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WACOMデジタイザ搭載タブレット。その名は!
2015-02-27 12:00612ptワコムデジタイザ搭載タブレット。その名は!
こんにちは、おこpです。今日はとあるタブレットの話です!
ある日、カワバタ氏の手元で見慣れないハードウェアが起動し、Windows8が展開されていた。スタジオひまわりにはWin8機はなく、ということは同氏個人所有。
同氏の手元で動いていたそのマシンはどう見ても10インチ程の大きさのタブレットである。
同氏はスマホなんて持つ気は無いと普段から断言していたので、自分には内心で少し驚く出来事であった。
スマホとタブレットは大きさが違うだけで似たようなものじゃないのかと自分は思っていたためである。
だがスマホとタブレットは同じような操作形態ではあるものの、電話機能の有無でその用途は全く変わってくる。
なるほど、同氏は電話の代わりでスマホにする気は無いということであり、携帯ガジェットに興味がないという事ではなかったのか。と、気がつく事となった。
同氏もついに静電容量方式(指の腹などで触るやつ)のガジェット持ちになったのか、などと思いちらちら見ていると、同氏の手元は何か少し違う事に気がついた。
何ですかその手に持ったペンは!。
ペンでタブレットを触るということは表面弾性波方式(ツメやペンでさわるやつ:3DSなど)か電磁誘導方式(ワコムみたいな筆圧感知のあるペンのやつ:iphoneなど)という事。
聞いてみると筆圧のあるワコムのペンタブ機能がついているという。
なんとそのタブレットは静電容量であり電磁誘導あるという。
要はワコムの液晶ペンタブレット機能のついたタブレット。
すごい物を買いましたね。
どうせお高いんでしょう!と思いながらたずねて見ると。
ヤフオクで2万円ちょっと。
はぁっ!? 安い!! 安すぎる!?
windows8機のワコム液タブ付きでそのお値段。
win8ということはSaiやコミスタやclipスタジオなどが動くということであり、それはアンドロイドタブレットでは絶対に不可能な事である。
というわけで触らせていただいたところ、確かに筆圧感知しておりペンの追従性も悪くない。若干筆圧の認識が硬い気はするが漫画のネームやラフくらいなら普通にこなせそう。
それが2万円代。
しばらくヤフオクを金額チェックしておりましたがこの話の当時は本体23000円~。
現在は25000円~30000円くらい。
買うわーすぐ買うわ~。超買ってくるわ~。
と、思ったのですが実は自宅でも液晶タブレットが必要になってしまったため、まずは液タブUX21の動作品ジャンクを先に購入してしまったため自分は一時断念中であります。
この記事を載せると在庫の残弾数が減ってしまう可能性があるのでできれば購入は自分が買った後でお願いします!。来年くらいには買うので!
で、肝心のその機体とは、2013年くらいに絵描きの世界では騒がれたマシンだそうで、しっかりとしたまとめサイトなどが出来上がっているものになっておりますので、嗚呼あれかと思う方も多いかもしれません。
というわけで、その機体のちょっとした主観の特集的なものを今日はいたしますが、自分自身で買ったわけではない事と実質自分自身が直接触った時間はかなり短いことを予めお伝えしておきます。
後日カワバタ氏が絵で購入者レビュー的な事をしてくれるとのことですので、もうしばらくお待ちください。
まずは大井のタブレット試用中「なにこれ結構いけるじゃん」の写真とそのとき作成された画をお楽しみください。
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漫画家の備忘録・面白さの約束=期待を裏切らない、予想を裏切る
2015-02-24 21:16612pt漫画家の備忘録・面白さの約束=期待を裏切らない、予想を裏切る
こんにちは、大井昌和です。
ようやく某企画会議用のネームも終わり、通常営業に戻ったもののブロマガの記事がなかなか書けない期間が続いて申し訳ありません。
前に書こうと思っていたネタの一つに、黒瀬陽平の運営の思想を引いてきてガンダムビルドファイターズ、夜のヤッターマンを語ろうとか思っていましたが、俺の中のsirobakoブームのおかげでまあいいか、という気になったので概要だけ書いておくと、
・運営の思想で作られるアニメが、過去のコンテンツを文脈に使うことで、傑作を産もうとする制作者たち。逆に個人作家が使えないインダストリアルを使うことで運営の思想と制作の思想を結びつける作品群が夜のヤッターマンやビルドファイターズではないか?
