年の変わり目に生活環境をデトックスする「大掃除」。
風水のグランドマスター、リリアントゥーも「新しい『気』の足を引っ張る古い『気』を排除する努力は風水の主要部分」であると言っているくらい風水的にも効果があるんです。
そんな大掃除と合わせてお勧めしたいのが、どでかい観葉植物を部屋に置いてみよう!というプチ・気分転換です。風水的には、金運アップに効果があるとよく言われるのはモンステラですが、今回ご紹介するのは、『フィカス・ウンベラータ』という大型観葉植物です。
こんな形をした観葉植物を見かけたことはありませんか?
オシャレ好き、インテリア好きの聖地、表参道界隈でも、カフェやインテリアショップのコーナーでよく見かけるんです、この葉っぱ。人気なんですね。人の背丈を超えるサイズにまで成長する観葉植物ですが、これひとつあるだけで空間の雰囲気はワンランクアップどころではありません。
興味本位で調べてみたところ、熱帯アフリカ原産の常緑高木で、イチジク属の仲間だそう。熱帯地方だと、屋外にワサワサと葉を茂らし、たわわに実をつける樹木。
独特の樹形とハート型の大きな葉が特徴で、最近では新店オープン、結婚祝いなどに贈られることも多いそうです。
話は少し戻りますが、風水的には、部屋の中に花や植木を置くことは、マイナスにもプラスにも働きます。鋭い形の葉は「鋭い気を発する」と言われ、丸みを帯びた形の葉は、「穏やかで気持ちを落ち着かせる効果がある」と言われています。
ウンベラータのハート形の大きな葉っぱは、後者です。また、風水フラワーとして知られているアンスリウムも同様で、ハート型の葉っぱは風水的にいう「愛の象徴」。具体的な効果でいうと、出会いの運気が上がるというわけです。
癒しに愛に、となんだか救世主のように見えるウンベラータですが、熱帯地方で生育している樹木だけあって寒いところが苦手。日当たりのよい場所と高温多湿を好みます。
水遣りは、表面の土が乾いたら鉢底から染み出るまでたっぷりと与えましょう。熱帯の植物ですから、乾燥させない工夫も必要です。時々、霧吹きで葉水をしてやることで、葉ダニを防ぐことができ、大きくて緑濃い葉っぱに育ちます。
世話ができない、置く場所がない、という理由で「まずは小さなグリーンから」と思っている方。中途半端な癒し効果を期待するなら、まずは風水的視点でグリーンを選んでみてはいかがでしょうか?