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【第271号】『やれたかも委員会 童貞からの長い手紙』とあとがきと添島先輩
コメ0 マクガイヤーチャンネル 55ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、やはり『やれたかも委員会 童貞からの長い手紙』について書かせて下さい。●あとがきについて自分がブロマガに書いた『童貞からの長い手紙(https://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar1011063)』を「やれたかも話募集」に送り、漫画作品となるまでの経緯は番組でお話した通りです。今メー...
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【第234号】『天気の子』:なぜ須賀さんは問答無用で主人公を助けないのか
コメ0 マクガイヤーチャンネル 64ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、ニコ生の補講というか、まとめというか、『天気の子』の須賀さんについて書かせて下さい。自分は『天気の子』のクライマックスに違和感があるのですよ。以下、映画を観た方は分かって貰えると思うし、観てない方にとってもたいしたネタバレにならない書き方で書きます。●70年代ATGとゼロ年...
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【第231号】名誉童貞 新海誠の勝利宣言
コメ0 マクガイヤーチャンネル 65ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、先週末に混雑した映画館で頑張って観てきた『天気の子』について書かせて下さい。●『言の葉の庭』までの新海誠新海誠といえば、ある時まで自分の中では「気持ち悪い童貞の妄想話を全力で作る人」という位置づけでした。『ほしのこえ』は「これを一人で作るなんて凄いやん!」という月並みな...
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【第209号】藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その14 『憂夢』 その2
コメ0 マクガイヤーチャンネル 70ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、引き続き藤子不二雄Ⓐの『憂夢』について紹介させて下さい。これまで書いてきた藤子不二雄Ⓐ作品解説の最終回になります。●テーマとしての「夢」Ⓐ作品に共通するテーマとして「現実との折り合い」があります。自分の中にある幻想や妄想や夢に象徴される箱庭のような内的世界を大事にする――こ...
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【第208号】藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その14 『憂夢』 その1
コメ0 マクガイヤーチャンネル 70ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、藤子不二雄Ⓐの『憂夢』について紹介させて下さい。これまで書いてきた藤子不二雄Ⓐ作品解説の最終回になります。●『憂夢』とは『魔太郎が来る!!』の解説でも触れましたが、いま一度紹介させて下さい。『憂夢』は1991~95年にビッグコミックオリジナルに連載されていた連作短編です。
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【第206号】藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その13 『まんが道』その4
コメ0 マクガイヤーチャンネル 70ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、前回に引き続き藤子不二雄Ⓐの『まんが道』について書かせて下さい。●『愛…しりそめし頃に…』でⒶが描きたかったものとは?しかし、「春雷編」までの『まんが道』では不十分だということを理解していたのは、誰よりもⒶ自身であったのかもしれません。そんなことを考えてしまうのは、「愛しり...
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【第205号】藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その13 『まんが道』その3
コメ0 マクガイヤーチャンネル 71ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、前回に引き続き藤子不二雄Ⓐの『まんが道』について書かせて下さい。●満賀にとっての「敵」とは誰か?また、本作の特徴の一つして、「悪人がほとんど出てこない」という点が挙げられます。Ⓐが描く大人向け漫画には珍しく、本作に出てくる大人は、全員善人です。しかも、善人であるばかりか、...
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【第204号】藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その13 『まんが道』その2
コメ0 マクガイヤーチャンネル 71ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、前々々回に引き続き藤子不二雄Ⓐの『まんが道』について書かせて下さい。●原型としての「あすなろ編」いま『まんが道』を読んで感じるのは、「あすなろ編」の完成度の高さです。たとえば「あすなろ編」の前半では、主人公である満賀が、同級生にも関わらず自分よりも大きな才能、高いプロ意...
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【第201号】藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その13 『まんが道』その1
コメ0 マクガイヤーチャンネル 72ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、藤子不二雄Ⓐの『まんが道』について書かせて下さい。●『まんが道』とは「童貞」と「映画」を共通点として藤子不二雄Ⓐの作品について語る本シリーズですが、いよいよ『まんが道』について語る回になりました。いわゆる「漫画家漫画」というジャンルがあります。漫画家を目指す過程や道程をテ...
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マクガイヤーチャンネル 第199号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その12 「『劇画 毛沢東伝』から『プロジェクトPOS』まで
コメ0 マクガイヤーチャンネル 72ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、ちょっと趣向を変えて、藤子不二雄Ⓐが描いてきたドキュメンタリータッチの作品群について紹介させて下さい。●Ⓐによるドキュメンタリータッチ『シルバークロス』の回で少し触れましたが、Ⓐには「ドキュメンタリータッチ」とでも呼ぶべき作風の作品群があります。また、そのような作風を様々...
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マクガイヤーチャンネル 第198号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その11 『少年時代』その2】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 72ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、先々週に引き続き藤子不二雄Ⓐの『少年時代』について書かせて下さい。●『少年時代』と当時の少年漫画誌当時の「マガジン」は、『釣りキチ三平』や『おれは鉄兵』が人気を博していたものの、発行部数で「ジャンプ」はおろか「サンデー」や「チャンピオン」に負ける長い低迷の時期にありまし...
