《本を読む》孫崎享著『日米開戦の正体―なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか』(/「史上最悪の愚策」を解き明かす/なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか/
国民の皆さん、この夏、この本を読んでください/大切な本です
「今日本は真珠湾攻撃という愚策になぜ突き進んでいったかを学ぶ理由があるのでしょうか。大いにあると思います。原発、TPP、集団的自衛権など少し頭を使えば破壊的な結果になることは解ることです。それでもこの政策の推進に突き進んでいます」(孫崎享=本書の著者)
本書を読了するのに二晩徹夜しました。510頁の大著ですが、いっきに読みました。読みやすく、解りやすい本です。良書です。いや、そんな平凡な言葉では言い表すことができません。すごい本です。私は、孫崎享さんの著書を何冊も読んでいます。21世紀初頭の日本の最もすぐれた学者・分析家だと思っています。本書を読んで、孫崎享さんに私は深い深い尊
コメント
コメントを書く『「一人が「戦争が始まったぞ」と叫びました。みんな黙っていました。そして、大人たちは仕事に出かけていきました。』とこの時の情景を森田氏は記しています.
当時の社会統制・監視社会の事情はあるが,黙ってしまうことは消極的にでも「従う」ことの意思表示と見なされてしまいますので,民主主義を取り戻すためにも,ここは粘り強くこれからも「戦争法案反対」廃案を意思表示したいと考えている.
時間を都合して,本日7月17日の13時からの「国会前座り込み行動」に行く準備をしている.プラカードも自作のものを準備した.微力だが出来る限りのことはしたい.
現在の自民党・公明党議員の頭の中に「民主主義」など有りはしない.有るのは私達の多くが忌み嫌っている,あの刈り上げお兄さんの「北朝鮮」の「独裁政権」のようだ.安倍晋三氏と刈り上げお兄さんは親戚縁者?.そのような独裁に追従する議員達に「情」や「しがらみ」や「その場しのぎの口車」で騙される事なく,国民は賢明な知力を持って,次の参議員選挙で民主主義の「鉄槌」落としてやることが最も大切なことのひとつで「安倍再教育」の方法だろう.(2015年7月17日)
日本は、江戸時代の「士農工商」の仕事によって明確に区分けされた社会システムの思想が、脈々として流れているような気がする。
政は官僚、政治家に委託しているのであり、反対する異議などは本来はご法度であり、結果が間違っても、責任は問えないし問うことがなく、官僚、政治家内の判断に任せるしかないということである。国民を無視しているのではないが、政治は官僚、政治家の特権であり、極端に言えば、何をやっても、責任はないということでもある。
戦後の政治体制は、米国に従属化した中で行われており、従属化した中で政府が判断したことには、異議を申し立てても受け入れられることはないし、その結果責任も政府、官僚にはないということである。その通り行われてきたといえます。
「戦後レジーム」を脱却し、従属化も少しでも少なくしたいと考えが、米国の強まる要求に逆らえなくなっているのを認めざるを得ないが、それにしても、抵抗力、反逆精神が、今の若い指導者には全く欠如しているといえるのではないか。全体の責任を取る人がいない国家社会では、悲劇的でもある。繰り返すことから逃れないDNAを背負っている。
朝日が確か書評を書いてないですよね。若し書いていたら、次の文章は大幅修正を余儀なくされます。
安倍の安保法制が成って、既定の路線を安倍たちが辿る見通しが立ったところで朝日は社説とかその他コラムで妙にリベラル振ってアリバイ作りに励んでいるとしか私には見えないのです。朝日が心底リベラルなら次の項目をしっかり紙面で取り上げて欲しい。
1.孫崎先生の「戦後史の正体」をろくに読みもしないで悪口を書いたことへのお詫びのしるしとして「日米開戦の正体」について高橋源一郎みたいな一流の書評家に書評を依頼し紙面に載せること。
2.昨年、7月17日、マレーシャ航空機MH17の撃墜者は誰か?朝日はCNNや米メデイアの報道を何の裏も取らず転載し続けたことへのお詫びのしるしとして中立公平な立場でロシア側、独立した東ウクライナ側の釈明、キエフの主張、独立系ジャーナリストの調査報告を紙面に載せること。
3.ブッシュ・ジュニアのイラク戦争の正体をリビューし、それを信じ大きく報じた自らの態度を批判し、小泉とその取り巻きが今も尚反省すらしない日本の醜悪を紙面で弾劾し、今隆盛するイスラム国家が実はイスラエル、サウジ、米国の支援を受けている実態を紙面で読者に報告すること。
以上のことを朝日が行えば、私は朝日を許したる。
真珠湾攻撃が、相手国の戦力を極度に過小評価するなど、日本国を破滅に導いた愚策だったことは言うまでもない。
