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  • マンガ起業論(同人誌)・補足版 2013年8月11日

    2013-10-13 23:32  

    マンガ起業論・補足版 2013年8月11日
    ワンピース、21世紀以降のマンガにおける「進撃の巨人」の価値


    なぜ「進撃の巨人」がすばらしいか。
    これを語る言葉を不勉強ながらあまり聞かない。
    宇野常寛が言及した、彼が得意とする、若い世代を取り囲む現代社会からの言葉くらいが聞くに値するものだが、それは「進撃の巨人」の社会学的引用であるからして、マンガそのものの言葉を作りたい人間にはまだ足りない。
    宇野が言ったのは、すでに敵がいない今の世の中に現れる不気味な存在としての巨人、ということであった。
    これは「進撃の巨人」の語った物語の説明としてはうなずけるところでもある。だが、「進撃の巨人」がなぜここまでマンガ市場や、さまざまなプレイヤーにコミットした説明には至らない。
    それはやはりマンガの批評がないからである。
    「進撃の巨人」をマンガ批評するならばこう語るべきなのだ。
    『20世紀のマンガ文脈を

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