というものでしたが、とりあえずshirobakoが完結したら、それのテキストを書こうかと思っております。
そこで今日は何を書くのかといえば、「漫画家の備忘録」と題して漫画を描く上で頭に入れておくことを小出しにしていこうかと。
なぜ小出しかといえば、一気に書くと本1冊分くらいになって大変なことになるからです^^;
というわけで今回は「面白さの約束=期待を裏切らない、予想を裏切る」
さて漫画家の備忘録とはなにかといえば、大体の漫画家は知っていることを言語化していこうというものです。
「これからの漫画の書き方の話をしよう」とか言ってましたがなんか違うな〜とか思ってました。なぜなら作家はみんな知ってるだろう、これくらい、というのがあって書いてて申し訳なくなってくるからで。
そこで備忘録と言ってしまえば、みんな知ってても何人か忘れてるかもね?ね?とか思い自分的に落ち着けたので、こんなタイトルにしてみました。
・面白さの約束
例えばトリコという漫画がある。これは読み切りの掲載時ですでにマックスの面白さを持っていた。連載を開始してもあの連載の面白さを持ってはじめられた。
だがしかし今のトリコにそれがあるだろうか?
トリコという作品において大きな岐路になったのはクッキングフェスティバルだ。ここで作者の島袋は予想を裏切ることに意識を行かせた。
それはトリコたちの所属するIGOとライバルである美食會の全面戦争という読者の予想を、第三勢力であるNEOの起こす混乱の中の衝突というひねりを加えた。
読者の予想を裏切るためだけに出てきネオという存在。これはつまりそれだけの意義しか持たせられなかったもので読者の予想の裏をかいたのだ。
作家というのは受け手を驚かせたい存在ゆえに、島袋の考えも理解できないではない。
だがしかし、作品の面白さのひとつに「読者の期待」というものがある。「こうなるだろう」「この二人の戦いが始まる」これは予想であると同時に期待なのだ。
例えば、SFを期待して開いた本に宇宙船もサイボーグも超能力も未来も書いてなかったらどうなるか?
対してかつてのジャンプ黄金世代であるゆでたまごや車田正美は読者の期待通りの展開で面白さを保証をし、そこに予想を裏切る敵が現れる展開のさせ方は、ガチンコ対決をしっかりさせた後、より強いものが登場するという、言って見れば今の時代ベタともいわれる形を強固にした。それでも読者が熱狂したのは何かといえば、キャラクターだ。
我々はキャラクターを見ている。
トリコも強烈なキャラクターを配置し、ライバルも強いキャラクターがいた。
そのキャラクターのぶつかり合いや、見たこともない食事を食べるキャラクターを見るのがトリコという作品だった。
そういうものを読者は「予想」していたが、その予想の方にはまらない展開を作家はしようとした。その予想が、期待という言葉に置き換わることを知らなかったわけではないと思う。
ではなぜ島袋がそのようなことをしたのか?
それが僕がいつもいう、漫画を語る言葉の不足だ。
「読者の期待は裏切らずに読者の予想を裏切る」
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【ネタバレ注意】DJムタ:映画『渇き。』感想文~このミステリーがすごいのは、これを原作だと言っちゃうところ~
2015-02-07 11:30612pt【ネタバレ注意】DJムタ:映画『渇き。』感想文
~このミステリーがすごいのは、これを原作だと言っちゃうところ~
こんにちは、ムタです
2015年も宜しくお願い致しますの最末端にムタも位置づけてくださいませ
関係ないけど最末端とマンハッタンって似てるよね
去年の話になりますが
先月の12月って何のイベントもない寂しい月でしたよねー
1月は初詣に行ったり、お正月を(職場で)過ごしたり…と
いろいろあったのですが
12月は毎年本当に何のイベントもない月でした
年末なんだから、なんかイベントとかやればいいんですよね
お正月を控えているからですかね?
