-
官僚頼みの「地方創生」でビジョンは描けるかー「処方せんづくり」を担う専門家を地方へ派遣
コメ0 THE JOURNAL 120ヶ月前
政府は4月から全国100程度の小規模市町村に、国家公務員や研究者らを首長の補佐役として派遣する「地方創生人材支援制度」を開始する。石破茂(いしば・しげる)地方創生相は、昨年「人材確保が困難な市町村に対しては人的な支援を行うのが重要」「地域に応じた処方箋作りに役立ててもらいたい」と述べた。 ...
-
<アーカイブ動画>田園回帰の時代をたしかなものに―里山資本主義を生きる若者たち(中山間地域フォーラム)
コメ0 THE JOURNAL 129ヶ月前
4月6日に放送した「田園回帰の時代をたしかなものに―里山資本主義を生きる若者たち」( 主催:中山間地域フォーラム)をアーカイブにアップしました。《アーカイブ放送》http://www.nicovideo.jp/watch/1397512596 「就職氷河期」が流行語となった20年前の1994年以降、都市から農山村に向かった若者の一群がいました。...
-
【クリスマス生中継18:00〜!】高野孟×甲斐良治×若者たちの「里山資本主義」(第二弾・ゆるゆる読書会)
コメ0 THE JOURNAL 133ヶ月前
2013年はどんな一年でしたか?年末の予定は決まりましたか。 さて、 THE JOURNALでは今年最後の生放送として、前回の『脱グローバル論』(10月25日放送)に続き、おじさんジャーナリストと若者たちが一冊の本をテーマにこれからのライフスタイルや農山漁村での暮らし、仕事論などについて語らいます。今回の課題図書は、...
-
【アーカイブ放送中】高野孟×甲斐良治×若者たちの「脱グローバル論」〜おじさんと若者で、ゆるゆると日本の未来を話し合
コメ0 THE JOURNAL 134ヶ月前
『日本辺境論』の著者・内田樹氏が世代を超えて企画した勉強会をまとめた『脱グローバル論』 をテキストに、おじさんジャーナリストたちと若者で2時間ほどお話をしてみました。(※一部生放送の部分をカットしてます)【出演(年齢)】高野孟(69/ジャーナリスト)甲斐良治(58/農文協編集次長)山崎笙吾(22/明治大...
-
8月13日20:00スタート!「大は小を兼ねない!?小が大を兼ねる!」甲斐良治(農村ジャーナリスト)
コメ0 THE JOURNAL 137ヶ月前
今から4年半ほど前の2008年9月15日、米国投資銀行のリーマン・ブラザーズが破綻し、世界的な金融危機(世界同時不況)へと波及しました。ガソリンの価格は上昇、穀物価格も数倍に膨れ上がり、家計にも大きな影響が出ました。その解決の筋道がまったく見えない08年末、ジャーナリストの甲斐良治(かい・りょうじ)氏から...
-
本当にあった小説「神去なあなあ日常」のある暮らし──国には見えない密かで大きな「自伐林業」の動き
コメ0 THE JOURNAL 140ヶ月前
「神去村の住人は、「なあなあ」「なあなあ」って言いながら、山と川と水に包まれて毎日を過ごしている」横浜育ちの主人公・平野勇気が、山に囲まれた100人ほどの集落で1年間、山仕事を手伝いながら過ごす。小説『神去(かむさり)なあなあ日常』(著・三浦しをん)の集落の住人の大半は60歳以上、生活用品を売っている...
-
【無料公開】甲斐良治:「小は大を兼ねる」――日本的転換で危機を希望に転じる
コメ0 THE JOURNAL 140ヶ月前
今から4年半ほど前の2008年9月15日、米国投資銀行のリーマン・ブラザーズが破綻し、世界的な金融危機(世界同時不況)へと波及しました。ガソリンの価格は上昇、穀物価格も数倍に膨れ上がり、家計にも大きな影響が出ました。その解決の筋道がまったく見えない08年末、ジャーナリストの甲斐良治(かい・りょうじ)氏から...
-
【結城登美雄の食の歳時記#1】どうなってしまうのか日本の主食は(麦編・その1)
コメ0 THE JOURNAL 143ヶ月前
今日からアップする「結城登美雄の食の歳時記」は、民俗研究家で「地元学からの出発」(農文協)の著者、結城登美雄さんの“幻”の記事です。結城さんがこれらの記事をラジオ用に書いたのは2006年のこと。本人から記事の掲載の許可を得ていたのですが、なかなかアップできずにいました。というのも、さすがに統計は古く、...
