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記事 31件
  • 鳴き読みを鍛える

    2023-08-31 12:00  
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    (牌図A)ダブ南ポンとドラ3下家に5翻確定の仕掛けが入ったシーンです。を勝負しました。今の内!という感覚なのだと思います。まず南家は最初からとがトイツだったと思うんですよ。ホンイツやトイトイなど特別手役を狙っている風でもないですよね。(牌図B)例えばこんな河なら、まだノーテンの事も多いと判断するかもしれません。(牌図C)この河だとホンイツを狙っていそう・・・ 同じくまだノーテンの事も多いと判断するかもしれません。しかしこの捨て牌で、この牌姿だとは全然勝負できませんね。牌譜主さんは(牌図A)も(牌図B)も(牌図C)も、早い巡目ということで同じ感覚で勝負しているような気がします。・中張牌の余り枚数・手役に固執していなそうなこと・対5翻確定の仕掛け早い巡目だとしてもベタオリする要素は多すぎます。今回は南家の速度感をもう少し感じた方が良いでしょうね。今回は牌譜主さんの希望で、汎用性のある鳴き読みの
  • 一歩先ゆく絞りの技術

    2023-08-30 16:00  
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    手牌読みを意識しながら、 実践と牌譜の見返しを繰り返しています。  今回の牌譜の中でこんなことが読めるなど、 汎用性があるものかあれば教えていただきたいです。というわけで、今回の牌譜添削は読みの話を中心にやります。トップ目で迎えた南2局、ライバルの下家が三役確定の副露している状況です。下家に鳴かれたくありませんし、対面や上家のリーチにも備えたい。とても難しい局面だと思います。ここではが良いと思うのですが、仮にを選ばなかったとしたらという話をします。おっと、チートイツで粘ろうという話は論外ですよ!愚形に鳴かれにくい牌を選ぶツモられるのが嫌なら、好形テンパイよりも愚形テンパイのほうがツモられにくいですよね?捨て牌が、、と三種の8が並んでいます。こういう時は上目の愚形であることは少ないと判断するのです。カン7やペン7はもちろんのこと、カン6やカン5の受けが残っている可能性も少ないということ。だか
  • 【雀魂】逆転のアプローチ

    2023-08-29 16:30  
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    https://youtube.com/shorts/fgFjcSDbxPI?si=bW3Qxyz1CeLl9tAA順位点が大きいルールでは最終着順を意識しますよね。特に動画のように点差が離れた状況においては、たとえ親番が残っていたとしても、最終着順を意識して逆転の構想を練る必要があります。南1局、残り持ち点300点では――この素材で高打点を狙うよりも飛び回避とリーチ棒獲得がメインテーマとなります。2800点持ちとなった南2局の親番。この巡目でこの素材なら高打点1本狙いですね。テンパイ外しに関するetc 1打点を狙う訳ですから一旦テンパイに受け、マンズの一通、引きの高めピンフイーペーコーを狙う構えが良いでしょう。何でもかんでもテンパイ外しをする人がいますが、今回は好形リーチが目的ではなく、あくまで打点狙いが目的なのです。これはを切ってテンパイ外しが推奨です。引き高めピンフイーペーコーは逃し
  • 【Mリーグ】2023シーズンを終えて 麻雀格闘倶楽部、渋谷ABEMAS

    2023-08-28 16:00  
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    【Mリーグ】2023シーズンを終えて フェニックス、ドリブンズ編【Mリーグ】2023シーズンを終えて パイレーツ、サクラナイツ編【Mリーグ】2023シーズンを終えて 雷電、風林火山編KONAMI麻雀格闘倶楽部
    レギュラーシーズン 592.2pt 1位セミファイナル 172.8pt 4位ファイナル 204.6pt 2位
    佐々木寿人 213.3pt 6位/32人Mラン4位 → 今シーズン6位攻撃or守備、極端な手組や戦略を取る選手です。その戦略が局面にマッチしていることが多く、抽象的にいえば「嗅覚が優れているプレイヤー」といった感じですね。 
  • 昇級を狙うのではなく最適戦略を意識する

    2023-08-27 19:30  
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    雀王戦B1リーグは第7節を終了幸運にも恵まれ6位まで浮上することができた。後12半荘、降級は考えなくても良いポジションといってもいいだろう。昇級までは最低でも100以上プラスを積み重ねなければならない。トップは後何回必要? とか 何回までラスを引いても大丈夫! とかそういうのは机上の空論でしかなくて、実戦ではトップを狙わない局面も、ラスを受け入れる局面だってある。与えられた素材、点数状況、他家の動向に応じて、常に一打一打最善を尽くすここから先はA2リーグに昇級するための最適戦略を、臨機応変に捻りだせるよう最善を尽くしたいと思います。東3局東家・ドラ ポン ツモ自分の副露の影響もあってかピンズが高い場況でした。残りツモ番が3回というところでテンパイ。は初牌、は1枚切れ。点数状況は自分が30000点を少し超えた2着目、2000点弱上のトップ目が14巡目にリーチという状況です。テンパイ打牌のは超危険牌。高め12000のテンパイだがどうするか? 
  • LuckyJに共感してみよう