あ、来月の2月も何のイベントもない月ですよねー
お正月の後だからですかね?
あったとしても、節分くらいですか…地味ッスねーw
豆くらいしか食うもんないや…と、ああ、最近だと恵方巻きがありましたね
でも~、たまには甘いものとかも食べたいものです
12月と -
新書刊行計画 第二章 実作編 ◼︎企画とはなにか
2015-02-04 11:45612pt新書刊行計画 第二章 実作編
◼︎企画とはなにか
・マーケティングと作家の個性は天秤に乗らない
こんにちは、大井昌和です!
もう2015年も2月ということですでに焦り気味の大井ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?新書刊行計画を真に受けて少しづつですが真面目に文章を書き溜めてる大井ですが、竹書房のKくんからはあれから何の音沙汰もありません。・・・それでも書き続けますが!
このあいだの放送で紹介したセイブザキャットの法則。
この本も前半はかなりの量を企画の作り方に割いていました。これは脚本術の本の中ではかなり珍しいと思います。このブロマガの読者さんにも改めてぜひ手元に置くことをお勧めします。
さて、新書刊行計画もようやく第2章。この2章も企画に関する話であります。
「マーケティングと作家の個性は天秤に乗らない」・・・意味がわかりづらいタイトルで反省してます^^;多分ちゃんと本にする時は変えると思いますが、とりあえずは最初に発表した目次の通りに進めていきます!
そもそもマーケティングとは何かといえば、経済学のマクロ的な視点で見る言葉だ。それに対して作家の個性が大事とは言われますが、これは非常にミクロ的な視点だ。
だが漫画制作においてこの相反する概念を両立させる必要があるというお話。
まずマーケティングという言葉を漫画制作の現場においてなぜ口にするのかという問題がある。
マーケティングというのは要は統計の話だ。統計という数学はどの数式を使いどのような集計を行うかで全く結果が異なる。それをただ単にマーケティングという言葉で一括りにする時点であらゆるものが見えなくなる。
では漫画の現場で必要な「マーケティング」とは何か?
今現在の市場調査を行い、最も売れているものを調べることではない。
現場で必要なのは、「未来の市場」で売れているものを知ることだ。つまりはあらゆるマーケティング調査は無駄だということ。
ではなぜ現場でマーケティングなどという言葉が流通しているのかといえば、やはり漫画を制作する現場は文系のコンプレックスがあり、数式に弱いとしか言えない。
出版社の営業が出してくる数字や、今売れているものはただの結果に過ぎない。これは「今の市場」をデータに計算した「結果」であるということは数学的に自明であることがわかる。
では漫画におけるマーケティングとは何かということになる。
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大王の漫画料理再現: ミッドナイトレストラン7to7 「柚子の香りの利いたロール白菜」
2015-02-01 11:45612pt大王の漫画料理再現:ミッドナイトレストラン7to7 「柚子の香りの利いたロール白菜」
こんにちわ、おこpです。今回配信する記事は、漫画の中にでてくる料理を再現するサイトや本を作っていらっしゃいます大王さんから寄稿していただきました。よろしくお願いいたします。大王さん、ありがとうございます。
寒い季節がやってきました、そんな時期にピッタリの温かい料理です。まんがタイムスペシャル連載中、胡桃ちの先生の作品。「ミッドナイトレストラン7to7」単行本6巻の低学歴プロフェッショナル回で、野菜をたっぷり入れた鍋の一つ。「柚子の香りの利いたロール白菜」
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