ジョセフ・ナイ元米国防次官補は冷戦後の日米関係を作った中心人物である。

2010年、鳩山政権で、普天間基地の辺野古移転問題が揺れていた時、「辺野古への移転で日米関係を壊すことは止めるべきだ」との主張を行い、必ずしも辺野古移転強硬突破論者ではない。

その彼が沖縄基地関係で論評を掲げ、2014年琉球新報は91 は「“在沖基地は脆弱” ナイ氏寄稿 日米同盟再考求める」を報じた。

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米民主党系の対日政策に強い影響力を持つジョセフ・ナイ元米国防次官補がこのほど米ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」に寄稿し、「多くの日本人は日米同盟の非対称性に憤りを抱いており、特に沖縄の基地負担に対する怒りもある」と指摘した。ナイ氏は「中国のミサイル技術が発展し、沖縄の米軍基地は脆弱になった」とも指摘。沖縄に米軍を集中させる理由として