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『エピソード7(仮)』はこんな展開になるかも? 昨日、ディズニーがルーカスフィルムを40億ドル(約3200億円)以上で買収という衝撃的なニュースが飛び込んできました。そして、ファンにとって気になるのはそれと同時にアナウンスされた『スターウォーズ』の続編映画の話。発表によれば暫定的に『エピソード7』とタイトルのつけられた映画が2015年を公開予定として制作されるとのことです。 しかし、いったいどんなストーリーになるんでしょうか? AMOG.comが予想した、考えられそうな5通りのストーリーは以下より。 なお、新・旧三部作や小説シリーズのネタバレがあるのでご注意を。
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■「スローン三部作」
SF作家ティモシイ・ザーンによる小説シリーズで、1991年に発表された「帝国の後継者」を始めとする、「暗黒の艦隊」、「最後の指令」の三作からなる作品群です。また、このシリーズは一番最初にルーカスフィルム公認のスピンオフとなった作品でもあります。 ストーリーは『エピソード6:ジェダイの帰還』の5年後を舞台にしており、スローン大提督率いる帝国軍の残党を相手に、ルーク、ハン、レイア、チューバッカなどのお馴染みの面子が冒険を繰り広げます。またルークとレイアは、彼らをダークサイドに引きずり込もうとするダークジェダイに対峙したりも。見せ場はバッチリです。 「スローン三部作」と旧三部作との間には5年の間が存在するので、メインキャラ達の配役が替わってしまうことにも「年月の経過」という事にしたら、違和感がなくなるかもしれません。また、もし「スローン三部作」が映画化となれば、後にルークと結婚することになるマラ・ジェイドやハンとレイアの子どもたちといった、ファンたちの間ではすでにお馴染みのキャラたちも銀幕デビューとなり、小説やコミックで描かれている彼らの後々の冒険への準備もできちゃうわけですから、今後のフランチャイズ展開も視野に入れての映画化と考えれば十分アリかも知れませんね。
■ダース・ベイダーが主役!
『エピソード3:シスの復讐』から『エピソード4:新たなる希望』までの間を舞台に、ダース・ベイダーがパルパティーン皇帝の手先として銀河を股にダークサイドにどっぷり使っていた間の話などはどうでしょうか? ベイダーが主役となる話なら、ファン受けもいいでしょう。それに、若きジェダイからベイダーへと変貌を遂げたばかりのアナキン・スカイウォーカーの心理的葛藤を描くなんて素敵じゃありませんか。 ダークなストーリーになりそうですが、人間性も、最愛の妻パドメも失った一人の男の話を描いたSFは魅力的な作品になりえますよね。そんなストーリーの合間に、幼いルークやレイアの成長、そして彼らを見守るオビ=ワンの活躍も描けそうです。
■『ジェダイの帰還』直後の話
『ジェダイの帰還』のエンディングでは、みんなが仲良くイウォークたちと踊って勝利を祝っていました。でもそのあとパーティーの大片づけが終わった後は、みんなどうしてたんでしょう? ジェダイとしての道を歩むルーク、レイアが新共和国の元首になるまで、婚約しちゃった密輸業者ハンが足を洗う過程などの姿を描く作品になる可能性はあるかもしれません。 みんながよく知るキャラクターたちが別の俳優たちによって演じられることには、やはり抵抗感を持つファンも出てくるでしょうが、『スターウォーズ』の新作が見られるには越したことがありません。もしそうなっても、寛大なジェダイのハートを持ったファンたちなら、そのうち配役にも慣れることでしょう。
■ボバ・フェットのスピンオフ!
『スターウォーズ』のTVシリーズに関するウワサとして、ここ4年間ほど囁かれていた、賞金稼ぎボバ・フェットを主役としたスピンオフもあり得るかもしれません。TVシリーズについてもまだまだ謎に包まれているのですが、シリーズのためには膨大な量のストーリーが考えられてきたに違いありません。それらを映画に活用するのもありでしょう。ディズニー映画『アベンジャーズ』からもTVシリーズ『Marvel's S.H.I.E.L.D.』が出来るみたいですしね。 ボバ・フェットの若かりし日々を描けば、新三部作ファンも旧三部作ファンもきっと満足。もしかしたら、新三部作ファンと旧三部作ファンの間の心の溝を埋めることもできるかもしれません! 映画化とはならずとも、TVシリーズでも是非見てみたいですね。
■旧共和国「ジ・オールド・リパブリック」
バイオウェアによるゲームシリーズ『Star Wars: Knights of the Old Republic』(ナイツ・オブ・ジ・オールド・リパブリック)やMMORPG『Star Wars: The Old Republic』(ジ・オールド・リパブリック)の時代が舞台となる可能性もあるかもしれません。「ジ・オールド・リパブリック」こと旧共和国の時代は、『新たなる希望』の2万5000年前から1000年前までを指しますので、これまでの『スターウォーズ』とはまた違う(もしくは新旧三部作キャラクターたちのご先祖様が出てくる)、全く新しい冒険が描かれるかも? そんな大昔の話ではありますが、ブラスターやライトセーバー、宇宙船は存在しますし、映画シリーズファンならゲームを遊んでいなくともすんなり世界観に入っていけるでしょう。全くの新キャラが登場しても、すでに存在する『スターウォーズ』映画シリーズの設定を邪魔することも無いでしょうし、映画化のために新たに脚本を書くには一番容易な設定かもしれません。
ただし、一応発表では最新作は(仮題ながらも)『エピソード7』となっているので、これまでの映画シリーズエピソード表記を考えると『ジェダイの帰還』に続く話と考えるのが現実的かもしれません。ディズニーは2009年にはマーベルを買収していますが、映画『アベンジャーズ』を見る限り、上手い具合に既存のファンもそうでない人も楽しめる作品を作ってくれそうです。とはいえ、やっぱり気になるストーリー...。読者の皆さんはどんな映画になると思いますか?
Top image via TheForce.net. [via AMOG via io9] (abcxyz)
RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2012/11/next_star_wars_forecast.html