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記事 30件
  • 【Mリーグ】副露のレンジを広げる効果

    2022-11-30 13:00  
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    親の近藤選手が2副露したシーンです(牌図A)この時点では近藤選手のテンパイを判別するのは難しくやを、自分の手次第で勝負することもあり得ると思う。(牌図A)から数巡経ったシーンです。近藤選手の手牌はあれから進展がありませんがが通って4枚見え、近藤選手はやが不要という情報が上書きされている。字牌は、、の3種類。役牌暗刻の両面待ちならやがあるが――いくら良い待ちとはいえ、この程度で松ヶ瀬選手がを勝負するイメージは浮かばなかった。印象によって打牌が変わることもある例えばサッカーで、強烈なシュートを放つFWがいたとしても、事前にわかっていれば予めマークするなど対策も立てることができるだろう。例えば野球で、もの凄いストレートを投げる投手がいたとしても、事前に球種がわかっていれば、打ち返すこともたやすいなのではないだろうか。前局に近藤選手が仕掛けたシーンです。近藤選手はこの局を1500点でアガリましたが
  • 【Mリーグ】TEAM雷電の一日

    2022-11-29 15:00  
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    本田選手が初牌のを掴んだシーンです。親の堀選手はソーズのホンイツ確定的ではいかにも切りづらいところ。本田選手は――ほぼノータイムでツモ切りしました。昨シーズンとは別人のような押し引きという印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?風林火山オーディションから本田選手を見始めたのですが、風林火山オーディションの時とも別人のような気がします。まだ本田ウオッチングを始めて30戦程度ですから、本田選手がどういう打ち手か?を知るには短すぎたのかも知りません。麻雀打ちのタイプには2種類あってA・好調時は相手の手牌よりも自分の手牌を中心に考えることができているB・好調時は自分のイメージ通りに相手の手牌や展開を読めている 
  • Q&A

    2022-11-28 13:00  
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    受けが狭くなるのが嫌でカンできず (牌図A)カンしますね。ちなみにカンしないとしたら次巡のチー、ツモとかはテンパイを外します。この巡目、この素材、この点数状況で2600で良し!とは、僕はあまり思わないです。待ちの良さ(強)+ラス目ということで微妙に感じつつ強く押し押しそうです。待ち(強)が一番の判断基準ですね。世の中には3翻だと押すけど2翻は押せない・・・という人が一定数います。例えばホンイツ役牌やタンヤオドラ2は押すけど役牌ドラ1やタンヤオドラ1は押せない・・・とか対リーチ押し引きは2000と3900の打点差よりも待ちの良さや点数状況が重要になるケースが多いです。いよいよ残り筋がなくなって――マンズで迂回しましたうまい! と思います。しっかりカウンティングが出来ているのが良いですね。→ターツ落としリーチなのでカン以上の待ちである可能性が高く、ソーズとマンズの無筋が全滅している。ピンズもと
  • 【Mリーグ】積極的な選択をするべき局面を選別する

    2022-11-27 16:00  
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    南2局、瀬戸熊選手がチーテンに取ったシーンです。1枚目の、も場に1枚も打たれていないこの巡目、かなり意外な選択でした。 
  • 【Mリーグ】プレイスタイルではなく、考え方の変化を求めるべき

    2022-11-26 12:00  
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    プレイスタイルを変えると成績は向上するのか?例えば、放銃率が高いプレイスタイルの選手が守備的な選択を増やすことによって成績は向上するのか?例えば、消極的なプレイスタイルの選手が積極的な選択を増やすことによって成績は向上するのか?結論から話すと、それだけでは成績は向上しない。プレイスタイルを変えることにより成績が向上するとするならば、新たな成功体験を積み重ねることによって自身の経験則をアップデートし、戦略の幅を広げより良い選択肢を増やしたことによる結果でしょう。高宮選手が近藤選手のリーチ宣言牌をスルーしたシーンです。 
  • 【Mリーグ】知識が増えただけでは上達しない

    2022-11-25 16:00  
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    丸山選手が単騎で追っかけたシーンです。、、が場に打たれていて好形変化が少ないこと。単純に打点アップを狙ってリーチ。この選択自体は全く問題ないと思います。ただ――もしも単騎が良い待ちだからリーチを決断したというのなら危うい理由だと思います。そもそも仲林選手はメンツ手かどうかも怪しいですし、伊達選手に至っては情報が全くない。となると、が良いと思う根拠は松ヶ瀬選手の第一打と、が4枚切れなだけ。仲林選手と松ヶ瀬選手がを持っている可能性が低いとしたら、相対的に伊達選手が持っている可能性が上がるとも予想できます。場況を妄信するプレイヤーが増えているここでいうが良いという情報はとの比較なら、が若干良いかも? 程度の情報に過ぎない。丸山選手にも、断片的な情報だけで場況を妄信し過剰に反応してしまう傾向があるのではないだろうか。例えばこのシーン。丸山選手が何を切ったかというと――だった。おそらく伊達選手の打松
  • 牌譜添削 天鳳七段

