少し柔軟になる必要がある。
北朝鮮問題は、軍事的解決が不可能ですから、忍耐強く北朝鮮内部
からの改革を待つしかない。モデルとしては、中国やミャンマー等
の改革開放路線を助けてやるのが最善の解決方法だと考えます。
韓国には、金大中のような聡明な指導者がもう一度現れて欲しい。
最近の若者が「韓国嫌い」になる感情は理解できます。
私としては、韓国の対話にすら応じないという「竹島問題」への
一方的な強硬姿勢がとても気に入らない。
もっともこれは、当時の韓国による武力占拠を牽制しなかった
日本政府の不甲斐なさによるところが大きいですが。
但し、孫先先生がご指摘されているように、竹島抗議デモのような
「政治的主張」であば問題ありませんが、ヘイトスピーチなどの
集団暴言などには絶対反対。我が国の品位を貶めるだけです。
慰安婦問題については、両国に問題があるでしょう。
この問題が複雑化した背景は、河野談話を発表した
当時の日本政府の対応に問題があります。
河野談話に問題がある、という主張は右派・左派問わず正しい。
この問題が発覚した当時、日本政府は、従軍慰安府問題がアジア
諸国全体に波及し、外交問題化することを恐れ、徹底した調査を
行わずに、元慰安婦の証言のみで談話を発表してしまいました。
元慰安婦として名乗り出ている方は、中国、台湾、フィリピン、
オランダ、インドネシア、東ティモールなど韓国以外の国にも
大勢いましたから、徹底した現地調査を行うべきでした。
結局、日本政府の隠蔽体質や責任回避体質が、この国の病理であり、
慰安婦問題だけでなく、原発事故や薬害エイズ問題と同じように
様々な政治的問題をおかしくしている。
また、上記に述べたように、慰安婦問題には、韓国政府も柔軟に
対応するべきで、この問題を政治利用するべきではありません。
米軍慰安婦問題を観れば、隠蔽体質なのは韓国も同じことであり、
私としては、韓国と同レベルまで落ちてしまったことが悲しい。