    2023-08-26 12:00  
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    東1局西家、LuckyJは何を切ったでしょうか?LuckyJの選択はなんと! NAGAも呆れています。やを使ってブロックを作るとドラが出ていく可能性が上がります。ドラを打たない前提の手組だとしたら納得しますが・・・・ちょっとキモイですねw東2局南家、LuckyJは何を切ったでしょうか?LuckyJの選択は、NAGAは怒っていますが、この巡目だから打点アップの種としてを抱えるのは共感できますね。LuckyJお得意の初打ペンチャン外しです。から~のLuckyJはのチーをスルー。僕は鳴きそう・・・NAGA君、キミもかい?東4局北家、LuckyJは何を切ったでしょうか?これは素直に字牌を並べました。打としたシーンです。なるほど、今回の字牌並べは下家のダブポンに対応した感がありますね。ちなみにNAGAも打を推奨しています。でもこれは人間代表として言わせてもらおう。打のほうが打よりも優れていると思いま
  • 選択肢に気づくこと

    2023-08-25 15:00  
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    今日の記事は過去記事を加筆修正したものですオーラス、ラス目と4300点差で迎えた3着目。リーチは避けたい点数状況ですので、ここは役有りテンパイを目指したい。リーチ棒を出すリスクはラス目の条件緩和点差をしっかり考えた上で判断しましょう。は遠いですが三色の種、役牌の孤立も残すとあらば、ここはしか打てません。ラス目南家が3巡目にをポン。2着目北家の2副露には赤が2つ入っています。南家の仕掛けは悲報ですが、北家の仕掛けは3900以上確定でも朗報かもしれませんね。・南家は→の両面ターツ落とし、強引なトイトイ、ホンイツ またはドラ単騎に持っていったか・北家はタンヤオ、または役牌バックか役牌暗刻といったところでしょう。北家の3副露目がこちらです。ソーズのペンチャン払い順、そしてを最後までしつこく持っていた件。役牌バックというよりも、タンヤオの可能性のほうが高いのではないでしょうか?南家の仕掛けに北家が、
  • LuckyJのホンイツ判断

    2023-08-24 17:30  
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    ドラトイツのチャンス手です。みなさんはこの配牌から何を切りますか?ターツ不足、数牌切るべからずの法則。NAGAの推奨は、僕も間違いなくを切ります。しかしLuckyJの選択はでした。LuckyJは孤立2、8牌やペンチャンの評価が、NAGAよりも僕よりも低いのでしょう。だったらピンズと字牌で10枚あるので、ホンイツを見た方が有利と判断しているのでしょうね。参照記事・10枚チンイツドンジャラ理論10枚あったらホンイツを―― 確かにこの手はマンズ部分がカンチャン、ホンイツにしてしまえばマンガン確定なので、字牌残しも面白そうです。2枚切れの字牌を合わせた後はホンイツは諦め――孤立を残し字牌をリリース門前リーチモードに移行したような感じです。続いてはこの配牌。さすがにホンイツはなさそうですが――LuckyJの選択はではなく打でした。確かに次ツモソーズか字牌で10枚になりますし――孤立程度の牌ならば、1
  • 複数の要素で判断する

    2023-08-23 19:00  
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    (牌図A)上家のリーチを受けて一発目、どうしますか?これはプッシュを選択する人が多いと思います。今日のテーマは判断要素の優先順位です。安全牌が無いから押すよねはい、正解です。しかし安全牌が無いことをメインの理由にしてはいけません。(牌図B)例えばこの牌姿、同じく安全牌がありませんが――この牌姿であれば勝負とはならず、のトイツ落としでベタオリになるでしょう。(牌図A)最初の牌姿に戻ります。イーシャンテンですが形が良くアガリ確率はそれなりに高い牌姿といえましょう。アガリ確率がそこそこ高い牌姿なので安全牌が無いならアガリ確率を下げない方がマシという判断になるということです。(牌図B)この牌姿ならば――アガリ確率がそれほど高くないので安全牌は無いけども無筋を切ってベタオリします麻雀は総合力勝負です。1つの要素で優劣を判断するのではなく、常に複数の判断要素で優劣を判断します。安全牌が複数あります。そ
  • 牌譜添削 天鳳四段

    2023-08-22 17:30  
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    天鳳プレイヤーのおじさんの打ち方を参考にしながら最近打ってます。 以前木原さんの記事で他人の打ち方を自分にインプットして実践していくと書いてあったと思うのですが、今まで人の打ち方を参考にしながら打つということをした方がなかったので正解がわからない、終着点があっているのか不安です。 もっと気楽に打つべきなのでしょうか?今日の牌譜添削はBさんです。強い人の打ち方を真似るのは良い練習方法です。僕が昔、東風戦の麻雀荘で働いていた時の事ですが――麻雀の手っ取り早い上達方法は人真似、つまりコピーだ。それからは立ち番時には遠藤の後ろに必ず張り付くことにした。環境も味方した。当時は新規オープンということで、お客さんも少なくとても暇な店だった。麻雀を打つ以外は特にやることもない。 手組や押し引き、副露判断に至るまで、遠藤ならどう打つか―― そればかりを考えながら打った。遠藤のコピーを意識し始めた最初の月は過去最高に負けた。翌月も全然ダメだったし、そのまた翌月も結果が出ることはなかった。僕は本当に麻雀のセンスが無かったのだろう。ただ人よりも秀でたところがあるとしたら、たったひとつだけ心当たりがある。 飽きずにコツコツとやり続けることができること 毎月500~600ゲーム、それだけの実戦練習時間と、立ち番中の研究時間があって、遠藤に初めてスコアを勝ち越すまでに半年以上もの時間がかかってしまった。※木原note 麻雀の師匠 より抜粋
    インプットよりもアウトプットが大事強者が何を考えて打っているのか? 自分なりに解釈し、独自の見解を発展させること。その上でアウトプット、実戦で試してみることが練習です。僕が遠藤の麻雀を真似し始めて軌道に乗るまで約3~4か月、東風戦で約2000ゲームの時間を要したと思います。試行錯誤の連続でしたね。