-
甲斐良治:東北はあきらめない!── 人間はあきらめれば無力だけど、あきらめなければ無力ではない
コメ0 THE JOURNAL 162ヶ月前
『大震災・原発災害 東北(ふるさと)はあきらめない! 』[農文協] 甲斐良治さんが編集長をつとめる『季刊地域』が、東北の被災地を独自の視点から編集した『大震災・原発災害 東北(ふるさと)はあきらめない!』を刊行した。いまある「東北の姿」とは何か。また、「大規模化」や「集約化」が声高に叫ばれる現状をど...
-
【第32回】政治家に訊く:松本 龍
コメ0 THE JOURNAL 177ヶ月前
───────【基本情報】───────名前:松本 龍(まつもと・りゅう)政党:民主党選挙区:衆議院福岡1区生年月日:1951年5月17日お気に入りの店:キングハーベスト(港区赤坂)ホームページ:http://www.m-ryu.com/───────【質問事項】────────《THE JOURNAL》でお馴染みの甲斐良治「季刊地域」編集長と付き合いがあるときき...
-
甲斐良治:小さな農家、小さなむらを見くびるな!
コメ0 THE JOURNAL 185ヶ月前
今日の自民党の凋落が始まった2007年7月の参議院選挙の際、とくに農村部で争点となったのが同年4月から実施された農水省の「品目横断的経営安定対策」であった。名称こそ「経営安定対策」とはなっているが、農水省自身がその説明パンフレットの表紙に「これまでのような全ての農業者の方を一律的に対象として、個々の品...
-
甲斐良治:食料自給・地産地消を輸出する――世界に広がる農産物直売所
コメ0 THE JOURNAL 186ヶ月前
「高野論説」――「日本の“モノづくり”精神の大元はどこか?」激しく同意しながら拝読。とりわけ「稲作と漁撈を中心とする日本型は、耕地の42%が中山間地にあって、そこでの里山的な森と田畑との循環的な生活技術とそれを担う家族労働 集約的な小規模農家こそが主体と位置づけられるべきである」とのご指摘は、昨今安直な...
-
甲斐良治:集落(ムラ)に支援される集落支援員
コメ0 THE JOURNAL 191ヶ月前
総務省は昨年8月、過疎問題懇談会(座長・宮口侗廸早大教授)の提言を受け、「集落支援員」の設置を決めた。これは全国6万2000集落のうち、過疎高齢化等でこのままではいずれ消滅するか維持困難な、いわゆる「限界集落」が約 3000にのぼることを反映したものだ。行政OBや農業委員OB、NPO関係者らが候補とされる支...
-
甲斐良治:「小は大を兼ねる」――日本的転換で危機を希望に転じる
コメ0 THE JOURNAL 193ヶ月前
■「100年に一度」の危機 世界を震撼させている現在の金融危機は、「100年に一度」の危機だという。ならばただ不安におののくだけでなく、新年を迎えるにあたって100年の単位で歴史を見直してみてはどうだろう。 ちょうど100年前の1909(明治42)年2月から7月にかけ、日本、朝鮮、中国の農村を旅した米国人土壌物理学者...
-
甲斐良治:「集落支援員」テレビ放映のお知らせ
コメ0 THE JOURNAL 193ヶ月前
この一年、よいことも悪いこともさまざまありましたが、よいことのひとつに総務省が8月に立ち上げた「集落支援員」制度があります。これは、「限界集落」という非情な言葉に象徴される危機的な集落に対し「集落の点検活動を行ない、現状と未来についての話し合いをコーディネートし、維持活性化をサポートする」スタッ...
-
甲斐良治:食と労働のダンピング──ギョーザ事件・MA米事件の底流
コメ0 THE JOURNAL 194ヶ月前
全国の農山村を歩いているうち、都市から農山村に移り住む、あるいは都市と農山村を足しげく行き来する若者たちが増えていることに気づいたのは2005年のことだった。年齢を聞くと、その多くが32歳前後(当時)。これをひそかに 「32歳ライン」と名づけ、なぜそうなのかを調べてみた。そして慄然とした。「就職氷河期」と...
-
甲斐良治:宮城「鳴子の米プロジェクト」群馬「炭アクセサリー」が東京にやってくる!
