そんないまだから改めて注目したいのは、英国クラシックを現代的な視点と解釈により再構築するブランド、サイ(Scye)。
そこで、「クラフトな遊び心地」を掲げるROOMIEが、コレはワクワクする!と興奮したアイテムを定期的にご紹介していきます。
今回は、渋谷にあるサイ マーカンタイル(Scye Mercantile)からお届け。
希少な素材が生み出す、さりげない気品
「超長綿ピンオックスレギュラーカラーシャツ」(¥20,000+tax)
ベーシックでミニマル、それでいて、ほのかに品が漂う……。
サイというブランドから漂うのは、そういったイメージじゃないでしょうか?
それだけに、オーソドックスなアイテムにこそ、そのこだわりがしかと現れているはず! そこで、選んだのがこちらのレギュラーシャツ。
希少なコットンである超長綿で作られたシャツには、パッと見でわかる上品な光沢とソフトでしなやかな風合いが。
でも、このシャツを選びたくなるヒミツは細部にこそあったのです。
スーツも、ラフな休日スタイルもイケちゃう
細部に目をやると、このシャツがいかに万能かがわかります。たとえば着丈。
カジュアルなスーツスタイルに合わせやすい、タックインできる長さは確保。
一方で、裾を出してもアンバランスにならない絶妙な長さは、ラフな休日スタイルにも合わせられそう!
フォーマルすぎないから洗いざらしでもOK
他にも、裾のカッティング。
緩やかにカッティングされているから、タックアウトして着たときにもフォーマルな匂いは漂いません。
洗いざらしで着てもサマになること請けあいです。
ポケットもないシンプルさが品のキモ
さらには、前身頃のデザイン。胸ポケットも前立てもありません。
サイドも絞られておらず、それでいて身幅が広すぎるということもない。
また、左胸にあしらわれたお馴染みの「サイ」の刺繍は通常ネイビーのところ、グレーに。
決してフォーマルすぎないけれど、品は失わない。
すべてのディテールが、ひとつの着地点に向かっているのが伝わります。
そう、「週7でも着れる」ベーシックさに…
プライベートではどんなときに着ている?と、サイ マーカンタイルの店長、佐藤さんに聞いてみたところ、「困ったときに」とひと言。
シンプルな答えですが、このシャツがいかに優れているかを語る、それ以上ない殺し文句のように僕には響きました。
友達や恋人に会う日も、グダグダでいい日も、たまにはちゃんとしなきゃいけない日も、どんな日にもこのシャツは似合ってくれるワケですね。
ここでしか手に入らないエクスクルーシブ
「実は、サイのなかでも当店でしか取り扱っていないエクスクルーシブモデルなんです」
そう、色別注や素材別注ではありません。サイ マーカンタイルのためだけに、イチからパターンを引いてつくられたシャツなのです。
男女・体型を気にしなくていい
ちなみに、身長179cmの佐藤さんが着ているのはサイズ40。
インナーにハイネックのカットソーを着ているので、一枚で着るともう少し余裕がありそう。
「男性も女性も体型を気にせず好きなサイズを選べるのは、サイのなかでも、このシャツくらいなんです」
との言葉通り、サイズ展開は32から40までの計6サイズ。つまり、男女問わず着られるユニセックス仕様なんですね。
いやはや、ここまでくると週7で着回せるだけ持っておくのも手じゃないか……?なんて思わせてくれる一品なのでした。
「超長綿ピンオックスレギュラーカラーシャツ」(¥20,000+tax)
問い合わせ先:
Scye Mercantile (サイ マーカンタイル)
03-5414-3531
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