それでも当時の政府は、勝利に一縷の望みを抱き、自国の利益を目指していたと思う。
だが安倍政権が選択した(させられた)のは、米国の利益のために、米軍の指示に従い、米国人の身代わりになる道である。
これに反発して自衛隊員が減少することを見越して、派遣法も改定した。
TPPで国内産業をつぶして、自衛隊以外の就職口もなくそうとしている。
これが売国行為でないと言えるのか。
周知のとおり、昨日の衆院本会議で安保法案が、強行採決により可決されてしまった。アベ自身「国民の理解が進んでいない」ことを自認しつつ踏み切った、まさに許しがたい暴挙である。
参院が残されているとはいえ、「60日ルール」を使えば9半ばには衆院再可決で法案が可決成立してしまう。
このうえは、60日以内にアベ政権を総辞職に追い込むべく国民的な反対運動をさらに展開するか、賛成した自公議員に
「ひょっとしたら、次の選挙はやばいことになるかも?」と感じさせ、「造反」をうながすか(あと9人、造反議員を出せば自公も「3分の2」を確保できなくなる)しかない。
>>5
全く同感です。頑張りましょう。
>>2
私もご意見に同感せざるを得ないですね。
日本政府のたちが悪いのは、民主主義という仮面をかぶって実際にやっていることは独裁と同じことだということです。この点、中国の方がずっとストレートでわかりやすい。そして、日本人が見逃しがちなのは、敵視している中国人の方がずっと多様で、個人主義が発達しているということです。広い国土と長い歴史を持つ地続きの大陸国家なので、思考に世界性があります。彼らは国家というものを単純に信用していません。
一方、日本人の心底にある自発的な全体主義的資質。自発的に隷属する悲しさ。強制されてでなく自発的にしてしまう点に、恐ろしさがあります。資本主義社会と言いながら、実体は社会主義国家。最も成功した社会主義国家と揶揄されるゆえんです。
空気と言う目に見えないものが、社会や学校でも人々を縛り、非常に同調圧力が高い。権威や権力に、つまりお上に盲目的に従う傾向が強い。戦中もアメリカ側が驚いた話で、日本兵はいったん捕虜になった途端に何でもペラペラしゃべってしまうことです。その場の空気を忖度するのですね。そして、敗戦後の今も、アメリカに隷属し、アメリカの意向を忖度しています。もちろん、簡単なことではありませんが、戦後70年もたつのだから、そろそろアメリカに対しても、友好関係を維持しつつ、是々非々で対応するべきです。これが政治家の力です。先般の首相のアメリカ議会での演説でも、原爆の投下について、たんたんと穏やかにその事実を話すべきでした。ドイツもフィリピンも韓国もやったように、属国から脱出するべきですし、その力は日本にはあるのです。国連も、世界世論も巻き込んで、アメリカとの不平等条約を改正するべきだと思います。
国民は自らの体質にある閉鎖性と全体主義的傾向を自覚し、空気を読まずに、自分で考える力を身に着けなければなりません。今回の戦争法案を通じて、このような国民の体質から脱出できるかどうかが同時に問われているのです。たとえ一時的に法案が成立したとしても、次の選挙でそれをはね返すことが出来た時、日本は独立国家になるでしょう。諦めずに、根気強く戦う息の長さが必要です。
>>7
お話のように、隷属根性とお金、地位に弱いことではないか。反対していても、ポストとか、現ナマを見せつけられると、簡単に宗旨替えしてしまうので、仲間がいつの間にか、敵側に寝返っていることが、いつでも、どこにでも起きるといえます。戦後、米国のスパイになった人があまたいます。また、逆のことも日常茶飯事であり、おかねで解決すれば簡単にお金を出してしまうので、「オレオレ詐欺」に引っかかるのです。
現役の時、ナイジェリアに出かけ入国しようとしても、100ドル払わないと入国させてくれないことがありましたが、欧米人は払うべき理由のないものは一切払わないので要求することがないが、日本人は簡単にお金を払うので味をしめ、要求額を釣り上げていくのです。あげても払うのも、日本人の本質が軟弱であることを示しています。
憲法に違反する法律は「無効」のはずじゃなかったのですか?(憲法第98条)今回の「戦争法」どんな屁理屈を重ねても、どんなに時間をかけて説明しても、もともと安倍政権が閣議決定した集団的自衛権に関する「憲法解釈」そのものが「違憲」なのだからそれに関する「戦争法」も答えは「違憲」。簡単な話だと思うのですが。
>>9
例えば、刑法に傷害罪や殺人罪がありますが、もし警察や検察が徹底的に無視して逮捕も起訴も行わなければ、それまでです。法治国家じゃないかと文句を言ってもどうにもなりません。原発事故で誰も逮捕されないのもその一例。
アベ氏一派は憲法でもそんなのを狙っているのかも。