コメ0 THE JOURNAL 207ヶ月前
11月11日は農に心を寄せる東京の若者たちの「種まき大作戦 土と平和の祭典」(10:00~18:30、港区芝公園)。 そこに、これまでこのコーナーで紹介してきた、宮城県大崎市旧鳴子町の「鳴子の米プロジェクト」のみなさんと、群馬県片品村のkatakata桐山三智子さんがやってきます。 「鳴子の米プロジェク...
-
甲斐良治:対立するかのように見える民主・自民の「農政」主張だが
コメ0 THE JOURNAL 210ヶ月前
あさっての参院選。一人区をめぐる民主・自民のたたかいで、めずらしく「農政」が争点化している、と、新聞などは伝えている。▼民主党パンフ http://www.dpj.or.jp/special/bira/seisaku_01.html▼自民党パンフ http://www.jimin.jp/jimin/jimin/2007_seisaku/nogyo/pdf/nogyo_c.pdfこの両者、鋭く対立しているかのように...
-
甲斐良治:農業を学びたいですか?
コメ0 THE JOURNAL 211ヶ月前
NHKラジオ(第一)「いきいきホットライン」という番組に、ナマ出演します。今週のテーマは「もっと学びたいですか?」で、本日は「農業を学びたいですか?」。例によって最初は「07年問題とからめて、団塊世代の帰農やふるさと回帰について話してほしい」と依頼されたのですが、またまた例によって「いま、 注目す...
-
甲斐良治:東北からの結城的革命放送
コメ0 THE JOURNAL 212ヶ月前
昨年の1月から、東北放送ラジオでわが師・結城登美雄さんが、毎週月曜から金曜まで毎日5分弱の番組をもっていることは知っていたのだが、「ローカル放送だから」と、聴くことはあきらめていた。それが昨日、番組名を調べようと、「結城登美雄&東北放送」で検索してみたら、なんと!東北放送のホームページで昨年2月...
-
甲斐良治:若者たちからのお誘い
コメ0 THE JOURNAL 212ヶ月前
●6月5日まで開催中 katakata展ご無沙汰しています。 皆様、お元気ですか? 横浜から群馬県片品村で生活を始めて4年目を迎えました。片品村で生き活かされる「生活」を学んでおります。 この度、現在お手伝いさせていただいている炭焼きが縁で小さな個展を開く運びになりました。燃料・癒し・消臭・電磁波・間伐・循...
-
甲斐良治:ラーメンを食べてきたと言ったら上司と同僚から罵声が飛んできた…
コメ0 THE JOURNAL 213ヶ月前
「週刊朝日」6月1日号に、「厚労省『メタボ』副大臣武見敬三のダイエット秘話――『冷蔵庫を開けると妻と娘から罵声が飛んできた…』」が掲載されている。リードに「ちょっと太めの武見敬三副大臣(55)が厚生労働省のホームページ上でダイエット日記『メタボ退治』を スタートしたのは昨年12月。あれから半年――副大...
-
甲斐良治:健康保険のメタボ連動制?
コメ0 THE JOURNAL 213ヶ月前
19日のこのコーナーに書いた「社会保険の食生活連動制」――「自治体ごとに、連動 用の予算枠を設け、食生活のよい家庭の保険料の全部ないし一部を肩代わりする」「(食生活は)インターネットやデジタル・カメラで記録、虚偽をしないよ う、抜き打ち的な監視を行政が担当し、通常の記録は消費者に負担させる」――につい...
-
甲斐良治:社会保険料の食生活連動制?
コメ0 THE JOURNAL 213ヶ月前
神門善久『日本の食と農 危機の本質』(NTT出版)という本を読んでいたら、著者ご本人が「ビスマルクが世界に先んじて年金制度を導入したような、社会的発明」と自賛する「社会保険料の食生活連動制」という「提言」があった。どんな発明かというと、「子供の食生活を正すためには、まず大人(親)が食生活を正さな...
-
甲斐良治:それでも「農業改革 民間議員の提案を生かせ」か
コメ0 THE JOURNAL 213ヶ月前
5月8日、経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)のグローバル化改革専門調査会から第一次報告「グローバル化の活力を成長へ」なるものが発表され た。その第一部は「EPAの加速、農業改革の強化」について。日経は「農地取得 株式と交換で」(8日)などとあたかも政府決定であるかのように伝えてい るが、あくま...
-
甲斐良治:ゆっくりと?