    2022-11-24 17:30  
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    3着率が3割近くと異常に高く平順2.5以下で点数に至っては大幅マイナスです。鳳凰卓合計3500試合でも3着率が27%近くあります。粘れる手で降りてしまったり、1、2着時にオリすぎてるのではないかと考えています。 また低打点でも僅かに鳴いた方が得な場合とかに他家の立直を恐れてスルーしてるケースも多くありそうです。この3着率なので当然終盤に連対してる時に結局3着で終わるパターンがとても多いです。
    今日の牌譜添削はAさんです。3着率は高くても、鳳凰卓でラス率.220前半は立派な数字ですね。要するに――・2着を獲れたかもしれないけど3着に終わった・トップを獲れたかもしれないけど3着に終わったこの2つを減らしたいということですね。今日の記事は「損益分岐点」などについて話をします。ドラのを切ったシーンです。東場の親番、この点数状況僕ならこの「局のテーマ」は加点をメインにします。よっては切らずにですね。
  • 【Mリーグ】スキル不足が明るみになった1局

    2022-11-23 16:00  
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    現物以外で安全度の高い牌を見極めること麻雀の中でも非常に重要度の高いスキルです。不要な牌を切って必要な牌を残すゲームですから牌の切り順によって安全度、危険度が変わったりします。つまり牌理力、洞察力のスキルが低いと安全度、危険度を見極めるのが難しくなります。東家の本田選手は3連続副露でした。チー 打 チー 打 チー 打 北家の岡田選手も3副露です。2人の仕掛けに挟まれた瑠美選手の手牌。しかし非現物以外にも安全度の高い牌があります。それは何でしょうか?本田選手の最終手出しはでした。もしもシャンポン待ちだとしたら――  このケースに当たる可能性があります。しかしの中にが入るケースは無いと断言できます。2副露目が チー 打 もしもがシャンポン待ちで当たるとしたら――ここからをチーして打としたことになります。考えにくいですよね?岡田選手のは手出しでした。→のカンチャンターツ払いです。岡田選手にがシャ
  • 少年ジャンプ+で麻雀漫画の連載が始まった件

    2022-11-22 19:00  
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    少年ジャンプ+にて11月21日(月)より麻雀漫画「雀児(ジャンジ)」が連載されます。少年ジャンプ系列の連載で麻雀漫画は(多分)初です!かわいい園児たちが繰り広げる麻雀劇、ぜひ当日ご覧ください!#ジャンププラス pic.twitter.com/syhAmsFgrY
    ― 平岡一輝 (@kazuki_hira) November 5, 2022
    取り扱う内容に厳しいイメージのあるジャンプ系で麻雀を題材にした漫画の連載が始まるとは・・・・良い意味で時代の流れを感じますね。参照記事・ジャンプ+新連載「雀児」 凄まじいミスが発覚しネット騒然wwという中で、作画のミスに対し麻雀フリークからいくつかの指摘が入っていた。漫画は人気が生命線もちろんミスがないほうが好ましいのは間違いない。しかし、少年誌を購入する顧客層をターゲットにした場合、作画の正確性が漫画の人気に大きな影響を及ぼすかといえばそうでもない気がする。むしろ作画のミス程度で叩く麻雀フリークみたいな層は、最初から顧客ターゲットに入っていないまであるのではないだろうか。Mリーグの生命線は何か?もはや100万視聴者数が当たり前になってきたほど年々視聴者が増えているMリーグ。 
  • 【Mリーグ】不器用な選手はトータルで得をするか?

    2022-11-21 21:00  
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    西家、東城選手がを切ったシーンです。ドラをこのタイミングでリリースしてポンテンのかわし手も視野に入れる選手もいると思う。例えばマンガンをツモられた場合、Mリーグのような順位点の大きなルールだと、素点分の失点以外にも最終着順率が下がることによる失点も大きいので、かわし手の価値も高くなる。逆にプロ連盟Aルールの場合は、30000点持ち30000点返し(トップボーナス無し)順位点が +8 - +4 - ▲4 - ▲8(※)Mリーグと比較すると順位点の割合がかなり少ないので、かわし手の価値が低いルールといえる。どちらの選択にも一長一短ありドラを先切りする、Mリーガーのも半数くらいいそう。(※)2人浮き2人沈みの場合の順位点1人浮きは +12 - ▲1 - ▲3 - ▲8  1人沈みは +8 - +3 -1 + - ▲12、終盤までもつれた場合、長打を狙える可能性が残るのが、ドラホールド派のメリットといえるでしょう。東城選手がを打ったシーンです。なるほどの危険度と、やや薄目な両面×2の強度そして自身の打点を考えるとここでリャンシャンテン戻しも納得の一打でしょう。