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マクガイヤーチャンネル 第196号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その11 『少年時代』その1】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 73ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、藤子不二雄Ⓐの『少年時代』について書かせて下さい。●『少年時代』とは当時の少年漫画「藤子不二雄Ⓐと映画と童貞」というタイトルの本連載ですが、『少年時代』を外すわけにはいきません。『少年時代』は78年の夏から79年までの一年間「週間少年マガジン」に連載された作品なのですが、『少...
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マクガイヤーチャンネル 第192号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その10 『愛ぬすびと』と『愛たずねびと』その2】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 74ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、前々回に引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、『愛たずねびと』について書かせて下さい。●『愛たずねびと』とは「ここに二通の書類がある一通は茶色で、もう一通は緑色である二通の書類はちょっと見ると書式がほとんど同じで、色の違い以外、同じ書類に見えるが、この二通は全く違うのだ茶色の方は...
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マクガイヤーチャンネル 第190号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その10 『愛ぬすびと』と『愛たずねびと』その1】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 74ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、久しぶりに藤子不二雄Ⓐ作品、それも『愛ぬすびと』について書かせて下さい。●藤子不二雄Ⓐの最高傑作とは「藤子不二雄Ⓐの最高傑作はなにか」この問いに答えるのは、実のところかなり難しいです。「藤子・F・不二雄の最高傑作はなにか」という問いならば、答えるのは簡単です。『ドラえもん』...
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マクガイヤーチャンネル 第181号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その9 『魔太郎がくる!!』その4】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 77ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、『魔太郎がくる!!』について書かせて下さい。●ジオラマにみるⒶとFの世界観の違い前述したとおり、連載が進むと、単に「限度を越えたいじめを受けた魔太郎が、凄惨な方法で復讐し、恨みをはらす」話だけではなくなってきます。悪霊や悪魔といった人外の存在が敵...
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マクガイヤーチャンネル 第180号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その9 『魔太郎がくる!!』その3】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 77ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、『魔太郎がくる!!』について書かせて下さい。●『魔太郎』と映画『魔太郎がくる!!』は1972年7月17日号から1975年11月24日号まで、3年と4ヶ月にわたって連載が続きました。1年や2年で連載が終了した『黒ベエ』や『狂人軍』とは異なるわけですが、これだけ長期連載...
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マクガイヤーチャンネル 第177号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その9 『魔太郎がくる!!』その2】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 78ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、それも『魔太郎がくる!!』について書かせて下さい。●封印された『魔太郎』有名な話ですが、『魔太郎がくる!!』には「封印」された部分があります。これまでに世の中に出た『魔太郎』の単行本は5レーベルあります。①『週刊少年チャンピオン』での『魔太郎』の連...
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マクガイヤーチャンネル 第176号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その9 『魔太郎がくる!!』その1】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 78ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、それも『魔太郎がくる!!』について書かせて下さい。●『魔太郎がくる!!』とその魅力『魔太郎がくる!!』は1972年から1975年まで「週刊少年チャンピオン」で連載された藤子不二雄Ⓐの代表作の一つです。藤子不二雄Ⓐについて詳しくない方でも、本作の名前やキャラク...
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マクガイヤーチャンネル 第172号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その8 『黒ベエ』】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 79ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、それも『黒ベエ』について書かせて下さい。●「居候漫画」としての『黒ベエ』藤子作品で『黒ベエ』と聞けば、藤子・F・不二雄の『ジャングル黒べえ』を思い浮かべる方も多いでしょう。『ジャングル黒べえ』は一時期「封印作品」として出版されなかった時期があり...
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マクガイヤーチャンネル 第171号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その7 ブラックユーモア短編その2】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 79ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、それもブラックユーモア短編について書かせて下さい。●分類とテーマ藤子不二雄Ⓐはこれまで約60編のブラックユーモア短編を描いています。連載版『黒ィせぇるすまん』や『夢魔子』や『戯れ男』『番外社員』などの連作(短期連載作)を含めれば、100編以上になる...
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マクガイヤーチャンネル 第168号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その6 ブラックユーモア短編その1】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 80ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、前々々回に引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、それもブラックユーモア短編について書かせて下さい。いよいよこの時がやってきましたね。●Ⓐにとっての短編仮に自分がⒶ作品で最もお勧めの作品は何かと問われたら、『まんが道』や『魔太郎がくる!!』を頭に浮かべたりしながらも、「ブラックユーモア...
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マクガイヤーチャンネル 第165号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その5 『怪物くん』】
コメ1 マクガイヤーチャンネル 80ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、前回に引き続いて藤子不二雄Ⓐ作品、特に『怪物くん』について書かせて下さい。●怪獣ブームと『怪物くん』その昔、「怪獣ブーム」と呼ばれる社会現象が何度かありました。最初のそれは1966年~1968年の間とされています。TVでは、1966年に『ウルトラQ』や『ウルトラマン』や『マグマ大使』が...