コメ0 THE JOURNAL 214ヶ月前
もうご覧になった方も多いと思いますが、本日の朝日新聞夕刊1面連載「ニッポン人脈記」―「ゆっくりと<9>」に不肖・甲斐が故郷・宮崎県高千穂町の3人の若者とともに登場しています。朝日新聞、都丸記者の取材は1月2日。ホントに「ゆっくりと」でした。ちなみに明日の最終回は、私の大師匠、結城登美雄・吉本哲郎と...
-
甲斐良治:「半商品」で暴力的市場経済を空洞化する
コメ0 THE JOURNAL 215ヶ月前
フリーランスの哲学者・内山節さんが、いまから10年近く前、こんなことを語っていた。「私はこれからは、農業にかぎらず、どんな分野でも、商品を半商品に変えていく関係づくりをしていったほうが面白いと思っています。そのことによっ て、暴力的な力を持っている今日の市場経済を、内部から空洞化させていくことがで...
-
甲斐良治:高円寺一揆・素人の乱
コメ0 THE JOURNAL 215ヶ月前
先週、今週と、とんでもなくアッパレな若者たちに会った。元日の朝日新聞1面「ロストジェネレーション」第1回、そして今発売中の「論座」4月号の巻頭をにぎわせている高円寺「素人の乱」の若者たちである。 本当は以前に紹介した「『丸山真男』をひっぱたきたい」へのオジサン世代の反論・忠告を読んでみたくて「論座...
-
甲斐良治:田んぼを、米を、農家を、あきらめない
コメ0 THE JOURNAL 215ヶ月前
米の値段は下がりに下がり、東北では、いま農家手取り60㎏1万3000円ていど。さらにこの4月から実施される国の農政改革では、所得補償の対象となる水田面積4ヘクタール以上の「担い手農家」はこの町の620軒の農家のうちたったの5軒! 町は年間85万人もが訪れる温泉の町だけど、このまま耕す人がいなくな...
-
甲斐良治:パトリアのための食の祭典、地産地消、食育、弁当の日
コメ0 THE JOURNAL 215ヶ月前
2月はどういうわけか、「食の旅」の連続でした。2月11日(日)は、千葉県鴨川市での「かもがわ食の祭典」と「食文化フォーラム」へ。会場は鴨川駅から車で15分ほどのところにある城西大学観光学部キャンパス。同キャンパスは、「太平洋デッキ」からの眺望が「ちば眺望百景」に選ばれたほどの見晴らしのよい高台に...
-
甲斐良治:島のおすそわけ
コメ0 THE JOURNAL 216ヶ月前
先週、先々週は旅続き。そのご報告はまた後ほどということで、今週火曜日(20日)に「はじめる自給 種まき大作戦」の打ち合わせで国分寺の「カフェ・スロー」に行ったら、偶然、「島のおすそわけ 自然と共生する島の食文化」というイベントが予定されていることを知ったので、そのお知らせをまず。企画したのは昨年...
-
甲斐良治:「わしズム」デビュー?
コメ0 THE JOURNAL 216ヶ月前
昨日、赤坂の書店に入ったらドギツイ表紙の雑誌が目に飛び込んできた。「小林よしのり責任編集長」『わしズム21号』である。ふだんなら絶対手にしない雑誌だが、特集「故郷(パトリ)なき『美しい国』を愛せますか?」に惹かれて開いてみた(最近、「パトリア」「パトリ」「パーリア」に少し関心を持っているので)。...
-
甲斐良治:3月4日は「鳴子の米プロジェクト」発表会
コメ0 THE JOURNAL 216ヶ月前
この4月からの「戦後最大の農政改革」―品目横断的価格安定政策―についてはこれまでこのコーナーでも何度かふれてきましたが、国が切り捨てようとしている小さな農業、山間地農業を村の力、地域の力、人の力で支えるプロジェクトもまたいくつか立ち上がろうとしています。その先頭を走っているのが宮城県大崎市旧鳴子町...
-
甲斐良治:100万都市にクマがいるのは日本だけ/鴨川朝市
コメ0 THE JOURNAL 216ヶ月前
夕方、広島県廿日市市のNPO法人日本ツキノワグマ研究所の米田一彦さんが突然やってきた。長野県上田市での講演に行く途中だとのこと。米田さんは、1948年青森県生まれ。秋田県庁で鳥獣保護行政を担当していたが、85年にクマの生態調査に個人の立場で参加したことで、役所仕事と両立が不可能になり、86年退職...