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マクガイヤーチャンネル 第164号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その4 『忍者ハットリくん』】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 81ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、前回に引き続いて藤子不二雄Ⓐについて書かせて下さい。●『オバケのQ太郎』の成功『オバケのQ太郎』がヒットするまで、二人で一人の漫画家「藤子不二雄」は一介の中堅漫画家に過ぎませんでした。トキワ荘に住んでいたころの仲間である赤塚不二夫が『おそ松くん』という大ヒット作を発表し...
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マクガイヤーチャンネル 第163号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その3 『わが名はXくん』と『オバケのQ太郎』】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 81ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、161回に引き続いて藤子不二雄Ⓐについて書かせて下さい。●『シルバークロス』リメイク作品『銀十字』前回、すっかり書き忘れていたのですが、『シルバークロス』にはリメイク作品があります。それが『銀十字』です。
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マクガイヤーチャンネル 第161号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その2 『シルバークロス』】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 81ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、158回に引き続いて藤子不二雄Ⓐについて、具体的には『シルバークロス』について書かせて下さい。●『シルバークロス』とは前回、藤子不二雄Ⓐの映画に対する造詣の深さについて書きましたが、映画的魅力の詰まったⒶ作品といえば、初期の名作として評価も高い『シルバークロス』が挙げられるで...
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マクガイヤーチャンネル 第158号 【藤子不二雄Ⓐと映画と童貞 その1】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 82ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、安孫子素雄というか藤子不二雄Ⓐについて書かせて下さい。●藤子不二雄Ⓐという男先日発売された『藤子不二雄Ⓐ&西原理恵子の人生ことわざ面白“漫”辞典』を読んだのですが、巻末の対談で「これが最後の本になると思うので、ぜひたくさんの人に見てもらいたい」などと書かれていて、ちょっと切...
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マクガイヤーチャンネル 第102号 【手塚治虫版『やれたかも委員会』】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 95ヶ月前
さて、今回のブロマガですが、前回の放送のまとめというか、『紙の砦』と『すきっ腹のブルース』について改めて語らせて下さい。●『紙の砦』について1989年に手塚治虫が亡くなった時、色んな人が色んな媒体でお悔やみの言葉を書きました。COMIC BOXの手塚追悼号にて宮崎駿がアニメ制作者としてダンピングを始めた手塚治...
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マクガイヤーチャンネル 第68号 【おれの童貞時代その5】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 103ヶ月前
おはようございます。マクガイヤーです。なんやかやと忙しいせいか、すっかり風呂で寝るのが癖になってしまいました。我が家のバスタブはちょうど体にピッタリなせいか、溺死する危険性はなさそうなのですが、掌や足の裏から脂っ気が無くなるのが悩みです。さて、前回のブロマガの続きです。釣りは短気な人向けの趣味で...
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マクガイヤーチャンネル 第67号 【おれの童貞時代その4】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 103ヶ月前
おはようございます。暖かくなったので毎日半袖を着ているマクガイヤーです。この前、仕事で東京ビッグサイトに向かったのですが、りんかい線が人身事故で止まったのでゆりかもめがコミケの10倍くらい混んでいました。そこで、浜松町からバスで向かったのですが、こちらも激混み。きっちりスーツを着た人たちの汗が床に...
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マクガイヤーチャンネル 第66号 【ブロマンス映画としての『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 104ヶ月前
こんにちは。連休が名残惜しいマクガイヤーです。もっと休みたい……若いアシスタントをお迎えしてお送りした「『シビル・ウォー』と『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』」は如何だったでしょうか?訂正というか、話し忘れたことがあります。アースちゃんの元ネタはアトムに加えてマグマ大使なことと、星野輝子の...
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マクガイヤーチャンネル 第65号 【おれの童貞時代その3】
コメ1 マクガイヤーチャンネル 104ヶ月前
おはようございます。連休の谷間のマクガイヤーです。久しぶりにナオトさんが出演してくれた「最近のマクガイヤー 2016年4月号」は如何だったでしょうか?打ち上げでも話題になりましたが、『アイアムアヒーロー』には本当にお客さんが入ってほしいですね。『シビル・ウォー』の話もちょっとだけしましたが、「虫に乗っ...
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マクガイヤーチャンネル 第64号 【おれの童貞時代その2】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 104ヶ月前
おはようございます。大忙しなマクガイヤーです。昨日まで御蔵島に小旅行に行っていたのですが、リアル仕事での文章作成と小旅行が重なると何もできないというのが分かりました。このブロマガも旅行の帰りの船内で書きましたよ。 さて、前回の続きです。 大学のサークル勧誘といえば、大声で新入生に声をかけまくり、あ...
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マクガイヤーチャンネル 第63号 【『青春100キロ』とおれの童貞時代その1】
コメ0 マクガイヤーチャンネル 104ヶ月前
こんにちは。映画を観ている途中に椅子が揺れて、アワアワしていたマクガイヤーです。数年前に閉館した銀座シネパトスという映画館は地下にあり、横を地下鉄銀座線が通ると場内に唸り声のような音が鳴り響いていました。それと同じように、劇場の前をダンプでも通っているのだろうか――などと思いながら映画を観ていたの...